どこかの異空間にある掘っ立て小屋

――――――どこかの異空間。それは作られた場所。
青々と茂る森の中に立つ一軒の小屋、古いその小屋もまた作られた場所。
それもこれもすべて、偽りの神と謳われたモノの手によって具現化したものだ。
小屋の中は一見、ただの掘っ立て小屋らしくシンプルだが、地下へと続く床扉の下には異様な空間が広がっていることだろう。
兄弟たちにはそこにいてもらっている。形ある者、無い者、どれも皆。

完全にまで再現された森と湖が広がるだけの空間の中央にその掘っ立て小屋はある。
訪問すれば中性的な見た目の竜人が出迎えてくれるだろう。
人の好いこの竜人は、誰もを歓迎しているようだ。

また、帰りたいと願えば森の道は知っている道へと自然と繋がる。
いわばここは神隠しのような場所だ。
どんな人でも気づいたら足を踏み入れていて、でも帰れないわけではない。
帰る時にこの空間の主が、帰り人へランタンを分けてくれるだろう。それが道を照らしてくれる。
 

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> No.Ⅵ ロック・ザ・フォーエ・ヴァー(809)
夢見バク(ENo.819)
「神様を作るねぇ、物好きだよなぁ、そう言う奴らって。
まあ、興味だけで作られるよりかはましだよな。」
「・・・ん?
なああ、フォーエ、あの人って誰だ?
と言うか、見たことない人に会いたいって・・・。」
出された紅茶を受け取りつつ言う。
5/18 18:31:50
「そう、作られた存在。神様を作りたかったんだって、結局失敗したみたいだけど。
 うん、だってあの人に会いたかったんだもん。まだ見たことないけど…多分会えるって信じてる。」
薪コンロに火をつけて湯を沸かしつつ、ティーバックを用意する。準備しつつ。

「でしょ?外に出て見てきた景色を参考に再現してみたんだ。今まで閉じ込められてたけど、これがやっぱいいね。自然が一番だよ。
そうだね、信じて待ってみるよ。皆にも会いたいし、あの人にもね。」
出来上がった紅茶と砂糖とミルクをトレーに乗せて、テーブルにもっていく。
5/18 18:14:43
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