バー『異世界交差点』

◆様々な世界につながっている不思議なバー。色々な世界からのご来店をお待ちしています。

 『バーテンダーがグラスを磨いている。静かな店内は落ち着いた雰囲気だ。オーナーはあまり現れないらしい』


 ※1BP=300円。各世界の通貨に換算してお支払いを。
 ※メニューにないものも作れます。お気軽にお声かけください。
 ※ノンアルコールカクテルもお作りします。

オーナーはたまに顔を出すようだ。

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> ガルド ヘーゲ・ダール(51) ユミル(69)
アルド(ENo.71)
“ブラック・ベルベット”はシャンパンカクテルだ。ビアカクテルとして扱われることも多い。バーテンダーはフルート型(縦長)のシャンパングラスを取り出し、よく冷えたスタウト・ビールとシャンパンを両側から同時に注ぎ入れる。泡が立つのを見つつ最後まで注ぎきり、軽くステアしたら完成。

“シンデレラ”は平らなシャンパングラスを用意する。シェーカーにはオレンジジュース、レモンジュース、パイナップルジュースを同量注ぎ、氷と共にシェーク。用意していたグラスに注ぎ入れれば完成。→
11/30 11:35:25
> ガルド ヘーゲ・ダール(51) ユミル(69)
アルド(ENo.71)
「かしこまりました。では、少々お待ちを」
二名分のオーダーを受けたバーテンダーは微笑で応えて礼をすると下がった。なお、間ができたことにも少女の内心にも気づいている。ちゃっかりさんなのだ。ちゃっかり。

店内のBGMはクラシカルなサキソフォン・ソロへ。淡々としたブルーノートは、しっとりとしてこの店によく合う。
照明は明るすぎず、酒を楽しむのに丁度いい塩梅を模索した結果のそれだ。全てが調和の賜物で、この“場”にこそ価値が宿っているだろう。→
11/30 11:25:39
> ガルド ヘーゲ・ダール(51) アルド・スキアヴォーネ(71)
ユミル(ENo.69)
「……嗚呼。此方こそ、宜しくお願いしたい。」

にこりともせず従者は言い、それを聴いて少女も改めてバーテンダーを見ればうんうんと頷いた。

メニューを見てうんうん悩む少女をよそに、男は緩りと店内を見回す。
露骨な不慣れそうな挙動はしないものの、こういった店への興味は深いようだ。
 
11/30 07:10:05
> ユミル(69) アルド・スキアヴォーネ(71)
「………へえ、シンデレラ!
じゃあそれでお願いしちゃおうかしら」

顔の近くなったバーデンダーの顔を、少し見つめる間が出来た。凡そ『あらやだイケメン』とでも思っているのだろう。少しの間の後に、バーテンダーの提案に頷いた。

「あっ、あと……軽食もあるのね?ケーキ食べたい……どれにしようかな〜……生クリームたべたい……」
田舎者丸出してメニューを眺めている少女だ。
11/30 06:59:57
> ガルド ヘーゲ・ダール(51) ユミル(69)
アルド(ENo.71)
「ブラックベルベットですね。かしこまりました」
メニューから選んだらしい一杯を復唱する。

少女への対応に首を傾げながら、頭を下げられると微笑を浮かべた。
「いえ、ここは迷い込む方も多いですから。ですが、こちらにいらっしゃったのも縁があってのことでしょう。わたくしはお客様が快適にお過ごし頂けるよう、務めさせていただけますか?」

男へ、というより二人に向けてそう伝えた。バーテンダーはここの装置の一つのようなものだ。にこりと会釈する。
11/29 22:08:24
> ガルド ヘーゲ・ダール(51) ユミル(69)
アルド(ENo.71)
「お嬢様、かしこまりました。では――」
バーテンダーは断りを入れて腰を曲げる。少女の覗き込むメニューを指さした。

「――こちらの“シンデレラ”はいかがでしょう。オレンジジュースなどが入っており、カクテルらしさも楽しめる一杯です」

酒精はどうやら避けることになったらしい。だが折角バーに来たのだ。であれば、そのような雰囲気を楽しむのが是とされたい。
バーテンダーは少女にどう思われているのかは気づかず、一先ずはそう伝えた。従者の方へ向き直る。→
11/29 21:53:38
> ガルド ヘーゲ・ダール(51) アルド・スキアヴォーネ(71)
ユミル(ENo.69)
「……ブラックベルベットで」

察しの通り、此方の男も余りこの手の店には慣れていないようだ。ざっとメニューを眺めてからそう男は注文を投げる。アルコールは飲めるらしい。
少女に見上げられると訝し気な視線だけ少女へと返し、それから助け舟を出したバーデンダーへと軽く頭を下げた。

「…すまない、こういった店に来るのは私も主人も初めてでな、勝手の分からぬ所があるが容赦して欲しい。」
11/29 21:35:55
> ユミル(69) アルド・スキアヴォーネ(71)
メニューを前に目をくりくりさせていた少女はバーデンダーの助け舟にぱあっとまた笑う。

「!それじゃあバーデンさんに任せちゃおうかしら。私はお酒は……お酒は……、うん!ノンアルコールでお願い!」

言いながらちらりと少女が傍らの男を見上げたが、渋い顔を返されて大人しくそう言い切った。
酒癖がよろしくないか将又酒を挑戦してみたいが踏み出せないか、そもそも飲酒の出来る歳でないがお酒に興味があるか……その辺りだろうか。

余談だが。少女は当然の様にバーデンダーの事は雰囲気から男だと思っているらしい。
11/29 21:26:20
> ガルド ヘーゲ・ダール(51) ユミル(69)
アルド(ENo.71)
店内は落ち着いたジャズが流れ、揃った調度品に酒瓶の数々。並んだそれらも伴い、店内は重厚ながらも華やかな雰囲気だ。

「こんばんは。今日は他にお客様もいらっしゃいませんから」

“これ”はそう言いながら二人をそれとなく見ている。これの故郷にもいるタイプの少女だ。素朴で、思った事がすぐ口に出る――子供らしい子供とでも言えばいいのだろうか――平穏なタイプ。
それに比べると男は華美な印象を受けた。顔立ちもそうだが、纏う雰囲気が尖鋭的だ。

「……お悩みでしたら、好みに合わせてお作りします。アルコールの飲めない方でしたら、好みのフレーパーのノンアルコールカクテルも」

どうにも不慣れな様子を見受けたバーテンダーは、頃合いを見て助け船を出した。華美に見えた男も、こういう店には不慣れらしい。予想外だが、なんとなく彼に対して抱いていた近寄りがたい印象が緩和された。
11/29 20:33:30
> ガルド ヘーゲ・ダール(51) アルド・スキアヴォーネ(71)
ユミル(ENo.69)
控えていた男はバーテンダーに軽く会釈をし、少女がソファに着いてから少女の隣へ、少し空けて浅めに座る。
男は少女とは打って変わって随分と端整な顔立ちをしている。前髪の掛かった左眼は、時折ちらりと金色に映るだろう。右眼と異なる色で、オッドアイと見える。なんとも奇妙な2人組だ。

「余りはしゃいでは行儀が悪いですよ」

少女にそんな小言を小声で言ってから、メニューへと視線を遣るのだった。
男の言葉に少女もまたメニューを見てみるが、目を真ん丸にしている。本当にこういった店に馴染みが無いようだ。
11/29 19:58:27
> ユミル(69) アルド・スキアヴォーネ(71)
「こんばんは、お邪魔するわね。
一回バーって入ってみたかったのよね!すごーい、都会みたい!」

バーテンダーへと軽く挨拶をしては、半ば独り言のように店を見回しながら小声ではしゃぐ。
都会みたいという辺り、田舎暮らしなのだろうか。赤い髪に灰の目の少女はその頬に雀斑もありどこか素朴な印象を受けるだろう。黒くて長い、重い印象を与えるローブが少しアンバランスだ。

席に特に希望はないようだ、ソファ席に通されれば少し行儀悪くぽふぽふとソファを叩いてみたりしている。
11/29 19:51:02
> ガルド ヘーゲ・ダール(51) ユミル(69)
アルド(ENo.71)
「――おや?いらっしゃいませ」
不思議な取り合わせの来客だ。一人は未成年、一人はその付き人だろうか。

「素敵ですか。オーナーも喜びます。……お席にご案内します」
こんなところに来るのだ。ただの迷い込んだ手合いとは違うだろう。バーテンダーは彼女らを案内し、特に希望がなければ――リラックスできるソファ席へ通す。

「メニューはこちらです」
言葉少なに取り出したそれを置く。ケーキやナッツ類、サンドイッチなどの軽食メニューと、今回はノンアルコールカクテルの入ったカクテルメニューだ。

それらを置くとバーテンダーは一度カウンターへ戻るだろう。
11/29 19:41:56
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