聖宮佐樹
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名前 聖宮佐樹(ヒジリミヤサキ)
性別 男性
年齢 21歳
身長 160㎝
体重 54㎏
普通の男子大学生兼世間を騒がす連続女子高生殺人犯
性格は人懐っこいが、積極性に欠ており集団生活を好む典型的な日本人気質。
大人しく、かつ人畜無害で虫も殺せないような性格をしている。
しかし家族思いで家庭的、特に親元を離れてから一緒に住んでいる伯父にはとても懐いていて、通学前に伯父の朝食と昼食を作り置きする為、かなり早起き。
休日伯父と遊びに行くのをいつも楽しみにしているが、当の伯父は引きこもり気味で家でのんびりしたいらしい。
恨み辛みとは無縁の性格と裕福な家庭で愛されて育った青年が、不運にも不具合によって殺人鬼と化した。
ミラクル青春パワーなどという謎のパワーを操るミラクル女子高生。
女子高生を狙って犯行を行う
動機は「青春は尊く永遠に終わらせるべきでは無い物、だけど皆時と共に辞めてしまうから、その時のまま殺せば永遠に青春は続く」という思想から
彼は良い事をした気になっているし、それによって青春パワーを感じるので無駄にちょっとずつパワーが強化されている。
男子高校生も青春を保存したいがやり返されると怖いので女子高生を狙う
そして彼が女子高生の格好をしているのは主に「女子高生は青春の具現」であると考えている為で女装趣味とかではない、青春趣味。
伯父さま。と慕う相手は本当の伯父ではないが、彼は伯父さま。の妹の末裔でそっくりらしい。
彼はとっても不思議な力を持っているが、あまり利用することは無い、一般人に使う必要なんて無いし。
同じ場所で続け様に犯行を行わない
同じ手口を使わない
を徹底している。
凶器は刃物鈍器銃、それ以外にも毒や睡眠薬を使って溺死させる等、一切拘りが無い。
銃なんて使えなさそうだが、父親が猟友会に所属していた為、鉄砲という物が全く日常から離れた物という意識は無く、そして普通の生まれの人間よりも危険性や強力性を良く知っている。
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本人はあまり理解して居ないが、彼は純粋に「強い」存在である
だが彼には生まれながらに人間としての才能が無い。
青春パワー等という胡乱な事を言うが、それは妖術・仙術等に使用できる燃料、妖力や霊力のハイブリッドのようなものである。しかしそのような物は本来存在していない、つまりそれは彼が強く信じ込んだ所為で、青春は全てを凌駕する最も尊ぶべき物と信じた末の奇跡のような物である。
……と、言えば謂れは良い。その青春パワーは、彼の言う「青春保存行為」で増幅する、つまり、人を殺せば殺す程力が増幅する。性質的には生贄を求める獣の神や妖に近く、彼はもしかすると最早人間では無いのかもしれない。
生粋の妖であり悪神である伯父から「自衛に」と教わった術を少しだけ使えるが、自衛が必要な存在だと彼に思い込ませる事によって、獣としての自覚をさせない為である。
彼は時に、無自覚に超常的な直感能力を発揮する
明日雨が降る、あの道には行かなくてはならない、あそこを通ると悪い事が起きる。
そのような感。という物は誰にでも存在している。しかし彼の物は千里眼だとか、未来予知だとか、つまり通力の類である。
その為、毎回捕まらず、犯行現場に死体だけが残る。次の犯行現場を予測してもそこを綺麗に避ける、無自覚に。
だが、元々抜けており、すぐ物を落としたり転んだり、日常生活からして結構なドジが多く、そして無自覚にそんな事をしているので露骨に髪や服に返り血が付着していたりしたまま外へ出る。
日常生活で抜けていても人を殺したりなんかする時には、凡そ、普通であればそんな事は起きない。当たり前だが神経質にもなる。
彼にとって、そのような行為は普段の日常生活と変わりの無い事である、だから常にどこか抜けている。そういう存在である。
この存在は、生贄を求める獣の神だ、まだ幼く未熟な獣の神であり、生贄を求め続けるだろう。
だが、彼が獣として成立した時、彼が宣うように本当に、青春で終止符を打てば永遠に青春が続くという事は妄言では無くなるかもしれない。
犠牲者が幸福であるかはまた別の問題として。