※早川 千尋の巫女になることになった。　彼の神域で今は過ごさせてもらっているようだ。

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【現在の姿絵は2枚。ドラゴン型と人型】

かつて桃色のドラゴン型妖精だったもの。現在は星の力を宿した星霊に近い存在となっているようだ。
本来の姿の体長は僅か10cm。
少しぽっちゃりしたドラゴン型の体型はプニプニしていて、翅はビロードのような触り心地。
翅の部分は先端に向かうにつれて宙（そら）を映し、星が散らばっている。

原初の力を開放することで、10mの星の竜の姿に変わることもできる。
見た目はほぼ本来の姿と変わらないのだが、翅が大きく竜の翼のような形状になっていたり、宇宙を映し出す霞を纏っていたりと変化はある。

姿かたちが変わろうとも、甘いもの好きは健在。
勿論甘いものから魔力を作り出すので、甘いもの探しは欠かさない。

甘くないものも食べれるけど、できれば甘いものがいいな。

人型へ変化することもできる。その際は小さいものから大きいものまで。小さいときは15cmになる。
大きい姿の時は150cmの青年。やはり性別は分からない。
また、小さい姿になっても青年姿を維持するようになったようだ。

甘いものをくれる人はいい人。懐く。
甘いものをくれた人には魔力の籠った甘い花の香りがするビー玉みたいな石を残していくことがあるようだ。
たまに石とそっくりだがちゃんとした飴になって渡してくれる時もあるらしい。

間違って踏んづけても、誤って手で叩きつぶしても、大丈夫。粉になって散るけど、また戻る。
 

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―――とある島に生まれた、名前のない妖精は、様々な人に愛されて、星霊となって、宙（そら）に昇った。

宇宙がある場所に、空がある場所に、星がある場所に、コリノという名の星は輝いている。

それは、小さくとも、力強く輝く、赤い新星――――