山中美術大学天文部

事件前

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>   (816) 松村ゆかり(811)
衛門 諸汰(ENo.815)
「さすがて……」

『さすが』……やっぱり言ったな……と思いながらも、まるで悪い気はしないのが悔しい。
5/13 16:04:22
>   (816) 衛門 諸汰(815)
やがて自分のナレーションが流れて来ると

「あっ、コレこの前撮った奴ですね!……改めて聞くとなんかちょっと恥ずかしいかも…」

少し照れた様子でまつ毛を伏せながら、耳に髪をかけた。
 
5/13 13:44:23
>   (816) 衛門 諸汰(815)
「わ~♡いい感じですね~!流石先輩!」

くっついて一緒にノートパソコンを覗き込みながら褒めている。
5/13 13:44:09
>   (816) 松村ゆかり(811)
衛門 諸汰(ENo.815)
(ちっか……なんやこれ……)

何故かくっついた状態で手元を見てくるゆかりに少し心臓が跳ねる。
トートバッグからノートパソコンを取り出して、該当のファイルを開いた。

「まあ、んな見てテンション上がるようなもんでもないけど……」

妙に言い訳しながら動画を開く。



画面には『山中美術大学天文部 プラネタリウムBGM・音声』と出る。


そして流れるヒーリングソング。
この間ゆかりに録って貰った音声案内が流れた。

音声案内は女子の方が良い。
天文部には他にも女子は居るが、満場一致で松村ゆかりが推薦された。
ゆかりがきっと断ったとしても、周りが強く望む。
仕方なくか二つ返事かは定かでないが、松村ゆかりはプラネタリウムのアナウンス役をすることになってしまったのだ。
それを妬む者が居たかは知る由もないが、当然の結果だろう。



綺麗な声で紡がれる星座の案内。
睫毛を伏せ、画面を見つめながら耳を傾ける。



「……BGM選びとかは実際のプラネタリウムパクっとるんやけどな……。
 まあ、これを30分作ったから後は向こうで作ってくれとるテントの中で流すだけや。」
5/13 11:18:41
>   (816) 衛門 諸汰(815)
「やったぁ♡」

衛門の小さな動揺にはさすがに気付くことはない。
誘われるままにご機嫌にベンチへ付いていくと隣へ座った。
もちろん、妙に密着した距離感で。
 
5/13 01:00:32
>   (816) 松村ゆかり(811)
衛門 諸汰(ENo.815)
(うわオッパイ当たっとる……!!)

なぜ進捗確認に腕をからめる必要性があるのかはわからないが……
衛門はわかりやすく動揺した。
わかりやすさは当社比だが。

「……………………。」



「ほんなら……そこで見せたるわ。」

ベンチの方に向かい、腰掛ける。
5/13 00:56:02
>   (816) 衛門 諸汰(815)
「ん~~~」

僅かに首をかしげる。
特に用事があるわけではない。
ただ、他の男性部員達にはトイレに行くと言って出てきたのだ。
遅くなりすぎるのも…と一瞬考えたが

(まーいっか♪)

基本がわがままで自分勝手な女だ、他の男を待たせようと関係ない。

「特に用事は…。それに~部員として進捗把握するのも大事だと思うんですよ~?」

尤もらしい事を言うが、こいつは一切文化祭の手伝いをしていない。

「みたいなぁ~?

強請るような物言いで衛門の腕に腕を絡める。
 
5/13 00:48:15
>   (816) 松村ゆかり(811)
衛門 諸汰(ENo.815)
(かわええなあ……)

分かっている。
分かっているくせにいとも簡単にデレデレしてしまうのだ。

衛門諸汰は松村ゆかりにたかる蟻のうちの一人だ。

近くのベンチをチラッと見る。
このまま松村ゆかりを独り占めして作業進捗状況を見せ合うのは悪くない……

男は見たかったと言われれば見せてあげたくなってしまう。
それこそ、合コンさしすせその『さすが〜』『すご〜い』『センスいいですね〜』
と言われたくなってしまう。そんな生き物だ。

でも、松村ゆかりはリップサービスで誰にだってそういうことを言う女だ。
ただ流れで言っただけなのに、本当に見せてきて困惑……みたいになるのは嫌だ。

「……見たかったら見せたるけど、用事あるんとちゃうんか?」

逃げ道を用意することにした。
5/13 00:41:23
>   (816) 松村ゆかり(811)
衛門 諸汰(ENo.815)
「……見たいんか?」

ちら。

その上目遣い、仕草。
総て『わたし可愛い』と思ってやっているのなんて分かっている。
5/13 00:31:08
>   (816) 衛門 諸汰(815)
追ってきた理由は衛門が好きだから…とかそういうわけではない。
天文部の男性には良くも悪くも万遍なく、平等に粉…声をかけるのがゆかりの日課なのだ。
他の男性たちはこちらから声をかけずとも、向こうから来てくれるが、衛門はその輪にくわわってくることはない。
いつも少し離れた所にいて、此方が話しかけてもつれない態度なのだ。

…といっても、相手が自分を嫌いなのかも…なんて心配はまるでしていない。
シャイなだけで、先輩も自分の事が気になってるに決まっている。
だって私はこんなにも可愛いのだから!

「そうなんですか~。先輩BGMとか担当してくれてるんですよね?どれ位進んだかみたかったのになぁ~」

残念そうに言いながら上目づかいで口元に手を当て残念そうな仕草をする。
こちらから話しかければ、なんだかんだで会話に付き合ってくれるし、優しいのだ。
 
5/13 00:26:14
>   (816) 松村ゆかり(811)
衛門 諸汰(ENo.815)
「まあ、作業もひと段落したかゆうとこやったさかいにな……
 特になんもなかったら今日は帰るかもちゅう感じやな」

特に何もなかったら。
特にゆかりとの会話も望めなさそうだったからと言い換えられる。

頰を掻いて目を逸らしながら答えた。
5/13 00:13:21
>   (816) 松村ゆかり(811)
衛門 諸汰(ENo.815)
「!?」

まさか自分の方を追いかけてくるとは思わずあからさまに驚いた顔をしてしまった。

「え、いや…………」
5/12 23:57:42
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