街外れの研究室

街外れにぽつんと存在する家。
一見してただの家にも見えるその建物は研究施設でもあるらしい。

ここでは珍しい素材や品質の良い素材、それ以外にも魔力の込められた薬品など様々な物を買い取りを行っている。
あなたはそれらの素材を売りにやってきてもいいし、それ以外の目的で訪れてもいい。

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> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
 
「失礼しちゃうわね!!!あたしを褒めるところなんていくらでもあるでしょうよ!顏よし、器量よし、
 おまけにこ~~んなに感情豊かっ!!」

最後の部分は長所として数えていいものかわからないが、自身は満々の様だ。

「へ~~呪術探知。あると便利そうね、あたしもそっちの才能あればこういうのが捗ったのに。
 ま、いいわ!あんたがやってくれたものね」

さ、帰るわよ~と立ち上がって自分の手を見る。ドロドロだ

「はあ、お風呂入りたいわ……」
 
3/14 10:45:59
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「俺は称賛に値すると思った技術は素直に褒める。
珍しいと感じるのは普段のお前に褒められるところがないからだろう」

ふん、と鼻で笑って言い返す。
が、男としても確かに人を褒めたのは久々の様に感じた。
性格の悪さ故、よっぽどの変わり者とでもないかぎり人付き合い自体があまり続かないのだ。
それを思うと研究のためとは言え、わざわざ人について外へ出てきたこと自体相当珍しいことである。

「……呪術をかけられているなど人為的な力の干渉がないかを確かめるための魔術だ。
感知されないための抜け道はあるから確実ではないがな」
2/22 20:05:52
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「なによ褒めるなんて珍しいわね。寒気がしちゃう」

そう言いながらも表情は得意げだ。切り取った胃袋を皮の袋へ詰め込んで完了だ。
薬草を貯め込んでいるのか、かなりの質量。

「あとは帰ってこれの中身を調べて……一応、同じ薬草ももうひとつ取っておくわ。比べたいし。
 ねえ、ところでさっきなにしたの?何の魔法?」
8/18 11:02:30
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「……流石に慣れているな」

淀みない手付きに素直に関心したのか、今回は余計な一言も付いていないようだ。
緑色の胃袋が目に入れば、少し考え込むように顎に手を添える。
そして2、3歩近づき、何か唱えた。
一瞬淡い光が魔物の全身を包んだものの、特に変化は起きていない。
しかしそれで問題はないようで、中の臓物を一瞥すると少女に頷きを返した。

「ああ、他に変化がなさそうなら胃袋だけでいい。
生態調査でもするなら兎も角、そういった目的ではないからな」
6/13 00:18:55
ハイプ(ENo.562)
「……!やった!」

自分が仕留めたわけではないが小さくガッツポーズ。顎で指されれば少し不満そうに口を尖らせつつ魔物へと近づく。
慎重に慎重を重ねて、もう動かないことを確認し……ようやく調べ出した。彼女にも扱える小さなナイフで腹を裂き、胃袋を探し当てる。血塗れになっても物怖じしないのは解体に慣れているからだろうか?淀みなく手が動く。

「オッケー、収穫アリよ」

胃は薬草をためこんで大きく膨らんでいたが、それ以上に気になるのはその色だ。鮮やかな緑色をしている

「コレだけ切って持っていく?他の臓器は普通…っぽいけど」
6/12 22:52:02
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「外皮の凡その強度はわかった。すぐに終わらせる」

落ち着かない様子の少女にそう声をかけると、続けてすぐに詠唱とともに先程のものより強い風の魔術で魔物を攻撃する。
音もなく喉元をざっくりと切り裂かれ血を吹き出した魔物は、暫し何が起こったのかわからないように手足をジタバタと動かしていたが、やがて絶命して動かなくなった。

「くたばったぞ」

そう告げると、魔物の死骸を顎で指す。
後はお前の仕事だろうとばかりに少女へ押し付ける気のようだ。
余程獣臭い生き物に触るのが嫌らしい。
3/11 23:55:14
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「んわ゛!!!ちょっと!やるときはちゃんと先に言いなさいよね!!」
障壁が貼られている事に気付いていなかったハイプは反射的にモリオンの背に隠れた。
こちらにこれない事を知れば身体のこわばりはなくなるものの、警戒は解かずにアイテムに手をかけておいた

「……こ、これあとどのくらいで倒れそう?」
弱ってきた魔物も気になるが、騒ぎに気付いた別の魔物がきやしないか心配らしい。
あたりをきょろきょろと見回している
1/30 17:37:52
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
魔物を視界に入れると嫌そうな顔をする。
強敵に会って嫌がっているという風でもなく、
ただ野生動物のような獣臭い生き物が好きではないのだろう。

元より、男が動物好きな面には見えない。

気付かれていないのをこれ幸いと、いつも通り一撃で仕留めようとして手を止める。

「……消化器官を調べたいのだったか。
であれば、消し炭にするのはまずいな」

丁度良い火力に調整できる自身はないため、「威力の小さいもので削るか」と面倒そうに呟くと、まずは反撃があっても問題がないように自分たちの周囲を魔術の障壁で包んだ。
そして短く詠唱し風の魔術で魔物の足を狙って斬りつければ、当然のように怒り狂った魔物が血を流しながら突撃してくる。
障壁が信用しているのか男が動じる様子はないが、荒れ狂うように何度も障壁に体当たりをする魔物の形相や鳴き声は中々の迫力があるだろう。
1/22 05:31:24
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「よっぽどの事でもなきゃ大丈夫よ。あの薬草はこの森の中ではここ一帯しか育ってないもの」

屈んで、とモリオンのローブを引っ張る。息を凝らせば聞こえてくる獣の足音。
猪型のフォルムに大きな牙、体長は人間と変わらない程度だがそれでも大きい

「ほら見てよ。あたしが集めた薬草の類ばっかり食べてるでしょ」
12/20 19:19:55
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「ふん、逃げ去っていなければいいがな」

少女について行きつつも草に足を取られて歩きづらそうにしている。
少女が採取をしている姿を呑気だと思いつつ、あまり歩みの速さを上げられても困るため口出しは差し控えた。
11/25 21:01:10
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
ハイプは魔力に敏感な方ではなかった。
なんとなく周りの空気が変わったような――そんな感覚を覚える。

「見たのは朝方かしら、行動範囲はそこまで広くないとは思うんだけど」

今は昼前よね、と太陽の位置を確認し、木の陰に見つけたキノコを摘み取る。
ただ探索するだけではもったいない。ついでに採取もしてしまおう、という魂胆

「もう少しでつくわ」
9/27 13:15:37
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「準備の良いことだ」

部屋に立てかけてあった古めかしく身の丈より長い杖を手に取り、少女の後へ続く。
男の体力を考えれば持っているだけで疲れそうなものだが、そこは恐らく何らかの魔術がかけられ軽くなっているのだろう。

少女と共に森に入れば逃げる魔物を横目に見つつ、無言で自分と少女に魔術の防護壁を張る。
魔力に敏感であれば少女も気がついたかもしれない。
8/29 21:36:41
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