F・フォイル

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名前
F・フォイル
種族
人魚(?)
性別
年齢
10代半ば~後半
身長
150cm台
Talk:泡沫の踊る花畑

目が覚めたら透明な壁に囲われ、水の中で息をしていた。
指の間には水を掻く膜。耳には大きな白いヒレ。
鎖が錆びて千切れた、壊れ掛けの鉄枷が尾びれの付け根に嵌められている。

知っているのは、鎖の先に付いていたのであろう錆びた鉄球に「F・foil」という文字が刻まれていること。
覚えているのは、この水槽の中でずっと誰かを待っていること。

それ以外のことはよく分からないけれど、とりあえず水は腐りも減りもしないし、空は綺麗だし。
何故だか水中から外にいる人とお話が出来るし、水槽はふわふわ浮かして動かせるし。
なんとなく毎日楽しいから、今日ものんびりと揺蕩いながら誰かを待っている。
髪:白
瞳:金
耳ひれ・尾:白
長く伸ばした両サイドの髪を編み込んで後ろに流している。
手には水掻きがあり、尾びれの付け根に鎖の千切れた枷が付いている。
垂れ目がち。左鎖骨に「Ⅸ」の刻印。

この世界に至るまでの一切の記憶が無い。
傍らに沈んでいた鉄球に刻まれている「F・foil」という文字をひとまず自分の名前にした。
水面に顔を出して言葉を発することも出来るが、水中から自分の意思を飛ばして会話することを好む。
所謂テレパシーであり原則的にはフォイルからの一方通行。
相手方に会話の意思がある場合にのみ、水中に在っても相手の声を明瞭に聞くことが出来る。
その辺りの原理は自分でもよく分かっていないらしい。

水槽は幅250cm、奥行160cm、高さ180cm。
フォイルの意思で自在に動かすことが出来る。
常になみなみと水が入っており、水嵩が減ってもいつの間にやら元に戻る。
材質は不明だが触ると硬く、割れてもやはり元に戻る。


画像はNina様(SKIMA)より。