霧の国 - 王都城下町

魔界の北方に存在する極寒地に存在するひとつの国。
極寒の環境下ではあるが、女王の結界により護られており
唯一人々が集う場所として形作られた王都の中は
まだ国民たちが過ごせる程度の気温に維持されている。
結界の外は猛吹雪に晒されているが、城下町ではさらさらと雪が降り頻る程度である。

割りと近代的な建築物が立ち並び、過酷な自然環境とは裏腹に
国民が生活していく上では不足無く豊かな環境である事が伺える。
火は雪解け水やらですぐ消えてしまうので、灯りは電灯や
魔力を通して発光する雪の結晶体の様な鉱物が主に使用されている様だ。

時折、城から女王がお忍びで城下町の様子を視察しに来るらしい……
霧氷結界の外(他のトークルームや世界観なしロビー)とは地続きで繋がっている、みたいな設定です。
(歩いて霧の国を出入り出来る。ただし、移動中は意識がぼんやりして世界の境界線の辺りは認識出来ない)
薄い光の壁みたいな結界を抜けると、すぐに城下町の入り口の所に辿り着く~みたいな認識で大丈夫です。
もしくはお城の方に出てきちゃっても問題ありません。(近衛兵が出てきてちょっと不穏になるかもしれないけど)
基本的に友好的に交流していきたいので、何か雪と氷まみれの幻想的な所やな~程度に思っていただければ……

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> アリスティア(464)
Zeliska(ENo.135)
「結界の外…?」
貴方の言葉に不思議そうにするが、最後の言葉を聞けばなんとなく分かったのだろう、パッと顔を明るくして
「あぁ、俺はこの国…国だったのかここ。…まぁ、ここの人間じゃない。
 周りに結界があるっていうなら…多分、それを越えてきた人間になるんだろうな」
11/5 21:59:49
> Zeliska(135)
「……いや待て。
 民の顔はひとりひとり覚えている自負がある。
 だがしかし、そなたには見覚えが無い。
 もしや、結界を越えてこの国を訪れた者か。」
11/5 21:50:12
> Zeliska(135)
「これでも結界の外よりは大分暖かいものだ。
 お前も知っているだろう?この街の外の景色を。
 止まぬ吹雪、凍てつく大地……
 果てまで仄暗い、灰色の空の事を。」

つらつらと、淡々と言葉を紡ぐ女。
あなたがこの街に住む民だと思っていたが――
11/5 21:49:09
> アリスティア(464)
Zeliska(ENo.135)
「そ、そんな格好で寒くないのか?大丈夫か?」
少し驚いた表情で貴方に走り寄り、思わず声をかけていた。
11/5 21:39:26
> アリスティア(464)
Zeliska(ENo.135)
「ん?…?」
今まで普通に歩いていたはずなのに、いつの間にか不思議な場所に辿り着いていた。
見慣れぬ景色に思わず綺麗だな、と呟き…ふと、貴方が視界に入れば、ギョッとした表情になる。
11/5 21:37:09
さてさて、城を抜け出した事は臣下に咎められてしまったが。事前に外出の許可を得れば、許してもらえるとの事だ。

そうして正式に外出してきた今の自分は自由である。
身を隠す外套も着けず、街の人々に驚かれながら城下町を歩いていた。
11/5 01:21:40
後日。

再びあの場所へ訪れた。
その際、自身を死人と称した少年に出会った。
中々奇っ怪な出自の少年だったが、なんて事の無いごく平凡な様にも思えた。
……色々あって、彼はあの世界での初めての友人になった。友人など、何年振りだろうか。

自分でも気付かない内に、自然と笑みがこぼれていた。
11/5 00:11:13
うとうと。気が付いた時には身体が大きくぐらついていた。
どうやら居眠りをしてしまっていたらしい。
外套に積もった雪を振り払い、ベンチから立ち上がる。

「そろそろ戻らねば、城が騒がしくなる頃か。」

そう言いながらも氷の姫君の足取りは緩やかで
危機感を全く感じていないのんびりとした速度だった。
城下町の道を往き、自身の王城へと戻り始める。
11/3 21:41:31
「ふぅ……少し休むか。」

凍りついた噴水の広場に置かれたベンチに腰を降ろす。
降り頻る雪の冷たさなど、もう慣れてしまった。
子供達がはしゃいで遊び回る遠景をぼんやりと眺めながら
氷の姫君は明日の事について考えていた。

(明日も、もう一度領域の外に出てみよう。異界の英雄達がそこに居ると言うのならば……)

自分はこうして結界の外に出て、新たな出会いを果たしたが。では逆に、外からこの霧の国へと訪れる者は居るのだろうか?そんな可能性も少しだけ思考の端に置きながら。
11/2 23:44:56
少しの間だけ、この領域を離れてみた。
するとどうした事だろう。
目の前には見知らぬ土地が広がっていて、
同じく見知らぬ人物達が談笑していた。

この世界は、何処か違う世界と繋がってしまったのだろうか?
募る疑問を解決する術は無く、茶色い外套を被り直して
氷の姫君は城下町を歩いていく……
11/2 21:31:22
茶色い外套を身に纏った女性が、降り積もった雪を踏み締めて道を歩いていく。人々が行き交う通りは今日も栄える国の安寧を示していた。

「……ふふ。」

子供たちは遊び回って笑い合い、彼らを見守る親達もまた温かい目をしている。
今日もこの国は平和だった。
身を隠し、ここを訪れた姫君は外套のフードの下で小さく微笑む。

そしてまた、街を見て回る為に止めていた足を再び動かし始めた。
11/2 17:10:24
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