ズィッル・ヤ・スプンティウロ
口数の少ない巨漢。燃費の悪い健啖家。
言葉がつまりづまりで表情もないに等しいため無愛想だと思われがちだが、単に感情表現を得意としないだけの好青年。とある大陸の僻地の山あいに存在する閉鎖的な集落から飛び出してきた田舎者であるため、常識が抜け落ちていることもしばしば。
趣味は読書と(魔物)料理。

【種族:不定の者について】
食物のエネルギーを源とした変形と再生能力を種族特性とする少数民族。
本来の姿…というより生まれついての姿が異形。皆一様に黒い外殻に覆われ顔に当たる部分にぽっかりと穴が空いた化け物であり、この姿を近しい者以外に見せることは掟で禁止されている。集落から出る個体にはこの掟を疑問視する者もおり、ズィッルもそのひとり。
その姿の不気味さから昔は「無貌の者」と呼ばれ、魔物として各地で討伐対象になっていた。

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