リコリス

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名前:リコリス・ネルタリフィス
性別:女
年齢:16
種族:人間と精霊のハーフ
武器:精霊魔法

好きなもの:家事・ジャグリング・妄想・精霊に関する民話や絵本、昔話の蒐集
嫌いなもの:強引な人・刺激の強い食べ物

拠点?のようなもの


【説明的なもの】
リコリスは精霊使い(スピリッツ・ユーザー)の元冒険者です。精霊使いとしての素質は天才の域に達していて、その副産物として魔法全般に対する多少の知見や感覚・センスを持ちます。
特定の精霊と契約しているわけではなく、大気中に漂う低位・中位精霊にその場で協力してもらっています。
元の世界では、リコリスたち精霊使いにとって特定の精霊と契約している精霊召喚士(スピリット・サマナー)は憧れの存在であるため、名前があるような精霊を相棒にしている方は尊敬されるでしょう。
リコリス本人が半分精霊であるため、人外や精霊、霊体などスピリチュアルな存在に好かれやすい傾向にあります。
また、本人も精霊についての逸話や童話などを好みます。
妄想癖がありますが、本人は「精霊魔法はイメージ力が命だから、これはイメトレなの!」と主張します。

精霊魔法について
簡単に言えば「精霊に魔法を代行してもらう魔法」です。
詠唱しながら念じることで、精霊に念じた通りの魔法を使ってもらうことができます。このときの再現度と出力は、術者のイメージがどれだけ具体的か、想いがどれだけ強いか、詠唱の長さによります。
術者がやることは精霊にイメージを伝えること(と、必要なら魔力を譲渡してブーストする)だけなので、消費魔力は極めて少ないことが長所です。
代わりに他の体系の魔法に比べて出力が落ちやすく、実戦クラスに耐えうる魔法を使うには
妄想癖イメージする力が必要です。

 

リコリスが唱えている詠唱の、ざっくりとした解説。

実際に使った例

1段目 『 ル・カーネイ・トリ・ラキス
2段目   森のおばけきのこ
3段目   浮かぶわたあめ
4段目   また会う日まで
5段目   雨がっぱ-レインコート- 』

▽1段目:『起動鍵』(きどうかぎ スタートアップ・キー)
精霊魔法を使うときの決まり文句みたいなものです。
これを唱えることで精霊魔法が使えるようになります。
1人に1つ固有で、精霊省に届け出をして登録します。
リコリスの起動鍵は精霊王の物語に出てくる一節で、精霊王が人間の娘に求婚したときの口説き文句です。
熟練したら省略可ですが、気合を入れたいときや難しい魔法のときは詠唱したりします。

▽2段目:『詠唱文:第1連』
ここから詠唱の本体。どんな魔法を使いたいかによって変わってきます。
詠唱文は1節~5節で構成されていて、長ければ長いほど効果が強くなります。今回は1節のみ。
第1連は「出力要素」。つまりは魔法の属性決めです。火の魔法にしたいのか、水の魔法にしたいのか……。
今回は傘をイメージしたいので、「でっかいきのこみたいな傘がいいなあ」ってノリで決めてます。

▽3段目:『詠唱文:第2連』
第2連は「挙動要素」。どんな挙動・カタチをしてほしいかの設定です。
今回は雨除け、つまり空からの雨粒を防ぎたいので、対象の頭上で傘が浮かんでいるイメージを「雲」から連想しています。
第2連の節数を増やすと、挙動はより厳密に、カタチはより正確になります。

▽4段目:『詠唱文:第3連』
第3連は「条件要素」。主に効果時間を特に決めたいときなどに使いますが、わりと応用が利きます。
第3連以降は設定しなくてもいいことが多いのであまり使われません。連数が増えるごとに詠唱難易度が跳ね上がるというのもあります。
今回は単純に「また会う日まで」。ここでリコリスがイメージしたのはだいたい数日程度でしょうか?

▽5段目:『発動鍵(はつどうかぎ アクティベート・キー イグニッション・キー』
これを唱えると魔法が完成・行使されます。これもそれっぽければOK. 術者本人がノれるかが一番重要です。