路傍
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樅原:
「…………」
08/16 17:13:49 ENo.941 more_vert
:
*たたたた……*
08/16 17:14:14 ENo.949 more_vert
松霧:
「やーーっと見つけた!
もーーーどこで油売ってたんですか!?」
もーーーどこで油売ってたんですか!?」
08/16 17:19:12 ENo.949 more_vert
樅原:
「遅ぇぇーーーーよ松霧!
何分待ったと思ってんだ」
何分待ったと思ってんだ」
08/16 17:22:24 ENo.941 more_vert
松霧:
「初めて来た街で人一人見つけ出したんですよ。むしろ褒めてもらいたいくらいです。
シラフに見えますけど、儀式はちゃんと終わったんですか?」
シラフに見えますけど、儀式はちゃんと終わったんですか?」
08/16 17:28:10 ENo.949 more_vert
樅原:
「終わった。
何時間も前だ。流石にもう抜けてんだよ」
何時間も前だ。流石にもう抜けてんだよ」
08/16 17:29:29 ENo.941 more_vert
松霧:
「はぁ~、お疲れ様です。
大変ですねー。下戸なのに毎度毎度飲まなきゃいけないなんて。
ていうか暴れて誰かに絡んだりしてませんよね?」
大変ですねー。下戸なのに毎度毎度飲まなきゃいけないなんて。
ていうか暴れて誰かに絡んだりしてませんよね?」
08/16 17:31:56 ENo.949 more_vert
樅原:
「ポストに絡んだ」
松霧
「ポストに。
……いや、まあ、何も言いませんけど……」
松霧
「ポストに。
……いや、まあ、何も言いませんけど……」
08/16 17:33:40 ENo.941 more_vert
樅原:
「んなこたーどうでもいいんだよ。
それより仕事だ。対象の情報は頭に入ってんな?
いいえとは言わせねぇぞ。言ったらギッタギタに呪う」
それより仕事だ。対象の情報は頭に入ってんな?
いいえとは言わせねぇぞ。言ったらギッタギタに呪う」
08/16 17:39:56 ENo.941 more_vert
松霧:
「入ってますよ!
無力な一般人に呪術を向けるな!
……そもそも、詳細不明だらけで大して覚えるとこないじゃないですか。
本当にあんな情報だけで見つける気なんですか? そのエンシャ――」
無力な一般人に呪術を向けるな!
……そもそも、詳細不明だらけで大して覚えるとこないじゃないですか。
本当にあんな情報だけで見つける気なんですか? そのエンシャ――」
08/16 17:44:43 ENo.949 more_vert
樅原:
「その名を呼ぶな」
<樅原は松霧の向う脛をつま先で蹴飛ばした>
松霧
「痛っっっっったぁ!!」
樅原
「依頼に関わるものの名前を不用意に口にするなっていつも言ってんだろが。
呼べばどこに居たって気付かれる。そういうもんだ」
<樅原は松霧の向う脛をつま先で蹴飛ばした>
松霧
「痛っっっっったぁ!!」
樅原
「依頼に関わるものの名前を不用意に口にするなっていつも言ってんだろが。
呼べばどこに居たって気付かれる。そういうもんだ」
08/16 17:49:49 ENo.941 more_vert
松霧:
「だからってもうちょっと穏便に止められませんでした?」
08/16 17:52:08 ENo.949 more_vert
樅原:
「知らん。
とにかく占いの結果は出てんだ。この街に居ることは間違いねぇ。
“なぜあっさり占えたのか”は分からねぇが……
理由がどうであるにせよ、探さねぇ選択肢はねぇ。
絶対見つけ出すぞ。少なくともあの女より先に」
とにかく占いの結果は出てんだ。この街に居ることは間違いねぇ。
“なぜあっさり占えたのか”は分からねぇが……
理由がどうであるにせよ、探さねぇ選択肢はねぇ。
絶対見つけ出すぞ。少なくともあの女より先に」
08/16 17:57:55 ENo.941 more_vert
松霧:
「やだなー罠だったりしたら。
ていうか、まだ相争ってるんですか。
もういい加減仲直りしてくださいよー。
あなたたちの喧嘩に巻き込まれると毎回ろくな目に遭わないんですからー……」
<会話を続けながら、二人は夜の町並みに消えていった>
ていうか、まだ相争ってるんですか。
もういい加減仲直りしてくださいよー。
あなたたちの喧嘩に巻き込まれると毎回ろくな目に遭わないんですからー……」
<会話を続けながら、二人は夜の町並みに消えていった>
08/16 18:00:55 ENo.949 more_vert
:
(了)
08/16 18:01:22 ENo.941 more_vert
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