入り江の桟橋小屋

とあるヒョウモンダコ人魚の住み家。

穏やかな入り江ののどかな浜辺、木造の小さな桟橋上に建てられた掘っ立て小屋。
小屋は一人暮らしに充分な広さで、一通りの家具が揃っている。
海で見付けた大きな宝箱の中には、彼の宝物(ガラクタ)が仕舞われているようだ。
日当たりの良い窓際には寝具である大きな壺。寝心地は最高。
片隅には穴が開けられ、直接海に繋がっている。

浜辺にはバーベキューコンロが一つ。パラソルとビーチチェアが二組、仲良く並んでいる。
その隣では魚の干物を絶賛天日干し中だ。

小屋ではサンゴの小瓶に詰められた解毒薬を販売している。
大方の毒であれば、中和または軽減できるようだ。
効能が強く、健康なときに服用すると逆効果になるので注意するように、とは人魚の弁。

小屋の反対側には網で囲われた生け簀があり、生きの良い魚や甲殻類など、捕らえた魚介類が泳いでいる。
他にも魚の干物や、海で拾った立派な貝殻や錨、美しい貴金属や宝石などがあるようだ。
生け簀前の立て看板には、『物々交換、承ります。』と蛸がのたくった様な字で書いてある。

解毒薬、魚や甲殻類、漂流物が欲しいなら、貴方の世界の物や何か珍しい物などと交換できるようだ。

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だばーんと海に飛び込んだ。すいすいと泳いでいる。
11/4 11:06:42
焼けた干物に行儀悪くむしゃりとかぶりつく。
あっと言う間に平らげると、カゴから引っ張り出したカニを殻ごとバリバリ咀嚼し始めた。

「まぁ、寝て食うだけなら困んねーけど……。前食ったあの甘いの、また食べたいなァ……。」

ビーチチェアに転がり、青空を見上げながらカニの脚をガジカジ囓る。
10/23 00:01:14
「さて、日銭稼ぎに得意分野を持ってきた訳だが。魚屋なんて今日日なぁんも珍しかねェし、なァ……。
……腹減ったしなんか食うかァ……。」

ビーチチェアに腰掛け、バーベキューコンロの網の下に乾かした流木を突っ込み、ライターで火をつける。火は苦手だが仕方ない。干物は焼いた方が美味いのだ。
ややあって、魚の焼ける芳しい香りがビーチに漂い始めた。
10/22 23:27:44
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