雨寺司郎観察日記
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司郎:
「おいしくおいしくおいしくなーれ♪
えへへ、藪井せんせー喜んでくれるかなぁ」
朝、台所でおでんをぐつぐつ煮込んでいる。味見をしてうーんと首を傾げた。
「もうちょっと煮込まなきゃ……でも時間が……」
えへへ、藪井せんせー喜んでくれるかなぁ」
朝、台所でおでんをぐつぐつ煮込んでいる。味見をしてうーんと首を傾げた。
「もうちょっと煮込まなきゃ……でも時間が……」
- 藪井先生のためだ!納得行くまで作る
- 遅刻はやばい
10/08 23:45:16 ENo.8 more_vert
司郎:
「せんせーに喜んでもらえるなら遅刻ぐらい!それに司郎走るの速いもん、だいじょうぶだいじょうぶ!」
悩む余地すらなかったようだ。納得行く味になるまでおでんを煮込んだ。
「くーっ、めちゃくちゃおいしい!最高のおでんができたよ!」
急いでおでんをタッパーに詰め込み、学校へ行く準備をした。
悩む余地すらなかったようだ。納得行く味になるまでおでんを煮込んだ。
「くーっ、めちゃくちゃおいしい!最高のおでんができたよ!」
急いでおでんをタッパーに詰め込み、学校へ行く準備をした。
10/08 23:51:29 ENo.8 more_vert
司郎:
「よし、本気で走る!!よーいどん!!」
びゅん、とかなりの速度で通学路を駆け抜けて行く。
【遅刻の原因】
びゅん、とかなりの速度で通学路を駆け抜けて行く。
【遅刻の原因】
- おでん
- 理科ちゃん
10/09 00:00:03 ENo.8 more_vert
司郎:
「あっ、理科ちゃんせんせー!おはようございます!」
(自転車の方が速くないのかな……?)
一輪車で颯爽と走る理科教師と並走して話していたことでスピードが落ちたようだ。
無常にも教室に着く前にチャイムが鳴り響いた──
(自転車の方が速くないのかな……?)
一輪車で颯爽と走る理科教師と並走して話していたことでスピードが落ちたようだ。
無常にも教室に着く前にチャイムが鳴り響いた──
10/09 00:07:38 ENo.8 more_vert
司郎:
「えーん!なさけないよぉ」
遅刻の罰として1時間廊下に立たされることとなった。両手に水の入ったバケツをぶらさげべそをかいている。
途中、英語教師が廊下でセグウェイに乗っているところを目撃したりしながら時間は過ぎていった……。
遅刻の罰として1時間廊下に立たされることとなった。両手に水の入ったバケツをぶらさげべそをかいている。
途中、英語教師が廊下でセグウェイに乗っているところを目撃したりしながら時間は過ぎていった……。
10/10 00:11:39 ENo.8 more_vert
司郎:
ようやく教室へ戻ってきた。席につくと後ろの席の男子が声を掛けてくる。
男子「おい雨寺、お前おでんくせぇんだよ。学校におでん持ってくんじゃねぇよおでん男女~」
司郎「むっ……おでんのなにが悪いの!このおでん最高においしいんだからね!」
男子「信じらんねー。普通おでん弁当に持ってくるかよ?冷めてるしまずいだろ」
司郎「そんなことないもん!!」
男子「おい雨寺、お前おでんくせぇんだよ。学校におでん持ってくんじゃねぇよおでん男女~」
司郎「むっ……おでんのなにが悪いの!このおでん最高においしいんだからね!」
男子「信じらんねー。普通おでん弁当に持ってくるかよ?冷めてるしまずいだろ」
司郎「そんなことないもん!!」
- このおでんを喰らえ!
- 藪井せんせーのおでんは食べさせられない
10/10 00:34:03 ENo.8 more_vert
司郎:
司郎「そういうことは食べてから言ってよね!!」
さっとタッパーを取り出し大根を半分に割ると男子生徒の口に突っ込んだ。
男子「もがっ……!!……!?なんだこれ、うめえ……!!」
司郎「これでわかった!?司郎のおでんはちょっとぐらい冷めてもおいしいんだよ!もうおでんに文句言わないでよね!!」
男子(こんな美味いもの初めて食った……雨寺……。)
モブ生徒の胃袋を掴んだりしつつ時間は流れ、昼休みとなった。うきうきした様子で保健室へと向かう。
司郎「よーし藪井せんせーに食べてもらおう!えへへ、楽しみだなぁ」
さっとタッパーを取り出し大根を半分に割ると男子生徒の口に突っ込んだ。
男子「もがっ……!!……!?なんだこれ、うめえ……!!」
司郎「これでわかった!?司郎のおでんはちょっとぐらい冷めてもおいしいんだよ!もうおでんに文句言わないでよね!!」
男子(こんな美味いもの初めて食った……雨寺……。)
モブ生徒の胃袋を掴んだりしつつ時間は流れ、昼休みとなった。うきうきした様子で保健室へと向かう。
司郎「よーし藪井せんせーに食べてもらおう!えへへ、楽しみだなぁ」
10/10 00:44:41 ENo.8 more_vert
司郎:
「……ふぅ」
絹雄と別れた後、なぜか赤い顔でトイレから出て来た。
「次の授業は調理実習だ!急がなきゃ。」
絹雄と別れた後、なぜか赤い顔でトイレから出て来た。
「次の授業は調理実習だ!急がなきゃ。」
10/25 08:19:25 ENo.8 more_vert
司郎:
「ええっ!?司郎は体育なの!?」
女子は調理実習、男子は体育。自分は調理実習だと信じて疑わなかったのだが、ここに来て自分は男だという事実をつきつけられた。
【choice[怒る,泣き落とし,説得する] 司郎の取った行動は…… : 泣き落とし】
女子は調理実習、男子は体育。自分は調理実習だと信じて疑わなかったのだが、ここに来て自分は男だという事実をつきつけられた。
【choice[怒る,泣き落とし,説得する] 司郎の取った行動は…… : 泣き落とし】
10/25 08:35:44 ENo.8 more_vert
司郎:
「司郎だって……司郎だって女の子に生まれたかったよ!好きで男になったんじゃないのに!!」
普段そんなことを思いはしないがそういう方向で泣き落としを試みた。センシティブな問題であることから教師も理解を示し晴れて調理実習を受ける許可が下りる。
(本当にそれで悩んでる人にはごめんなさいしなきゃだよね……でも司郎が女の子だったら絹雄せんせーの子供が産めるし……。)
心まで女になりきっているわけではない。自分は男であり、この格好は似合うからしているだけだと思ってはいるものの、女の身体に憧れる部分もあることに気付く司郎であった。
普段そんなことを思いはしないがそういう方向で泣き落としを試みた。センシティブな問題であることから教師も理解を示し晴れて調理実習を受ける許可が下りる。
(本当にそれで悩んでる人にはごめんなさいしなきゃだよね……でも司郎が女の子だったら絹雄せんせーの子供が産めるし……。)
心まで女になりきっているわけではない。自分は男であり、この格好は似合うからしているだけだと思ってはいるものの、女の身体に憧れる部分もあることに気付く司郎であった。
10/25 11:02:56 ENo.8 more_vert
司郎:
「♪♪」
泣き落としまでした甲斐あって女子と一緒に調理実習をする司郎。今日作るのはブラウニーだ。
「この作り方よりこっちの方がおいしくなると思うなぁ」
勝手にアレンジを加えている。そのお味は……
80+【1D20 : 2】
泣き落としまでした甲斐あって女子と一緒に調理実習をする司郎。今日作るのはブラウニーだ。
「この作り方よりこっちの方がおいしくなると思うなぁ」
勝手にアレンジを加えている。そのお味は……
80+【1D20 : 2】
10/26 10:31:50 ENo.8 more_vert
司郎:
「うーん、ブラウニーって工夫のしようがないなぁ。」
手順に忠実に作ったブラウニーが出来た!アレンジの効果はなかったようだが完璧な出来上がりだ。
「藪井せんせーに食べてもらおっと!えへへ」
手順に忠実に作ったブラウニーが出来た!アレンジの効果はなかったようだが完璧な出来上がりだ。
「藪井せんせーに食べてもらおっと!えへへ」
10/26 10:43:36 ENo.8 more_vert
シロミ:
その時司郎の後ろに這い寄る小さな人影があった。
「いっただきー!」
ガブリ。司郎の持っていたブラウニーにかぶりつく。司郎の双子の妹、シロミだ。
「んー!おいしーい!しろーはやっぱりすごいね!シロミのつくったやつなんかもっとふにゃふにゃだよー」
「いっただきー!」
ガブリ。司郎の持っていたブラウニーにかぶりつく。司郎の双子の妹、シロミだ。
「んー!おいしーい!しろーはやっぱりすごいね!シロミのつくったやつなんかもっとふにゃふにゃだよー」
10/26 21:48:19 ENo.431 more_vert
司郎:
司郎「あーっ!シロミ!食べないでよ!藪井せんせーに食べてもらおうと思ってたのに!」
シロミ「いいじゃん、JCの歯型つきなんて喜ぶよ!」
司郎「それで喜んだら変態だよ!せんせーは変態じゃないもん!」
中学生と愛し合う教師(28)は変態ではないのだろうか……そう思ったが内緒の関係のため公の場で言うのはやめたシロミであった。
シロミ「いいじゃん、JCの歯型つきなんて喜ぶよ!」
司郎「それで喜んだら変態だよ!せんせーは変態じゃないもん!」
中学生と愛し合う教師(28)は変態ではないのだろうか……そう思ったが内緒の関係のため公の場で言うのはやめたシロミであった。
10/26 21:58:16 ENo.8 more_vert
司郎:
「もー、シロミのせいで作り直しだよ!もっと大胆にアレンジしちゃえ。」
80+【1D20 : 16】
80+【1D20 : 16】
10/26 22:00:57 ENo.8 more_vert
司郎:
「や……やったー!めっちゃくちゃおいしく出来た!こんなにおいしいブラウニー食べたの初めて!」
味見をしてぴょんぴょん飛び跳ねる。96点の信じられないほど美味しいブラウニーが出来た!
シロミ「おいしそー!食べさせて!食べさせて!」
司郎「やだ!!」
そうして実習を終え、放課後うきうきと保健室に向かうのだった──
味見をしてぴょんぴょん飛び跳ねる。96点の信じられないほど美味しいブラウニーが出来た!
シロミ「おいしそー!食べさせて!食べさせて!」
司郎「やだ!!」
そうして実習を終え、放課後うきうきと保健室に向かうのだった──
10/26 22:06:59 ENo.8 more_vert
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