旧スムシティオル宗教国家-アブレフに繋がる道

※当Talkは初訪問時にほぼ確実に戦闘・不穏の可能性があります。
※深く突っ込もうとすると固有名詞のオンパレードです。あらかじめご了承ください。


今は人も住んでおらず、崩れかねない家屋の並んだ、中世ドイツを思わせる街並みがある。
広くもなく細過ぎもしていない道の先、人が今も居そうな<まち>が見えるだろう。
此方も中世ドイツを思わせる建物だ。その境界には、薄い鉄柵と鉄柵扉がある。
扉は閉じられて鍵も掛けられているだろう。迂回して<まち>に入れる道は無さそうだ。

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> ネルヴォーシア(541)
フレッサ(ENo.228)
『ばさり』と音を立てて大きな翼を広げれば、異形の少女は空へと飛び立つ。

一陣の風が吹き終わる頃には、遠くへと姿を消していった。
11/13 21:00:40
> フレッサ(228)
「……ええ、それじゃあ」

手を振る事無く、そう言えば兵器の少女の姿が見えなくなるまで、その警戒の視線を解かずに見送る事だろう。
道には変わらず、冷たい風が吹いている。
 
11/13 20:34:10
> ネルヴォーシア(541)
フレッサ(ENo.228)
「ええ、恐らくは、違う世界。まあ、私みたいな無理矢理作られた存在なんて、元居た所でも特異的な存在だけど…。

アブレフの番人、ネルヴォーシア ね、覚えておく。

他にもここみたいなまち…えっと、ゲビエトって集まりがあるのね。
分かった、それらは近づかないよう、避けておくね。

…これ以上は、踏み込まないでおくわ、警備の邪魔して、悪かった。」

外部との関わりを拒むということは、同時に戦いや争い事も望んでいないという事だろう。
争いを望まぬ地に兵器は必要ない…特に呼び止めたりしなければ、このまま別れを告げて柵の前から身を引くだろうか。
11/13 18:53:54
> フレッサ(228)
「……違う世界?…………なら確かにその容貌には納得できるわ」

少し警戒を強めたように、少女は目を細めた。
が、続いて名乗られると少し思案を巡らせたのかその警戒は緩んだ。
この世界では人外や異形というものは馴染みが薄いようだ。

「…………ネルヴォーシア。アブレフのネルヴォーシアよ。
生憎、よろしくする気は無いわ。私たちのゲビエト……<まち>には異物は要らないの」

異世界の者だからか、ゲビエトという言葉にそう付け足す。

「此処ら一帯は旧国家……旧スムシティオル宗教国家の残骸よ。辺りには幾つかゲビエトがあるけどもそうじゃない所は誰の権利の元にはない筈よ、好きに使って問題は無いんじゃないかしら」
隠れ家に使える廃墟を探していると言った貴方の言葉を思い出してか、少女は廃墟に視線を遣りながらそう付け足した。
11/13 17:43:39
> ネルヴォーシア(541)
フレッサ(ENo.228)
「旧国家…そうね、実験していた国は滅んで人が住めない場所になったし、研究所以外の場所は『破壊する場』として教えられたから知る機会も無かったから…アブレフという名は初めて聞いた。
…『違う世界』だからかってのも、あるかもしれないけど。

遺物といっても負の遺物ね。私は破壊の兵器として作られた怪物、名前はフレッサ。何でも喰らい尽す大喰らいという意味らしい。」

そういえば、知った仲の相手からも、ここはあらゆる世界と繋がりが出来ていると、聞いた気がする。単に知らない地名なのではなく、そもそも自分の世界に無い場所なのかもしれない、と『違う世界』という言葉を口にした。

「番人…そう言う事か。ごめん、聞くべきではなかった。私が侵略者だったら、獲物の数を聞いている様なものだしね。」

口ぶりからして、自分が言われているドンフェとは少なくとも歓迎されている表現ではない、と察したらしい。
獣の勘で何人かが奥で身を潜めているのも感じ取っている。
11/13 15:34:26
> フレッサ(228)
「じゃあ旧国家の遺物かしら?私は旧国家の事は知らないから分からないけど」

異世界の話であるとは微塵にも思っていないのだろう、そう言う少女の視線は相変わらず疑惑と警戒に満ちていた。

「……アブレフだと知らずに来たのね。旧国家の産物であれば仕方が無いかしら。
そうよ、この先のゲビエトの名はアブレフ。

……アブレフの事を外に漏らす気は無いわ。私はアブレフの番人。
ドンフェを始末するのが私の役目よ」

どうやらゲビエトとというのは集落の事を指すようだ。アブレフと言われた柵の向こうには、人の気配を感じるだろう。
ドンフェというのは──ゲビエトの外から来る、「敵」の事だろうか。これらのことについては察しても察せなくても構わない。
11/13 15:03:42
> ネルヴォーシア(541)
フレッサ(ENo.228)
「昔の話だよ、今は実験なんて行われていない。…ま、後片付けをする人もいないけど」

おそらく、その非人道的な行為を行った人間は皆、兵器の野放しにしたまま滅んだのだろう。誰かに責任を取らせようにも、それを背負わせる相手がいないのだ。

ナイフを手放した様子を見ると、こちらも警戒の姿勢を緩める。

「アブレフ…この柵の奥の事ね?
分かった…人が住んでいる以上、『命令』でもなければ無理に踏み入る事は出来ない。

…そういえば貴方は軍人か何かなの?ここは他にも人はすんでいるのかしら?」
11/13 12:42:41
> フレッサ(228)
「兵器……そう」
訝しげに表情を強ばらせ、少女は"生物兵器"を見下ろす。

「……よそのゲビエトではそんな非人道的な事がされているのね。
アブレフは貴女を受け入れられないわ」


兵器相手に闘う意志は無いらしい、手に隠し持っていたらしいナイフを柵の内側へとカランと落とし
害意は無いと言うように軽く手を上げて下ろす。柵を開ける様子はない。
11/13 12:22:39
> ネルヴォーシア(541)
フレッサ(ENo.228)
『…本当にいたな、人。』

「特定の場所に用事があったわけじゃない…ただ、隠れ家に出来そうな廃墟とか、探してただけ。
…良かった出てきてくれて。誰もいなかったら柵を引きちぎってたかも。

…ドンフェ?
所属は…無い。以前は生物兵器の研究所で『使われていた』けど、そこの所属が何なのかなんて実験材料には教えてもらえなかったし、組織ももう存在してない。
行き場も無く、かといって命を絶つこともできない、彷徨うだけの兵器だよ。」

聞きなれない単語が出て一瞬思考が止まるが、所属とも言っていたので『何者か』と聞いているのだろうと察し、身の上を話す。まるで自分が人でなく、道具であるかの様に。
11/13 11:47:04
> フレッサ(228)
「……何の用?」

貴方が柵を見つめていた次の瞬間に、薄い鉄柵の上に一人の少女の姿が現れる。
銀髪の少女は、警戒するような視線を隠す事なく貴方に向けていることだろう。
人外を見る経験が浅いのだろうか。多少の好奇心の存在も察する事ができるやもしれない。

「どこの所属?貴女みたいなドンフェを見るのは初めてよ」
11/13 06:29:56
フレッサ(ENo.228)
静けさを感じさせる街並みに、ぬいぐるみを連れた1人の少女が空から降り立つ。
耳からして一見幼い獣人にも見えるが、不釣り合いな程大きな手術痕だらけの腕、背中には大きな蝙蝠の翼に蠍の尻尾という異質な出で立ちをしている。

「…。廃墟目当てできたけど…誰か…隠れてる?この策壊してもいいけど…」

『やめておけ。いらぬ面倒事を起こすのはまずい』

突然着くなり物騒な事を言い出すが、お供のぬいぐるみから制止の声が発せられる。


魔獣の少女はじっと扉を見つめている…。
11/13 01:05:12
(ENo.541)
ひやりとした風が吹く。来訪者は異世界から訪れれば<まち>とは反対側の柵の前に現れる事が出来るだろう。

人の気配に敏感な者は、<まち>側からひとつ視線を感じる事が出来るだろう。
11/8 12:27:03
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