迦仙堂 琥毬

star6
身長
150.3cm
年齢
???歳
種族
猫又
好き
人間、掃除洗濯、マタタビ、魚類、炬燵、人間の精気、インスタント食品、ゲーム等のサブカルチャー
嫌い
調理、面倒なこと全般、蛇、生イカ、たまねぎ、コーヒー
様々な種族が住まう、始源混沌世界『ケイオス・キュリーデ』出身の猫又。妖怪である。
その中でも極東に位置する島国「煌律《あきつ》」と呼ばれる国で生まれ育った。


涅琥麗山《ねこまさん》にある、迦仙堂と呼ばれる寺院に長年住んでいる。
15,6歳程の少女の姿をしているが、数百年前から世に生を受けている妖怪である。
かつて死病を流行らせ、広い地域で途方も無い数の死者を出した大蛇の妖を退治したことがあり、
それが迦仙堂建立のきっかけ、由来となった。
そんな彼女であるが、今現在も妖の起こす大きな事件を解決しているかというと――そうでもない。
無論、妖の起こす事件を感知すれば解決の為に動くが、昔ほど頻度は高くない。大蛇を倒す為に、その力の多くを失ったが故である。また、命を救われた人間達に長い間持ち上げられた為、ぐうたらな生活を送るようになり、すっかり堕落してしまったためでもある。

近頃は暇な時間の殆どを現代の娯楽(主にゲーム)で潰しており、本来の活動源である人間の精気だけでなく、インスタント食品やジャンクフードといった食事をとりながら暮らすような堕落を極めた隠遁生活を送っていた。その思考は基本的に快楽主義者である。面倒なことは大嫌いで調理も苦手だが、掃除と洗濯は大好きである。綺麗好き。

尻は軽いが、心は純情で、自分に琥毬という名を付けた「初恋の男」以外には心を許したことが一度も無いという。

戦闘スタイルだが、あまり直接戦闘は得意ではない。彼女の最も得意とするのは他人を癒やすことである。
自らの精気を送ることで対象の傷を癒やす「精気送り」を始めとした、多くの癒やしの技を使う。

装備しているものは以下の通り

・九浄癒印・麟猫涛遮《くじょうゆいん・りんびょうとうしゃ》
手の甲にある印。妖力を破壊力に変換、放出することが可能。

・善悪霊異之妖鈴《ぜんあくりょういのようりん》
首輪の鈴。これによる妖力増幅で失われた力の一部を補っている。

・纏身結界《とうしんけっかい》
全身に纏っている不可視の簡易結界。これがある為、身軽な服装でも攻撃に耐えられる。
アホ毛を中心に展開されているという噂だが、真偽は定かではない。


イラスト:つがさん