魔力(パワー)買い取り屋


店と言っても露天商。道の椅子に座っている男がひとりいるだけ。

魔力、あるいはそれに類する世界へ働きかける超常の力(呪力法力精神力等々)を
専用の道具を使って抜き、相応の価格で買い取っている。

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> フルガネ(330)
「ケッ、気遣ってねー!大人の特権乱用すりゃいーさ!」

照れ隠しに語気を強め、どかりと貴方の隣に腰を下ろし足を組む。そのまま横目に画面の文字を追えば、悪気が無いことは分かっているようで可笑しそうに口角を歪めた。

「クラゲの奴らみてーに気楽じゃねェよ。フグの奴らみてーに膨らめねェし。毒っつってもまァ、ホントは噛み付きでもしなけりゃ平気だとは思うんだけどな。万が一って事があんだろ。」

そして組んだ脚に片肘を置き頬杖をつくと、ゆらり、と擬態を解く。髪と同じ色のうねうねと揺らめく蛸足が6本、貴方の視界に入るだろう。
10/24 01:20:11
> "シューレス"ハパロ(313)
フルガネ(ENo.330)
【厳密には雷の力は文明の力で、俺自身の力って訳じゃないがね。しかし海の力に毒とは。もしかしてクラゲに縁のある種族とか?あるいは触った程度で物や周囲に悪影響を及ぼすほどの毒となると、フグとか?】
画面を差し出した顔に悪気の気配はない。単純な興味から問うているようだ。いささか以上に失礼な聞き方ではあるが。
10/23 03:33:30
> "シューレス"ハパロ(313)
フルガネ(ENo.330)
『お気遣いどうも。体に悪いものを楽しめるのは、自分のケツを自分で拭ける大人の特権さ。』
話の流れからなんとなく自身を労ってくれたことを感じ取り、肩をすくめ礼を言う。

『恋に破れて泡になる、か。俺にはいささかロマンチック過ぎるな。』
貴方の冗談めかした言葉に苦笑いしつつ、困ったように目を伏せた。

(続)
10/23 03:32:47
> フルガネ(330)
「しかし、アンタが使うのは全部俺と反対だなァ。俺は海の力だから、雷やら火やらとはトンと縁が無ぇや。」

と、差し出されたキカイに目をぱちくりとさせた。視線を上げ、初めて眼前の彼の目を見る。ヒトのものではない水平な瞳孔は好奇心に溢れていた。
嬉しそうに伸ばされかけた手は、しかし直ぐに下ろされた。

「……あー、でも、止めとくわ。アンタの喉に毒やら付いちゃなんねーだろ。」
10/22 00:46:58
> フルガネ(330)
「ふーん、身体を虐めてるようなもんかい。確かにそりゃあアレだ、酔狂だわなァ。俺にはどうもそれは、うん、無理そうだわ。アンタも、……あー、何でもない。」

素直でない己の喉からは、労りの言葉は簡単には転がり出なかった。紛らわすようにコートの裾を一度払う。

「あー……っと、そう、電気。雷の力か。魔の力が無くてもいいなら、そりゃあ便利だわ。
しかし、言葉がねぇ。童話なら泡になって消えるヤツだぜ、それ。」

視線は露天商の手元のキカイに留めたまま、冗談めかして口角を歪める。

(続)
10/22 00:33:41
> "シューレス"ハパロ(313)
フルガネ(ENo.330)
『もしだったら少し触ってみるかい?』
もし貴方が望むなら、そう言って携帯端末を手渡すだろう。予め重要な操作には認証ロックをかけてあるので、誤操作などの心配はいらない状態だ。
10/21 22:44:49
> "シューレス"ハパロ(313)
フルガネ(ENo.330)
『慣れないと咽る。それに喉や肺にも悪い。だから吸ってるのはまさに酔狂だよ。』
そしてまた手元の端末に文字を打ち込むと、そちらへと見せる。
【魔法みたいに便利なことを、電気の力でやってくれるのが機械だ。
正確に言うと『声』は出るんだが、『言葉』が出なくてね。誰かに盗られたならそいつをとっ捕まえて取り返すところだが、これはまあ、病気みたいなものさ。】

(続)
10/21 22:42:26
> フルガネ(330)
「んあ?違うのか?煙を、吸い込む……?……咽せねぇの?」

怪訝な顔で咥え煙草に視線を向ける。火が苦手な己には、どちらにしろ謎が増えるだけで理解は出来なかった。
そしてもう一つの謎、向けられた箱に視線を戻す。文字は読めるようだ。

「キカイ?キカイっていうのか、コレ。はー、陸にゃあ便利もんがあんだなァ……。
しかしなんだ、アンタは喋んねーんだな。コレがアンタの喉って訳か。誰かに声でも盗られたか?」

手袋に包まれた手をキカイに伸ばしかけ、直ぐに引っ込めた。興味津々らしい。
10/21 22:08:31
> "シューレス"ハパロ(313)
フルガネ(ENo.330)
『仙人みたいに火と煙を食って生きられたら食料代が浮きそうだな。』
愉快そうにくっくっくと笑う。
『これは香りのついた煙を吸い込んで楽しむ嗜好品さ。』
読み上げ音声と共に咥えていたたばこを指で弾いた。
そして興味深そうな視線を感じると、携帯端末に文字を打ち込み画面をそちらへと差し向ける。
異界の者同士の会話が不思議と通じるように、文字が読めるならば表示された文章の意味を理解することが出来るだろう。
【これは物を書いたり、それを読み上げたり、遠くの人間と話が出来たりと色々便利な機械だ。さっきから聞こえる俺の言葉も、この機械が代わりに喋ってくれてる。】
10/21 21:14:39
> フルガネ(330)
「いや、金儲けは大事だ。 陸じゃあ銭が無ぇと腹ごしらえが難儀だからなァ。
……アンタは火と煙を食うのか? タバコっつーんだ、へぇ。変わってんなァ?」

やはり『声』が聞こえてくる場所が気になるらしい。
露天商が手にした『箱』に少し頭を寄せた。
10/21 19:21:19
> "シューレス"ハパロ(313)
『手段は似てるが、目的が違うな。他人に血をやる献血は善意の代物だが、俺のは純然たる金儲けだ。』
皮肉げに笑いつつ、さらに携帯端末に文字を打ち込んでいく。

『もっとも。たばこ代が賄えればいいから、ボロ儲けまで高望みはしないがね。』
10/21 14:40:27
> フルガネ(330)
消えた火の気配に息をつき、視線を合わせず礼を一つ。
と、次に聞こえた温度の無い『声』に、思わず露天商に不思議そうな視線を合わせた。

「……へーぇ、魔の力って売りもんになんだ。
ヒトが他のヤツに自分の血をやることがあるって聞いたことあったけども……。 似た様なモンか?」
10/21 03:06:17
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