山中美術大学天文部

事件前

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>   (816) 衛門 諸汰(815)
二人は談笑しながら部室へ戻ってきたが、先ほどと違って室内に人気はない。
5/14 10:21:52
>   (816) 衛門 諸汰(815)
「じゃあ戻りましょ♪」

立ち上がって先導するように歩き出しながらもくるりと相手を振り返る。
自分の思惑通りに動いてくれる先輩にご機嫌だ。
5/14 10:20:20
>   (816) 松村ゆかり(811)
衛門 諸汰(ENo.815)
(かわええ……)

黄色い声を上げて綻ばせた顔に心の中で呟きながら、ノートパソコンをそっと閉じる。

「……せやな。
 まだ日ぃあるちゅうても、
 出来たこと言わんと帰るっちゅうんも違うやろさかいなぁ。
 ほんならこれ、みんなに見せたるわ。」

もう少しくっついて居たかった気もするが、
このままくっついているのも恥ずかしくて耐えられない。

ノートパソコンを仕舞って立ち上がった。
5/14 10:13:49
>   (816) 衛門 諸汰(815)
「テントも殆ど完成してたし、1回これ流して試運転やってみません?
皆も先輩が作ったコレ聞いたらもっとやる気出ちゃうと思うんですよ~」
5/14 10:00:11
>   (816) 衛門 諸汰(815)
「ホントですかぁ?嬉しい~♡」

嬉しそうに手を合わせて微笑んでいる。

(やっぱり、つれないことを言っているが先輩も私の事好きなんだ♪)
5/14 09:54:01
>   (816) 松村ゆかり(811)
衛門 諸汰(ENo.815)
こういうことは他の男にもしているのだろう。
こういうセリフは他の男にも吐いているのだろう。
分かっているのに……

――ずるいわ、そんなん……



……別に、嫌いちゃう……。

作業中ずっと聴いていた声で囁かれ、目を合わせられないまま呟いた。
5/14 09:47:38
>   (816) 松村ゆかり(811)
衛門 諸汰(ENo.815)
「……!!」

さり気ないボディタッチに目を瞠る。
5/14 09:46:04
>   (816) 衛門 諸汰(815)
「先輩は私の声、すき、ですか?」

ワザと相手が困るような質問をしながら、太ももへ手を置いた。
あくまで質問している問いは『声』だが、相手の好感度を測るような質問だ。

 
5/13 16:29:13
>   (816) 衛門 諸汰(815)
「ほんとですかぁ?嬉しい♡」

一瞬少し不満そうにするも、その後の褒め言葉にすぐ顔をほころばせて
5/13 16:27:45
>   (816) 衛門 諸汰(815)
「恥ずかしいですよぉ~録音した自分の声ってなんか変な感じしません?」
 
5/13 16:27:25
>   (816) 松村ゆかり(811)
衛門 諸汰(ENo.815)
「恥ずかしい……とかあんのか?

 ……上手に出来とるやん。
 ほんまもんのナレーションみたいや……」

くっついた状態で頬を赤らめて照れるゆかりを見て、少しどぎまぎしながらもつられて顔が熱くなる。

「……綺麗な声……しとるし」
5/13 16:19:00
>   (816) 松村ゆかり(811)
衛門 諸汰(ENo.815)
「さすがて……」

『さすが』……やっぱり言ったな……と思いながらも、まるで悪い気はしないのが悔しい。
5/13 16:04:22
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