ユーグ=ログ=エイリアス

star5
らすおだAでは<コレ>です

<略歴>
遠い世界に居る「青人形」と呼ばれる魔王の従者。
従者というか、無茶振りで酷い目に合う係。

「日々ドタバタして、泣いたり笑ったりして自分を楽しませろ」

という外道な命令に縛られて日々、不満をぶち撒けながら騒いでいる。

元の世界では対立種族の黄金狼の迫害により殺されそうになっているところをレア種族コレクターの「青人形」に拾われた。

自分の種族である蝕狼は種族的に絶滅させられる寸前で、従者になることでそれをまるっと保護された恩に縛られている。

毎日エブリディで苦労が尽きないためすっかりと荒んだ性格になってしまった。


<性格>
昔は家族思いの純真な少年だった。
が、目の前で黄金狼の一党に親と妹をバラされてからは一気に豹変。

刹那的に生きる粗野なチンピラなのかクズなのか……みたいな、ようするにロクデナシになった。

「青人形」に拾われてからは荒んでる暇もないくらい常識外れの酷い目に合わされてる。
そのせいで一見、丸くなったようにも見えるが余計に色んなものへの見切りが酷くなった。

人間よりは異形、亜人といった余り人に好まれ無さそうな種族が好き。


<種族:蝕狼/エクリプス・ウルフ>

月が満ちると弱くなり、欠けると強くなる人狼の一種。
一般的な通説では人狼は満月と共に強くなるが、蝕狼はその逆をいく。

理由は月の神に嫌われたからとも、闇の神に祝福されたからとも言われるが、真実は定かではない。
(実は後者である)

「人」⇔「人狼」⇔「狼」 の3種類の姿を自由に遷移することができる。

人狼、狼化すると真っ黒い体毛を持った狼になるし、人間の姿でも黒髪黒目が基本デザイン。
なのだが、ユーグは「青人形」の従僕となった際に毛に青が多く混じり、目が赤くなった。

後述する侵蝕汚染という能力を危険視された結果、元の世界では絶滅危惧種になるまで数が減っている。

主な敵対者は

・光神を崇める宗教団体とその関連組織
・人狼種:黄金狼

現在は「青人形」の保護下にあり、ギアナ高地のような地形をした山奥で静かに暮らしている。
ユーグだけが外に出ているわけだが、家出した不良が家に帰り辛いみたいな感覚があって、滅多に里帰りはしない。

他の蝕狼はユーグに感謝しているので優しく迎えるのだが、それが余計に居心地悪いらしい。
実は存命な祖母は全然顔を見せない孫を大変心配しており、毎日寝る前に闇の神と「青人形」に息災を祈っている。

「青人形」が保護する原因になったユーグは敵対者から超嫌われているが、ユーグも敵を絶対殺すマンなので問題はない。


<侵蝕汚染>
魔力を自分以外のものに浸し、支配する種族固有の異能。

侵蝕を受けると対象の表面は黒く染まり、泡立ったような表面を持つ異形となる。

支配された生物:
一部なら、その部位を操作され、完全に支配されると自律稼動する操り人形化する。
支配された生物もの:
タールのように粘性のある液体のようになり、自由に変形・操作される道具に変わる。
原理としては浸される魔力を介して存在する力を書き換えており、強制的に変質させていく。

形式的には呪いの一種。
闇の神が面白半分で与えたわけだが、変質させられた元ネタが何なのか分からないと解呪が非常に難しい。

見た目も効果も露骨に

「すごい悪いものだコレ!」

なので、光、善側の神を崇める宗教組織からは分かりやすい悪、あるいは魔物として狩られる対象となった。
(闇の神に祝福されているのであながち間違いでもないが)

また、人狼種の最大勢力である黄金狼は

「こいつらが増えると手に負えなくなるから間引こう、絶滅しても可」

ということで、適当に理由をでっちあげて殺しにかかった。
が、「青人形」が保護を宣言したため、手が出せなくなった。