バー『異世界交差点』

◆様々な世界につながっている不思議なバー。色々な世界からのご来店をお待ちしています。

 『バーテンダーがグラスを磨いている。静かな店内は落ち着いた雰囲気だ。オーナーはあまり現れないらしい』


 ※1BP=300円。各世界の通貨に換算してお支払いを。
 ※メニューにないものも作れます。お気軽にお声かけください。
 ※ノンアルコールカクテルもお作りします。

オーナーはたまに顔を出すようだ。

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> アルド・スキアヴォーネ(71)
(ENo.57)
「……、えっと、…うん、」
もしかしたらこういうお店もあるのかもしれないけれど、あまり知識のない少年はとりあえず頷いて。
「…そう、なんだ、……え、」
と、もう一人のお客さんを見つめていたが、テーブルに置かれたお水とドライフルーツを見ればちょっとあわあわっとし始めた。
「い、いい、の……?」
なんていいつつも、ドライフルーツに目が行っている。食べてみたそうに若干そわっとしている。
2/24 20:52:39
> 雫(57)
アルド(ENo.71)
頷く様子には微笑を。

「どうやらあなたの世界では見慣れない場所のようですね」

バーテンダーは穏やかに続けた。日常に疲れた者が訪れる、非日常。そういったものはある種の文明的な深度を現す。

「あちらのお客様も初めてのようですね。ですから、お気になさらず。メニューをお持ちしましたが、ご希望があれば合せてお持ちします」

グランドメニューはカクテルだ。つまり酒だが、この人物はまだ若い。だったら飲まないだろうとは想像する。
まずは水、だろうか。バーテンダーは、好き嫌いが無ければいいが、と考えた。水と共に、ドライフルーツの小皿が卓に置かれた。
2/24 20:48:32
> アルド・スキアヴォーネ(71)
(ENo.57)
「……そういう、こと…?」
どういうことだろう、と貴方の言葉を待っては、じっと見上げて。
「……おさけ、……、くつろ、ぐ…」
喫茶店に近いものなのだろうか、と解釈しては頷いて話を聞いている。
他にもお客さんがいるのか、とちらりと視線を移しては見慣れない姿に少しばかりびっくりしてから、慌てたように貴方に視線を戻した。
「…そう、なんだ、……?……、」
貴方の笑顔を見つめては、迷うように視線を落とす。
お金の心配は置いて、と言われればいいのかな、とうーんと無言で悩んでからもう一度顔をあげ、
「……うん、…」
と頷いて、首を傾げた。
2/24 17:25:44
> 雫(57)
アルド(ENo.71)
「ドアがあなたの前に現れたのなら“そういう事”なのでしょう」

バーテンダーはそう言って柔らかく微笑んでみせた。この小さなお客様の緊張を解きほぐそうというようだ。

「ここは所謂酒場、お飲み物を提供する場所です。アルコールの入っていないものもありますし、軽食も。そしてこの通り、お寛ぎいただく為の場所でもあります」

バーテンダーは説明しながら、もう一人の来客も席へ案内する。

「あなたが“一休みしたい”とか、そんなふうに思ったときにこの扉は現れるようです。お金の心配は一度置いて、寛いでみませんか?」

バーテンダーはもう一度微笑んだ。
2/24 17:18:55
> アルド・スキアヴォーネ(71)
(ENo.57)
「……、?ばー…?」
その言葉の意味は分からなかったが、営業中、という言葉にここがお店であることは理解できただろう。
認識して数秒、少し眉を下げてはおずおずと口を開いて。
「…え、えっと、…俺、……あんまり、お金、ない、……」
どういうものを売っているのか分からないけれど、お店に入るなら何か買わなきゃいけないんだろう、と思えばそう尋ねて首を傾げる。
2/24 12:58:01
> 雫(57)
アルド(ENo.71)
「失礼、お客様のようです」

闖入者の首を傾げる様子を横目に、バーテンダーは扉へ歩み寄った。静かにドアを開ける。カランカランとドアベルが鳴る。

「いらっしゃいませ。こちらはバーです。営業中ですよ」
さあどうぞ、とバーテンダーは雰囲気の良い店内へと招く。
どうやら幼気なお客様だったが、ここは年齢制限などをあまり気にしない。その者の世界に合わせて、飲みたいものを提供するのだ。
2/24 12:40:41
(ENo.57)
「……?」
見慣れないドア。しかしどことなく誰かを歓迎するような佇まい。
少年はその前でしばらく立ち止っては首を傾げて、それからコンコン、とドアを叩いた。
2/24 11:25:07
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