穂璃有無神社:白鷺旅館

穂璃有無神社がある本島の片隅に建てられた、9階建ての和風旅館。
島の畔から、どこにでもレールを作って海も空も自在に走る列車に乗れる駅が有りますので、お出かけにも便利です。

旅館の離れには小さいながらも総檜張りの風呂小屋があり、宴会場には日本の京都鴨川のような、湖面に組まれた足場の上に用意された座敷……納涼床があります。

■主な設備
・地下:美容院、コンビニ、洋服店、和服店、雑貨店、花屋、果物屋&パーラー、カレー専門店、フードコート、ゲームセンター、カラオケ、ボーリング場
・1F: ロビー、宴会場、食堂、甘味処、卓球場
・2F: 神社関係者の宿泊室、従業員食堂、ランドリー
・3F: 5人~10人規模の大部屋、貸し会議室、喫茶店
・4F: 3~5人規模の中部屋、寿司屋
・5F: 1人~2人の小部屋、大き目のスイートルーム、中華料理店
・6F: 男湯、女湯、プール、レストラン、バーラウンジ、訓練場
・7F: 和風庭園+露天風呂、茶室、料亭、宴会場、特別客室(ロイヤルスイート)
・8F: 特別客室
・9F: 支配人室+ゲストルーム
・10F: 隠しエリア“隠神社”
・離れ : 風呂小屋
この神社で最初に建てられた風呂小屋。湖に面した場所に脱衣所と浴室それぞれ八畳程度、二人並んで入れる湯舟と、シャワーが一つ据え付けられています。

■関連施設
支配人室
湯の島
星空図書館
満天劇場

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> 早川 千尋(148) ミミ(631)
ラムネ(ENo.628)
「そういう人がいるなら、大丈夫かな?
振り返って、無かったことにしてしまいたい事なんて誰でもあるだろうけれども、その出来事からできた良き縁だってあるはずだから。

そういった縁の先で幸せを掴んだ人達の為にも、生きなくちゃいけないと思うよ」

以前、大切な家族や友人と共に見たアニメ映画でもそうだった。自らの選択によって引き起こされた災厄の重さで動けなくなった少年を立ち上がらせたのは、その災厄を生き延びて大人になった旧友たちであった。彼らの中には結ばれて、新たな命を、家庭を育んでいる者だっていた。

そんな彼らが口にした、「災いの全てが悪かったわけじゃない」……その言葉は、現在を背負って生きていく人にとっての赦しにして、福音(エヴァンジェル)である。そう感銘を受けたのを覚えている。
5/21 22:28:24
> ミミ(631) ラムネ(628)
早川 千尋(ENo.148)
「……そういうもの、なのかな。
悪いものが入ってくるのはいつものことだし、それで苦痛を感じることはあるけど、それ以外どうとも思わないし。
元々、悪いものを引き受けるのが僕のおつとめの一つでもあるから、特に気にしていないかな」

これが……この考えこそが。彼の破滅願望なのだが。

「……それに……悪いものが僕の中に入ってくることの何が悪いのかい?
元々、僕は死にたがりで……今でもそうなんだけど、こうして話ができる存在とか、友達とか……そういう人達がいるから、今こうして生きてる。
仲間達に寂しい想いをさせないために、生きてる。

だからね、今でも無意識に死ぬことを求めてるんだ。
あの"夏の雪"で、世界法則をぐちゃぐちゃにして以来、それをなかったことにするために」

彼の世界では、世界法則にアクセスした人が死ぬことで、そのアクセス自体がなかったことになるのだ。

「おかげで、潜在具現化は、あのカードのチカラ以上のことはほとんどできなくなったけどね」
5/21 16:24:42
> 早川 千尋(148) ラムネ(628)
ミミ(ENo.631)
「なるほど、ご自身の意思と力で。神域そのものが自らの体といった感じでしょうか?
そういう状態ですと、悪いものが入ってきた時に苦痛を感じたりすることもあるでしょうし、いずれは神職の方や信者の手で神社を建てて貰って、本殿など、小さい空間以外は人の手に委ねた方が楽かもしれませんね」

と、それはそれでリスクもあるので、そのように提案してみるでしょう。
そして、破滅願望について伺って、

「実際、神と言えども心ある限りは辛いことも積み重なっていきますし、終わりを願うものが出てくるのも、自然なことだと思います。
気が遠くなるような長い時を共に過ごしてくれる伴侶や相棒、友人がいたり、無限に広がり続ける世界を見て回りたいといった道への欲求を抱き続ける事が出来ないと、厳しいと思います」

と、傍らの相方に目配せして、自分の経験も踏まえて口にします。
5/20 21:26:03
> ミミ(631) ラムネ(628)
早川 千尋(ENo.148)
「えーっと、どこから話そうかな……
潜在具現化鑑識の話はもうしたと思うから……

神社の話でもしようかな。
僕が普段過ごしている神社は、建物として建てたものじゃない。あの惑星での、カードのチカラを応用したものなんだ。
ある意味では潜在具現化にも近いかもね。

つまり、あの神社は僕の霊力と潜在具現化で作り出した、いわば僕自身。
遊びに来てくれる人は、僕の中に入ってきてるってことになる。
まぁ、元々は最期を迎える場所として作ったんだけど、今はそうは考えてないかな」

そこまで話すと、お茶を一杯口に含む。
美味しそうに頂いている。

「……それと、僕には破滅願望がある。
今でも、ね」
5/20 15:21:24
> 早川 千尋(148) ミミ(631)
ラムネ(ENo.628)
「はい、喜んで。でしたら、お茶を用意します」

でしたら、和風庭園に面した畳の間へご案内して、畳を外せば掘り炬燵になる場所へ、布団を外した炬燵を設置。
暖かい緑茶を入れて、お茶請けとして春の陽気に合わせて桜餅、他に瓦せんべい、雷おこしなどを用意するでしょう。
5/20 00:43:51
> ミミ(631)
早川 千尋(ENo.148)
「じゃあ、そうさせてもらおうかな。
まだ神になったばかりだと慣れないことも多いし。
休めるうちに休んでおかないと。

それと……こういうご縁ができたわけだし、色々と僕のことを話しておかなきゃいけないし、もう少し付き合ってくれるかい?」
5/19 23:31:00
> 早川 千尋(148)
ミミ(ENo.631)
「お褒めに預かり、恐縮です。
本日はお一人ですけれども、神職候補の方や、お友達の方と一緒でも、ゆったりと過ごせる部屋だと思います。
こうして改めて縁も繋がりましたし、ご連絡頂けましたらご宿泊だけでなく、宴席の用意なども承りますので」

お気に召して頂けたことに、感謝の意を伝えつつ、次のご宿泊も歓迎しますという想いを口にする。

「夕餉にはまだ早いですし、それまでの間は仮眠を取られたり、お風呂で疲れを取られるのが良いかもしれませんね。
今宵は港から良いフグが届きましたので、刺身や湯引き、唐揚げと鍋をご用意させて頂くつもりです。
鍋の後にはそのまま出汁を活かして雑炊にしても美味しいんですよね。

宜しければ、3人で一緒に頂いても宜しいでしょうか?」

と訊ねるでしょう。
 
5/19 22:26:17
早川 千尋(ENo.148)
案内された部屋に足を踏み入れる。
入口で靴を脱ぐと、早速窓から和風庭園をぼんやりと眺めている。

「綺麗な場所だね、ここ」
5/19 12:03:03
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