鬼の部屋

LO#Aで稼働中のキャラの部屋。
寂れて人の寄り付かない、打ち捨てられた施設を使っている。
見た目は相応にふる錆びているものの、部屋の中は主が綺麗に掃除したため人の住める環境だ。
ローテーブルにはソファ。どこから持ってきたのか、簡素なテーブルセットがある。
棚にはお茶や保存食。人をもてなす用意はあるようだ。

RP掲示板よりもリアルタイムロール寄りのトークルームです。置きレスも気軽に。
進行は返信を重ねるトークツリーを推奨。通知って便利ね!

offline_boltリアルタイムチャットを有効化
件表示
refresh
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「えへへ」
えへへ。
何で、と問われると笑って返した。妙な表情の変化もそうだし、土産を持ってきたりするところは少女にとって好感の持てるものだ。ただきっとそんなことを言ったらこの悪魔はムキになるだろうし、口にしないで煎餅を齧った。おいしい。

「ん?マツリは和風なお家だったから、こういうお菓子も食べる機会が多かったよ。だから好き!こっちに来てからはめったになかったけど……他のお店か。そうか。そっちはきっとふわふわの生クリームとかだ」
む、と真面目な顔で煎餅を齧っている。この悪魔は味が分からないらしく、食感でこれを選んだと言っていた。クッキーのことも気に入っていたようなので、ふわふわしたのよりもかたい食べ物の方がいいのかもしれない。心の中にメモだ。
11/11 02:11:23
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「お゛……俺が?何でだ、俺はいつも通りだ」

指摘され巻き付けた尻尾の先がビッ、と抗議するように伸び上がった。いつも通りだよな?と内心独りごちる。どうにもこの惑星に来てから調子が崩れる事が増えたようだ。気を引き締めねば、と変に難しそうな顔をして土産を持ち込んだ自身もまた煎餅を手に取ってガリリと齧った。

「これ買う時、若い女連中は他の店に集中してたが、久しぶりって事は嬢ちゃんはこういうの食うンだな?」

幸せそうな顔を見ると伸び上がっていた尻尾の先は満足げにぱたん、ぱたん、と揺れ始めた。
11/11 01:53:49
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「えへへ、ほんとはとてもびっくりしてるんだけど、おじさんの方が神妙な感じだからマツリ気が抜けちゃった」
時間が欲しいとはいえ、一度それと決めてしまえば、もう平気らしい。だから悪魔の様子にも気づいたし、その尾がいつもより落ち着かないのも見ていた。

「うん!お煎餅いただきます!」
にこにこしながら頂き物の煎餅を取り出して、一口。ばりばりと咀嚼している時にはもう、何やら幸せそうな顔になっていた。
「久しぶりだよー、おいしいお煎餅だ……!んふふ、しあわせ……」
笑顔だ。
11/11 00:53:49
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「ン、そうか。……まぁ、こんな話聞いてすぐ走って行くンじゃ俺まで驚いちまう。煎餅も折角買って来たンだ。とりあえずは、な。お茶飲んでソレ食って落ち着こうぜ」

落ち着こう、と言う悪魔の方が若干ソワソワしてしまっているのだが。自身の揺れる尻尾に気付くと少し慌ただしくソレを自分の体に巻き付けた。
11/11 00:11:09
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「あはは……大分見た目、変わっちゃってるもんね。仕方がないかなあ。
うん、後悔はよくないからね」
それはわかってる、と頷く少女は、「もうそういう経験をしているから覚悟ができている」とでもいう様だった。

「ちゃんと考える。ううん、もう決めてる気がするんだけど……ちょっと時間が欲しいっていうのかな、うん」
迷いながらもしっかりと言葉にした。それを意とするように、手元のお茶を飲み込む。
恐らくもう、少女の中ではどうするか決めているのだろう。少女は驚いてこそいたが、以前からそのことを考えていたようだった。
11/10 23:54:55
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「今の見た目伝えてもピンと来てなかったな。ツノ生えただけならまだ分かりそうなモンだが。
……急かしゃしねぇが、後悔だけはしねぇようにな。俺が会ったのは飲み会だの何だのやってるあそこだ。常に居る訳じゃねぇだろうが、あそこに顔出してりゃ会えるンじゃねぇかな」

揺らしていたお茶をぐい、と飲み干した。減らして揺らしていたせいで冷えてきてしまっている。諦めきった世界との繋がりを目の当たりにしたら、どう思い、どうするのか。一度少女が決めた結末とその結末を受け入れた男。気になる事はあれど、いずれも口をついて出る事は無かった。
11/10 23:33:24
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「ありがとう、本当に、ありがとう。突然会っちゃったらびっくりしちゃうもんね!もしかしたら誰かわからないかもしれないし」
死んだと思っている。それはそうだ、確かに自分は”死んでいる”。
「会おうと思えば会える、か……」
沈黙。悪魔にも思うところがある、ということが少女の心に染み入った。

「わかんないよね。あはは、びっくりしちゃって……
どうするか……元の世界……?」
唐突だ。少女にとっては、もう関わることなどないと思っていた世界。だから焦がれていた世界。それが唐突に目の前に現れた。

「えと……うん!ちょっと考えてみるよ。その、アギルベルトおじさんは……どこかに居るの?」
11/10 22:15:05
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「……正直、伝えて良いものか迷ったンだが、どうするか判断するのは嬢ちゃんのすべき事だと思ってな。
奴は嬢ちゃんが死んだと思ってる。しばらく探すみてぇだから、会おうと思えば会えるだろうよ。ただ……」

言いかけて、押し黙った。手元のお茶を揺らし、じっと見つめた後ゆっくりと息を吐いた。

「いや……一緒に行動してた嬢ちゃんが分からねぇモン、俺にゃ分からねぇよ。具体的にいつまで居るのかは分からねぇが、どうするかは嬢ちゃんが考えな。……元の世界と関わる最後の機会かもしれねぇぞ」
11/10 21:56:55
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「あ、えぇと……?え……?なんでここに居るの?」
明らかに狼狽した様子で、カップを持つ手に力が入る。聞いたって仕方がないことを聞いてしまう。
「死……そうか、マツリの……そっかぁ、そうなんだ……」
あの、表情も情にも乏しい男がそこまでするとは思わなかった。どうしてここに来たかは解らないが、自分を探すなどと考えるようには思えなかったのだ。

「おじさん、わざわざ教えてくれてありがとう。その人はね、確かにマツリのことを探してると思う」
悪魔の考える通りだ。あの男が、少女の願いの通りこの首を落とした男である。
「そんなことする人だと思わなかった……葬るとか、連れ帰ってやりたいとか――そんなこと考えるような人じゃないんだよ」
マツリは、きっと微妙なところにある悪魔の心境をはかりかねた。こんな話を聞いて、教えに来てくれる気持ちは想像できない。アギルベルトもそうだ。そんな風に動くなんて、考えもしなかった。

だから少女は困ったように笑った。わからないし、びっくりしてしまったから。どうしようね、等と小さく呟いて。
11/10 20:17:47
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「特定の奴と連絡取りたいっつーと、こうやって拠点知ってるかどうか、になるしなァ。それにしたって直接出向かなきゃならねぇンだが……」

合間合間にお茶を啜りつつ、名前を出した途端少女の表情が変わったのを見て確信した。やはりあの男が一緒に行動し、最後に頼まれ、首を斬った人間なのか、と。繋がった所で、また別の悩みどころが浮上するのだが……。

「あー……その、な。……会ったンだ、本人と。嬢ちゃんの居た日本じゃなく、この星で、だ。死体を、元の世界に連れ帰って葬ってやりたいンだと。刀を持ってる知り合いの……つまり、嬢ちゃんの事を探してンだよな?」

結局、正直に述べる事にした。安易にそうしたくない気持ちが何処かにある。とは言え、自身は偶々二人の状況を知っただけの外野に過ぎない。
11/10 20:02:16
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「うーん、連絡だけはちょっと不便かもだよ。こんなに人がいると余計そう思う」
悪魔がどういう認識をしたのかは知らず、少女はのんびりそう言った。我ながらうまくお茶を淹れられたなどと思いながら。

「前の……そうだよ、お父さんの親友の――え?」
少女は続いた名前を聞いて、目を見開いた。
「おじさん、なんでアギーおじさんのこと知ってるの?」
その表情だけで、十分すぎる答えだったかもしれない。
11/10 19:12:13
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
(居眠りした事ありそうだな……)

わざわざ言い直された為そういう認識をした。

「どこかしら集まってる拠点に行きゃ誰か居るとは言え、不便だよなァ……あー、そうそう、その拠点でな……む、どーも」

勧められ、一先ずはお茶を手に取り、啜った。味が分からずとも喉を通る熱さと穏やかな香りは悪魔の気持ちもホッとさせたようだ。どう話したものか、と迷う話題を一口目を飲み干すと同時に切り出す。

「嬢ちゃん、前に、前の開拓ン時に元の世界の知り合いと一緒に居たっつってたろ。そいつ、アギルベルトって名前だったりしねぇか?」
11/10 18:37:46
コマンド一覧
発言を削除 DELETE
ブロック BLOCK
BAN BAN
コマンドを入力
キャンセル
コマンドを入力