鬼の部屋

LO#Aで稼働中のキャラの部屋。
寂れて人の寄り付かない、打ち捨てられた施設を使っている。
見た目は相応にふる錆びているものの、部屋の中は主が綺麗に掃除したため人の住める環境だ。
ローテーブルにはソファ。どこから持ってきたのか、簡素なテーブルセットがある。
棚にはお茶や保存食。人をもてなす用意はあるようだ。

RP掲示板よりもリアルタイムロール寄りのトークルームです。置きレスも気軽に。
進行は返信を重ねるトークツリーを推奨。通知って便利ね!

offline_boltリアルタイムチャットを有効化
件表示
refresh
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「普通拳が痛むのは忌避するモンで好き好むモンじゃねぇと思うンだがな……」

痛めつけるからには自身もその痛みを知るべきだ、といった信念でもあるのだろうか、と首を捻る。悪魔にも痛みを敢えて求める感覚はよく分からなかった。

「俺もちぃとは周りに目を向けるべきか……助けられた事は何度かあるしなァ。しかし、ウーン……俺は……」

少し情けない気分だ。幾ら苦手と言っても開拓にあたる以上全くの無力という訳にもいかない。単独でも圧倒する強さがあれば、或いは他の開拓者を支援する余裕があれば、そう思わずにいられなかった。

(ハッタリじゃなく、実際強けりゃこんな失態常に晒して生きる事も無かったンだろうな)

捨て鉢な気分と眼前の少女は悪戯に揶揄うまい、という期待とが悪魔の口を軽くする。

「………は?稽古??」

と、情けなさにグルグルとしていた思考が手を叩く音と発せられた言葉によって浮上した。心底疑問そうに少女を見つめて首を傾げている。
11/28 02:48:11
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「んーん、アギーおじさんはね、素手が好きなの。『相手を殴る拳が痛いのがいい』ーとかなんとか言ってたよ?よくわからないけど」
それはまるで痛みを好む人種のような言い草だが、少女はただ純粋に疑問に思っているだけらしい。

「だって、その人が倒れたらその人が相手していた人を倒さないといけなくて……そんな感じ!自分の身体が一番だけどね。

む……おじさん、そういうこと言う……。気を付けてる、ならいいのかな。でも油断……またって……」
少女は微妙な顔になった。自分から話そうとしないし、人から指摘されると怒るのに、と。自嘲するような様子も気になる。なんでそんな顔をするんだろう。

「――わかった!マツリがおじさんにお稽古つければいいんだね!」
ぱんっと手を叩いて言ったのがそれだ。いいことを思いついた、という顔で言い放ったのがそれだった。
11/28 01:55:26
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「フゥン……?よっぽどステゴロに自信があンのかね」

かく言う悪魔も暴力的な手段に出る場合は殴る蹴るなどの暴行だ。しかし自身の場合はそもそも得意とする武器が無いだけの話であり、少女の語る男の武勇とは比ぶべくもない。

「他のやつ庇うなんて考えた事も無かったな……言われてみりゃ各々サポートも混じえてBUG退治にあたってンのか……。

……ン?危ない事?そりゃあ、無い、ように気を付けてる。金持ってるとどうしても良からぬ事考える輩は居るからなァ。油断したらまた刺されるかも、なァんて、な?」

普段は極力避ける刃物の話を自ら口にし自嘲気味に笑った。
11/28 01:19:51
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「うんうん、お金ーっていう感じだよね」
ふんふん、と頷きながら返した。初対面から特にイメージが強かったらしい。そういえばそれで怒られたりもした。

「普段はね、もうすごいよ!どーん!ごーん!って感じ。武器……?ううん、アギーおじさんはね、センスはすごくいいんだけど、素手?が好きみたい」
確かに武器も使う。ただあの男は色々と齧りまわって、最終的にその身一つに収束していくのだ。

「悪魔だからなのかー。そうなのかー。んー……だって、一緒に戦ってたら他の人が怪我したときにマツリもその人のこと庇わないとだし」
言いながらじと……と見つめる。
「おじさん、普段はどう……危ないこととか……ない?」
11/28 00:20:23
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「お金。まぁ、そりゃあ、お金だな。?」

素直な少女の返答にやや毒気を抜かれた顔になった。あれだけ金金言っていればそんな感想になるのもごもっとも、と悪魔自身思うなどした。

「どーん……?そんな風に突っ込んでいくのかアイツ……嬢ちゃんみてぇに武器使うわけじゃねぇのか。……いや、使わねぇ事もねぇ、か……?」

いつぞや見せてもらった首の傷痕が脳裏に浮かんだ。綺麗に一直線、は例え相手が動かなくとも素人目には難しく思えた。

「何でって言われてもな……悪魔だからじゃねぇか?他の連中も大概頑丈だし……。心配?俺の?……嬢ちゃん一緒に居る奴らにまで気ィ配って戦ってンのか」

じと……と見つめる視線が気まずいのか、残り少ない紅茶に口をつけたまますい……と目を逸らしている。
11/27 23:55:38
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「え?えぇ?いや?……お金だなーと思ってた」
素直に白状した。少女は素直なのだ。イメージ通りだなと思っていた。

「うん!アギーおじさんは強いよ!マツリも強いと思うけど、アギーおじさんはねー、すっごいの。どーん!って感じ」
両手を前にして飛び掛かるような仕草をした。強いというより猫のような仕草だ。

「おじさんは頑丈……なんでそんなに頑丈なの?んー、でもね、見てるとたまに心配になるかな……」
じと……という目はやはり半眼だ。居心地悪そうな悪魔に対してじと……と見つめている。
11/27 23:22:56
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「ンだ、その顔は。そういう連中とも取引はするが俺自身は悪行働いちゃいねぇぞ」

或いは犯罪幇助にあたるのかもしれないが、悪魔は人間の法には縛られないのだった。お天道様の下を歩ける悪魔は首を傾げる少女にムッ?とする。

「荒事が仕事じゃあ益々勝ち目がねぇな……。争う理由は作らないに限る、と……?何だその目。見掛け倒しで見損なったか?」

半眼で見つめてくる少女に対し少し居心地悪そうに座り直した。
11/27 23:10:36
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「ヤ……?誤解?」
少女は首を傾げた。悪魔がなんの仕事をしてるのかはよくわからないが、お金のことだというのは知っている。なんだかそれってイメージどおりだと思う、というのは口にしない事にした。

「ううん、頑丈だし傷もすぐに治っちゃうし……あっ、でも荒事苦手?なのはよく言ってるよね。アギーおじさんはむしろそれがお仕事!
……おじさんは……確かに苦手なのか。そっか」

まだ見ぬ身内のことはさておき、目の前の悪魔の戦い方というのを思い出した。苦手と言う割には前に立っているような気がしたが、確かに言われてみれば立ち回りが不慣れだ。ふむ、と半眼で悪魔を見ている。
11/27 13:53:00
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「ヤのつく自由業とかなァ、全く失礼な話だ。真っ当に仕事してる心優しい悪魔だってのに」

結構な誤解、というよりは想像をしていた事は口に出さない事にした。これほど慕っているのなら、身内を悪し様に言われるのは良しとしないだろう。

「買いかぶるなよ、……つっても、強いかどうかいまいちしっくりとはきてねぇみたいだが。頑丈なのは確かだが荒事は苦手だって再三言ってンだ。あの兄ちゃんの実力は知らねぇがやり合うのは勘弁、だな」
11/27 11:57:35
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「おじさんも勘違いされるの!んええ、誤解……でも解けた?ならいいかも?」
少女は驚いたついでに身内が誤解されかけていたことに気づいた。しかしどうやらそれは解けたらしい。安心だ。

「ほんとに放っておくと大変だから……早く見つけないと。うっかり笑う?うわあ、アギーおじさんならしそう」
悪魔が何か考えていても、それを誤魔化すように冗談めかして言うのも気づかなかった。ただ、知っているあの男ならそういうこともしかねない、と思い浮かべ、

「でもおじさんは頑丈ーだし、強い?からアギーおじさんにも負けないよ!たぶん!」
謎の励ましを持ってそんなことを言うのだった。
11/27 10:06:35
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「あぁ、見た目で判断されがちってのは俺もよーく分かるぜ。なるほど?俺も誤解しちまってたかもなァ」

そうは言うものの、身内だからこそそう思う部分があるのだろうと思った。のほほんと話す少女を見て、言いがかりをつけられて間に入るような事もあったのだろうか、と想像する。

あの気怠げな男が眼前の少女の事を気にかけ続けるようになるだけの付き合いが二人にはあったのだろうな、と思うと、少し男が羨ましくなった。

(……?)

自分で自分の考えに疑問を浮かべ、ちまちま齧っていたクッキーの残りを口に放り込む。

「ン゛ー?次 顔合わせた時に照れ屋だっつー話を思い出したらうっかり笑っちまいそうだからなァ。俺は頭掴まれたくねぇから気を付けねぇと」

愉快な気持ちにほんの僅かに混ざった何かを誤魔化すように冗談めかした。
11/27 09:33:43
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「そうだよー、だからアギーおじさんよく勘違いされちゃうの」
少女はのほほんとした調子で言っているが、別にそれが全てというわけではない。

「大きいし、あんまり喋らないからねえ。それでよく変な言いがかりとか……」
そういうわけではないのだが、少女の認識ではそうだった。一緒に歩いているとそんなこともあったのだろう。のほほん。

「おじさんも目を逸らしちゃうの?照れ……じゃないよね……そんなに面白かった?」
風評を今まさに撒き散らした少女はそんな風に言いながら、自分も紅茶を口にした。のほほん。
11/27 08:50:24
コマンド一覧
発言を削除 DELETE
ブロック BLOCK
BAN BAN
コマンドを入力
キャンセル
コマンドを入力