穂璃有無神社:満天劇場
穂璃有無神社がある大きな湖の中島の一つ……星空図書館がある島の隣島に建てられた映画館・劇場島。
星空図書館と対になる建物で、硝子張りのエントランスと白亜の塔が目を引きます。
■関連プレイス
穂璃有無神社
白鷺旅館
旅館の支配人室
湯の島(入口)
星空図書館
書籍だけでなく映像アーカイブとしての映画館という基本理念を尊重しつつも、来訪者を楽しませるための娯楽施設としての充実を図った結果、例の如く中島一つの敷地をフルに使った、食事と宿泊も可能な施設として建てられました。
映像資料は映画は勿論、TV番組や学術的な資料など、多岐に渡ります。
また、映画に限らず金曜ロードショーや日曜朝の特撮番組など、(中の人のリアル時間に合わせて)上映するというサービスを行っています。
※Twitterのように、映画実況鑑賞会みたいなお遊びをしてみたりしたら楽しいのではないかと思います。
■主な施設
・学術会議室: 学会のシンポジウムなどを開くことが可能な部屋。
・大劇場: 演劇やコンサートが可能な大部屋。
・小劇場: 演劇やコンサートが可能な小部屋。
・シアター1: IMAXシアター(大型) 『君●名は。』『天●の子』他
・シアター2: 通常スクリーン(大型) 『ドクター・ス●ープ』『シャ●クネード』シリーズ他、B級作品多し
・シアター3: 通常スクリーン(大型) アニメ・特撮を主に上映。『劇場版ドラ●もん』『名探偵コ●ン』『仮面ライダーアマ●ンズ』など
・シアター4: 4D体感映画(小型) 『ア●と雪の女王2』『ガル●ン完結編1+2』
・シアター5: 座席がバスタブになっている、極楽温泉上映。(要水着着用) 『テルマエ・■マエ』2本立て 他
・シアター6: ロックな極上爆音上映シアター 『マッドマ●クス 怒りのデスロード』など
・シアター7: 座席がベッドになっている、全天周オールナイトシアター(プラネタリウム)
・シアター8: 野外大型スクリーン。車などの乗り物に乗ったまま鑑賞できます。『君●名は。』といったメジャー作から、『死霊のは●わた』といったB級ホラー映画まで幅広く上映。
・シアター9: 球体360度スクリーン。VR関係の上映を主に行っています。
・シアター10~18:日本の地上波で流れている番組を流しています。
・シアター19~21小規模な鑑賞会を行うための部屋
・食堂
・カフェテリア
・バー
・浴場(男女別)
・宿泊室
・貴賓室
・支配人室
星空図書館と対になる建物で、硝子張りのエントランスと白亜の塔が目を引きます。
■関連プレイス
穂璃有無神社
白鷺旅館
旅館の支配人室
湯の島(入口)
星空図書館
書籍だけでなく映像アーカイブとしての映画館という基本理念を尊重しつつも、来訪者を楽しませるための娯楽施設としての充実を図った結果、例の如く中島一つの敷地をフルに使った、食事と宿泊も可能な施設として建てられました。
映像資料は映画は勿論、TV番組や学術的な資料など、多岐に渡ります。
また、映画に限らず金曜ロードショーや日曜朝の特撮番組など、(中の人のリアル時間に合わせて)上映するというサービスを行っています。
※Twitterのように、映画実況鑑賞会みたいなお遊びをしてみたりしたら楽しいのではないかと思います。
■主な施設
・学術会議室: 学会のシンポジウムなどを開くことが可能な部屋。
・大劇場: 演劇やコンサートが可能な大部屋。
・小劇場: 演劇やコンサートが可能な小部屋。
・シアター1: IMAXシアター(大型) 『君●名は。』『天●の子』他
・シアター2: 通常スクリーン(大型) 『ドクター・ス●ープ』『シャ●クネード』シリーズ他、B級作品多し
・シアター3: 通常スクリーン(大型) アニメ・特撮を主に上映。『劇場版ドラ●もん』『名探偵コ●ン』『仮面ライダーアマ●ンズ』など
・シアター4: 4D体感映画(小型) 『ア●と雪の女王2』『ガル●ン完結編1+2』
・シアター5: 座席がバスタブになっている、極楽温泉上映。(要水着着用) 『テルマエ・■マエ』2本立て 他
・シアター6: ロックな極上爆音上映シアター 『マッドマ●クス 怒りのデスロード』など
・シアター7: 座席がベッドになっている、全天周オールナイトシアター(プラネタリウム)
・シアター8: 野外大型スクリーン。車などの乗り物に乗ったまま鑑賞できます。『君●名は。』といったメジャー作から、『死霊のは●わた』といったB級ホラー映画まで幅広く上映。
・シアター9: 球体360度スクリーン。VR関係の上映を主に行っています。
・シアター10~18:日本の地上波で流れている番組を流しています。
・シアター19~21小規模な鑑賞会を行うための部屋
・食堂
・カフェテリア
・バー
・浴場(男女別)
・宿泊室
・貴賓室
・支配人室
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ユグドラ(1008)
羽鳥 譲刃(627)
ミミ(631)
文車 白音(ENo.1006)
「親が変わる……というのはとても大変な事みたいだからねぇ。」
ごん
「中々うちとけれないとか、
前のお父さんの事忘れちゃったのとか、
複雑な気持ち……」
「もしもだから変なのか、
それとも、複雑な子供心がそうみせてるのか、
どうしてこんな演出になってるかは気になる。
でも、やっぱり結末は……」
ごん
「どこかのもしもに別の結末はあるのかな?
もし、のぞんだ結末を見つけたらどうなるんだろう。
それにしても銀河鉄道……」
「結末の先に、幸せはあるのかな?
うぅん。続きが気になる。」
ごん
「中々うちとけれないとか、
前のお父さんの事忘れちゃったのとか、
複雑な気持ち……」
「もしもだから変なのか、
それとも、複雑な子供心がそうみせてるのか、
どうしてこんな演出になってるかは気になる。
でも、やっぱり結末は……」
ごん
「どこかのもしもに別の結末はあるのかな?
もし、のぞんだ結末を見つけたらどうなるんだろう。
それにしても銀河鉄道……」
「結末の先に、幸せはあるのかな?
うぅん。続きが気になる。」
8/24 16:17:22
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文車 白音(1006)
ユグドラ(1008)
羽鳥 譲刃(627)
ミミ(ENo.631)
乗客のいない電車の中でなずなは、自分が母の不倫で出来た子供で、母が駆け落ちしてこの町に来たこと、実父が亡くなって1年も経たないのに、母が三度目の結婚を決めたことを典道に打ち明ける。
ミミ
「3度目の結婚……なずなのお父さんとの時点で2人目で、命を落としたとなると、不穏な何かを感じてしまいますよね」
そして、駅でワンピースに着替え終えていたなずなは、母に教わった松田聖子の『瑠璃色の地球』を歌い始めるのだが、列車の中だったはずなのにメルヘンな景色が広がり、現実離れした状況となってしまう。
コットン
「これ、やっぱり単純なタイムリープって感じがしないなぁ。”もしも”だし、新しい可能性の並行世界を作り出してしまってるパターンかしら?
でも、なずな自身は駆け落ちなんてできないって、現実をわきまえてる感じがするけれども」
なずなが歌い終えると、周囲の景色は夕暮の線路へと戻り、彼女は典道に、東京で一緒に暮らそうと誘う。
そのまま列車は線路を進んでいくのだが……踏切を通過する際に、これまでの時間線では典道と出会って灯台へ行くことになっていた祐介達が、電車に乗っている二人に気づき、追いかけっこが始まってしまう。
なずなの母と、新しい男も来るまで二人を追いかけているのが確認できる。
ラムネ
「あっ、見つかった」
その後、次の駅に着いた所で追手二組に挟まれた典道は、なずなの手を引いて駅から飛び降り、灯台へと走っていく。
灯台の中で二人は、打ち上げ花火が丸いのか、平べったいのかという学校で男子たちが話し合ってたことについて話すのだが……
屋外へ出て二人は打ち上げ花火を眺めることになるのだが、それはまるで花びらのような、とても奇妙な形をしていた。
「この世界は違う」と不安を抱く典道に対して、なずなは「二人でいられるなら、どっちの世界でもいい」と告げる。
だが、追いついた祐介は、灯台の上だというのに二人を突き飛ばす。
奇妙な花火が夜空を彩る中、海へと落ちる直前に典道が、
「祐介達に見つかってなければ、二人でいられたのかな」と呟く。
すると、再び例の怪しい玉が起動してて……二人は再び、電車が駅を出て間もない時間へと戻る。
そして今度はなずなを踏切手前で座席へと押し倒すようにして姿を隠し、祐介達をやり過ごすことに成功する。
だが、列車はその後、何故か海の上を走りだすのである。
ユズリハ
「確か、原作者は昔書いた本の中で、”銀河鉄道の夜”がイメージ元の1つだったって書いてたそうだから、さっきの謳ってる時の演出とか、列車が海を走ったりするのもそういう部分を拾っているのかもね?
だけど、二人の逃避行は、どこまで続くのかしら?」
ミミ
「3度目の結婚……なずなのお父さんとの時点で2人目で、命を落としたとなると、不穏な何かを感じてしまいますよね」
そして、駅でワンピースに着替え終えていたなずなは、母に教わった松田聖子の『瑠璃色の地球』を歌い始めるのだが、列車の中だったはずなのにメルヘンな景色が広がり、現実離れした状況となってしまう。
コットン
「これ、やっぱり単純なタイムリープって感じがしないなぁ。”もしも”だし、新しい可能性の並行世界を作り出してしまってるパターンかしら?
でも、なずな自身は駆け落ちなんてできないって、現実をわきまえてる感じがするけれども」
なずなが歌い終えると、周囲の景色は夕暮の線路へと戻り、彼女は典道に、東京で一緒に暮らそうと誘う。
そのまま列車は線路を進んでいくのだが……踏切を通過する際に、これまでの時間線では典道と出会って灯台へ行くことになっていた祐介達が、電車に乗っている二人に気づき、追いかけっこが始まってしまう。
なずなの母と、新しい男も来るまで二人を追いかけているのが確認できる。
ラムネ
「あっ、見つかった」
その後、次の駅に着いた所で追手二組に挟まれた典道は、なずなの手を引いて駅から飛び降り、灯台へと走っていく。
灯台の中で二人は、打ち上げ花火が丸いのか、平べったいのかという学校で男子たちが話し合ってたことについて話すのだが……
屋外へ出て二人は打ち上げ花火を眺めることになるのだが、それはまるで花びらのような、とても奇妙な形をしていた。
「この世界は違う」と不安を抱く典道に対して、なずなは「二人でいられるなら、どっちの世界でもいい」と告げる。
だが、追いついた祐介は、灯台の上だというのに二人を突き飛ばす。
奇妙な花火が夜空を彩る中、海へと落ちる直前に典道が、
「祐介達に見つかってなければ、二人でいられたのかな」と呟く。
すると、再び例の怪しい玉が起動してて……二人は再び、電車が駅を出て間もない時間へと戻る。
そして今度はなずなを踏切手前で座席へと押し倒すようにして姿を隠し、祐介達をやり過ごすことに成功する。
だが、列車はその後、何故か海の上を走りだすのである。
ユズリハ
「確か、原作者は昔書いた本の中で、”銀河鉄道の夜”がイメージ元の1つだったって書いてたそうだから、さっきの謳ってる時の演出とか、列車が海を走ったりするのもそういう部分を拾っているのかもね?
だけど、二人の逃避行は、どこまで続くのかしら?」
8/23 22:47:58
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文車 白音(1006)
羽鳥 譲刃(627)
ミミ(631)
ユグドラ(ENo.1008)
「2人ともユズリハより年下だよね。子供2人で十分なお金も物資もなしに駆け落ちなんて、碌な結果になりそうにないけど。第一、典道君の方も気持ちが固まってないみたいだし……って、あぁ、やっぱり上手くいかないか」
「それで2度目のタイムリープ。今度は電車に乗れて……言っちゃ悪いけど、たぶん失敗するんだろうねぇ……」
「それで2度目のタイムリープ。今度は電車に乗れて……言っちゃ悪いけど、たぶん失敗するんだろうねぇ……」
8/10 01:35:49
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ユグドラ(1008)
羽鳥 譲刃(627)
ミミ(631)
文車 白音(ENo.1006)
「勝ったか負けたか、
誘われたか誘われなかったかの差しか変わってないのも、
なんていうか時が本当に変わったのかわからないのあるよね。」
ごん
「ほっとする反面不安にもなるやつ。
それで問題の時間になったけど、
あ、はっきりと何がしたいのか口にしてる。」
「心に決めた時に勝てる人となら、
新しい未来が切り開けるとか考えたのかな?
それにしても、心をきめた乙女は強い」
ごん
「強い……けど、やっぱり大人の力にはかなわない感じある。
告白する未来つかめるかなぁ?」
「さてねぇ。この世界じゃ無理だけど……
まだ次の世界を切り開くつもりみたいだね。
しかし、本来花火はどこからみても丸のはずだもんね」
ごん
「そしてまた別の軸にきたけど、
何が待ち受けてるんだろ。
この辺りの違いも後で読んだら分かりそう。」
「本の方用意しないと……」
誘われたか誘われなかったかの差しか変わってないのも、
なんていうか時が本当に変わったのかわからないのあるよね。」
ごん
「ほっとする反面不安にもなるやつ。
それで問題の時間になったけど、
あ、はっきりと何がしたいのか口にしてる。」
「心に決めた時に勝てる人となら、
新しい未来が切り開けるとか考えたのかな?
それにしても、心をきめた乙女は強い」
ごん
「強い……けど、やっぱり大人の力にはかなわない感じある。
告白する未来つかめるかなぁ?」
「さてねぇ。この世界じゃ無理だけど……
まだ次の世界を切り開くつもりみたいだね。
しかし、本来花火はどこからみても丸のはずだもんね」
ごん
「そしてまた別の軸にきたけど、
何が待ち受けてるんだろ。
この辺りの違いも後で読んだら分かりそう。」
「本の方用意しないと……」
8/9 14:35:39
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文車 白音(1006)
ユグドラ(1008)
羽鳥 譲刃(627)
ミミ(ENo.631)
かくして、競争に勝った典道は、なずなに花火大会へと誘われる。
その後、教室でクラスの男子たちが花火の形について、丸いのか平らなのか、議論を戦わせていたり、祐介が遊びに来る所まで大筋は変わらない。
ミミ
「こういう、変わらない部分があると、何となくほっとしますけれども……」
祐介との会話の後、典道は次第になずなの誘いを断ろうかと考え始めるけれども、彼女はすでに典道の家のすぐ近くまで来ていた。
典道は祐介に隠れてなずなを迎えに行ったのだが、祐介もすぐに外へ出てきてしまったため、慌ててなずなを自転車に乗せて走り出した。
……二人が辿り着いたのは、ローカル鉄道の駅。駅に着いた二人は電車が来るのを待つことに。
大きな荷物について訊ねられたなずなは、
「家出じゃなくて駆け落ち!」と、ませた発言を口にする。
更に生活費の心配をされると、「年をごまかせば女の子は夜の商売でどこでも働いていける」と返す。
そして駅のトレイでワンピースに着替えたなずなは、口紅を差して、大人ぶった姿を典道に見せつける。
ラムネ
「女の子の方が大人、男の子は子供」
コットン
「この辺り、女の子の方が生計を立てることとか、現実を考えてるなぁって感じがするよね」
着替え終えたなずなは改めて典道に、一緒に来て欲しいと頼む。けれども典道は動揺して、答えを返せないでいる。
だが、そこへなずなを追いかけてきた母と再婚相手がやって来て、無理やり連れ帰ろうとする。
典道はなずなを引き戻そうとするが、再婚相手に殴り倒されて、彼女は連れて行かれて、典道は一人取り残されてしまう。
失意の中の帰り道で、典道は祐介達と出くわし、一緒に灯台へ向かうこととなった。
その途中で祐介は典道がなずなをどう思っているかを問い詰めた末、夏休み明けに絶対に告白すると宣言する。
ユズリハ
「でも、その願いは叶わないんだよね……」
かくして一同が灯台内部の階段を上り、最上部へと辿り着くと程なくして撃つ上げ花火が上がるのだが……花火は本来と違い、平べったい形をしていた。
それを見た典道は、この世界はおかしいと感じ、今日起きた不思議な現象を思い出したのである。
今度は、「もしも俺となずなが電車に乗っていたら」と言いながら、再びあの不思議な玉を投げる。
すると再び時間は戻り、駅にいた典道となずなは、彼女の母と再婚相手から逃げて、二人で電車に乗り込むことに成功する。
コットン
「原作のドラマだと、電車に乗れなかった所で2つ目の可能性を描いたパートはお終いだったそうだから、ここからはオリジナルの”もしも”に突入するみたい。
この先、どうなるのかなぁ……」
その後、教室でクラスの男子たちが花火の形について、丸いのか平らなのか、議論を戦わせていたり、祐介が遊びに来る所まで大筋は変わらない。
ミミ
「こういう、変わらない部分があると、何となくほっとしますけれども……」
祐介との会話の後、典道は次第になずなの誘いを断ろうかと考え始めるけれども、彼女はすでに典道の家のすぐ近くまで来ていた。
典道は祐介に隠れてなずなを迎えに行ったのだが、祐介もすぐに外へ出てきてしまったため、慌ててなずなを自転車に乗せて走り出した。
……二人が辿り着いたのは、ローカル鉄道の駅。駅に着いた二人は電車が来るのを待つことに。
大きな荷物について訊ねられたなずなは、
「家出じゃなくて駆け落ち!」と、ませた発言を口にする。
更に生活費の心配をされると、「年をごまかせば女の子は夜の商売でどこでも働いていける」と返す。
そして駅のトレイでワンピースに着替えたなずなは、口紅を差して、大人ぶった姿を典道に見せつける。
ラムネ
「女の子の方が大人、男の子は子供」
コットン
「この辺り、女の子の方が生計を立てることとか、現実を考えてるなぁって感じがするよね」
着替え終えたなずなは改めて典道に、一緒に来て欲しいと頼む。けれども典道は動揺して、答えを返せないでいる。
だが、そこへなずなを追いかけてきた母と再婚相手がやって来て、無理やり連れ帰ろうとする。
典道はなずなを引き戻そうとするが、再婚相手に殴り倒されて、彼女は連れて行かれて、典道は一人取り残されてしまう。
失意の中の帰り道で、典道は祐介達と出くわし、一緒に灯台へ向かうこととなった。
その途中で祐介は典道がなずなをどう思っているかを問い詰めた末、夏休み明けに絶対に告白すると宣言する。
ユズリハ
「でも、その願いは叶わないんだよね……」
かくして一同が灯台内部の階段を上り、最上部へと辿り着くと程なくして撃つ上げ花火が上がるのだが……花火は本来と違い、平べったい形をしていた。
それを見た典道は、この世界はおかしいと感じ、今日起きた不思議な現象を思い出したのである。
今度は、「もしも俺となずなが電車に乗っていたら」と言いながら、再びあの不思議な玉を投げる。
すると再び時間は戻り、駅にいた典道となずなは、彼女の母と再婚相手から逃げて、二人で電車に乗り込むことに成功する。
コットン
「原作のドラマだと、電車に乗れなかった所で2つ目の可能性を描いたパートはお終いだったそうだから、ここからはオリジナルの”もしも”に突入するみたい。
この先、どうなるのかなぁ……」
8/7 01:15:04
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文車 白音(1006)
羽鳥 譲刃(627)
ミミ(631)
ユグドラ(ENo.1008)
「難しい状況だねぇ。新しい親なんて、すぐに受け入れられるとは思えないけど、独り立ちできる力があるわけでもなし……」
「勝った方を誘うつもりで、典道君が勝つと思ってたの?なら最初から祐介君を誘わなければいいのに……何か口実が欲しかったのかな?」
「なずなちゃんは連れ戻されて、2人は喧嘩して……何もかも上手くいかないね。って、ここから過去に?失敗した記憶を持ったまま過去に戻って、今度は勝負に勝って……どうなるんだろ?」
「勝った方を誘うつもりで、典道君が勝つと思ってたの?なら最初から祐介君を誘わなければいいのに……何か口実が欲しかったのかな?」
「なずなちゃんは連れ戻されて、2人は喧嘩して……何もかも上手くいかないね。って、ここから過去に?失敗した記憶を持ったまま過去に戻って、今度は勝負に勝って……どうなるんだろ?」
8/5 01:19:39
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ユグドラ(1008)
羽鳥 譲刃(627)
ミミ(631)
文車 白音(ENo.1006)
ごん
「なんというか、
その選択で大丈夫?ってなる。」
「一番きついのは典道君な気がする。
しかも、なずなの方の状況もうわぁって感じで……」
ごん
「祐介ェ……
なんていうか、お父さんの想い出もそうだけど、
この地から離れるのも嫌ってのもありそう……」
「そして、訪れる約束の時だけど、
なんで勝った方にだったんだろ。
後、なんだろう。
思ったよりあっさりと別れが訪れた感じある……」
ごん
「この辺りも先みれば判明するのかなー?
そして、もしもの世界線に……
勝ったことでどう世界がかわるのかなぁ?」
「まだまだ謎が多い……」
「なんというか、
その選択で大丈夫?ってなる。」
「一番きついのは典道君な気がする。
しかも、なずなの方の状況もうわぁって感じで……」
ごん
「祐介ェ……
なんていうか、お父さんの想い出もそうだけど、
この地から離れるのも嫌ってのもありそう……」
「そして、訪れる約束の時だけど、
なんで勝った方にだったんだろ。
後、なんだろう。
思ったよりあっさりと別れが訪れた感じある……」
ごん
「この辺りも先みれば判明するのかなー?
そして、もしもの世界線に……
勝ったことでどう世界がかわるのかなぁ?」
「まだまだ謎が多い……」
8/4 19:48:22
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文車 白音(1006)
ユグドラ(1008)
羽鳥 譲刃(627)
ミミ(ENo.631)
それから学校が終わり典道が一旦帰宅すると、鍵が開いていた裏口から、祐介が勝手に上がり込んでいた。
夕方の5時近くになるとおじけづいた祐介は、競争で負った典道の怪我が重症だと言い出し、自分の父が営む医院に行くよう仕向ける。
更に祐介は、なずなへの自分が行けなくなったという言付けを典道に頼み、
「あんなブスを好きになるわけがない」
と強がりを口にしてから、仲間との集合場所へ行ってしまった。
ミミ
「これは祐介の方こそ重症ですね。
これ、なずなは祐介の事は友達としか見てくれてないってこと、自覚してそうですよね。
となると、なずなの本命は……」
一方、なずなが帰宅すると、母の再婚相手である男性が来ていた。
明らかに、なずなは新しい父親となる予定の男性によい感情を抱いてないようで。
コットン
「冒頭の浜辺も、お父さんとの思い出に関係してる場所なんだろうし、今でも死んだお父さんのことが大好きなんだろうなぁ。
たった1年で新しい男とくっつかれたら、母親の事も嫌いになるんじゃないかなぁ?」
大人二人の目を避けるように自室へと向かったなずなは、浴衣へと着替えた後、更にスーツケースに荷物を纏めて家を出立する。
ラムネ
「家出? でも、子供だとお金もないし、遠くに行けなさそう」
なずなは祐介の父親が営む医院を訪れるが、典道の家を出た後、そのままクラスの男子と合流しに向かった祐介の姿は当然なく……
そこへ遅れてやってきた典道は祐介に言われた通り、彼の父にけがを見て貰うけれども、もちろん大した傷ではない。
治療を終えた典道は、委員の待合室で待ちぼうけしていたなずなに、祐介が来ないことを伝える。
その後、病院を出て帰ろうとした典道は、外で寂しげに黄昏ていたなずなが居たのを見て、2人で歩くこととなる。
なずなはあの時、競争に勝った方を誘おうとしたこと、あの勝負に典道が勝つと思っていたことを告げる。
だが、彼女は「家出をした」といったかと思うと、すぐに否定したりと、典道に真相を教えてはくれない。
ユズリハ
「なるほど、典道が本命で間違いないかな?
なずなに見とれて負けちゃうなんて、勿体ないことしたなぁ。
でも、この様子だと家出が成功するとは思ってない感じ?」
そうこうしている内に、なずなは母に見つかって連れ戻されてしまう。
何もできなかった典道は、灯台へ向かう前に彼を迎えに来た祐介たちに遭遇する。
……思わず典道は、なずなとの約束を破った祐介に殴りかかってしまった。
その後、典道は取り残されたなずなの荷物の中から、今朝彼女が海で拾ったという不思議な玉を見つけ出す。
ラムネ
「最初の海の場面で、なずなが拾った玉。凄く未来の機械みたいな感じ」
典道は、
「あの時もし俺が勝っていれば……」
と、後悔の念に苛まれながら玉を放り投げる。
……すると、場面は昼間、プールで競争した時まで時間が巻き戻っていたのである。
かくして、今度はなずなに見惚れることなく、競争に無事勝利する。
ユズリハ
「なるほど、もしものルートをこうやって見せていく形なんだね。
だけどこれ、タイムパラドックスとか、どういう扱いになってるのかが気になるなぁ」
夕方の5時近くになるとおじけづいた祐介は、競争で負った典道の怪我が重症だと言い出し、自分の父が営む医院に行くよう仕向ける。
更に祐介は、なずなへの自分が行けなくなったという言付けを典道に頼み、
「あんなブスを好きになるわけがない」
と強がりを口にしてから、仲間との集合場所へ行ってしまった。
ミミ
「これは祐介の方こそ重症ですね。
これ、なずなは祐介の事は友達としか見てくれてないってこと、自覚してそうですよね。
となると、なずなの本命は……」
一方、なずなが帰宅すると、母の再婚相手である男性が来ていた。
明らかに、なずなは新しい父親となる予定の男性によい感情を抱いてないようで。
コットン
「冒頭の浜辺も、お父さんとの思い出に関係してる場所なんだろうし、今でも死んだお父さんのことが大好きなんだろうなぁ。
たった1年で新しい男とくっつかれたら、母親の事も嫌いになるんじゃないかなぁ?」
大人二人の目を避けるように自室へと向かったなずなは、浴衣へと着替えた後、更にスーツケースに荷物を纏めて家を出立する。
ラムネ
「家出? でも、子供だとお金もないし、遠くに行けなさそう」
なずなは祐介の父親が営む医院を訪れるが、典道の家を出た後、そのままクラスの男子と合流しに向かった祐介の姿は当然なく……
そこへ遅れてやってきた典道は祐介に言われた通り、彼の父にけがを見て貰うけれども、もちろん大した傷ではない。
治療を終えた典道は、委員の待合室で待ちぼうけしていたなずなに、祐介が来ないことを伝える。
その後、病院を出て帰ろうとした典道は、外で寂しげに黄昏ていたなずなが居たのを見て、2人で歩くこととなる。
なずなはあの時、競争に勝った方を誘おうとしたこと、あの勝負に典道が勝つと思っていたことを告げる。
だが、彼女は「家出をした」といったかと思うと、すぐに否定したりと、典道に真相を教えてはくれない。
ユズリハ
「なるほど、典道が本命で間違いないかな?
なずなに見とれて負けちゃうなんて、勿体ないことしたなぁ。
でも、この様子だと家出が成功するとは思ってない感じ?」
そうこうしている内に、なずなは母に見つかって連れ戻されてしまう。
何もできなかった典道は、灯台へ向かう前に彼を迎えに来た祐介たちに遭遇する。
……思わず典道は、なずなとの約束を破った祐介に殴りかかってしまった。
その後、典道は取り残されたなずなの荷物の中から、今朝彼女が海で拾ったという不思議な玉を見つけ出す。
ラムネ
「最初の海の場面で、なずなが拾った玉。凄く未来の機械みたいな感じ」
典道は、
「あの時もし俺が勝っていれば……」
と、後悔の念に苛まれながら玉を放り投げる。
……すると、場面は昼間、プールで競争した時まで時間が巻き戻っていたのである。
かくして、今度はなずなに見惚れることなく、競争に無事勝利する。
ユズリハ
「なるほど、もしものルートをこうやって見せていく形なんだね。
だけどこれ、タイムパラドックスとか、どういう扱いになってるのかが気になるなぁ」
8/3 00:56:30
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文車 白音(1006)
羽鳥 譲刃(627)
ユグドラ(ENo.1008)
「ユズリハや白音さんの生まれた島だもの、素敵な場所に違いないよね。島の西の方ばかり行ってる気がするから、そのうち東側の葉っぱも探してみたいな……ふわぁ」
上質な物語を観終えた余韻に、大きな欠伸を一つ。寝室兼用のシアタールームを良いことに、その場にぽてっと寝転がる。そして翌朝、朝食を終えて再びスクリーン前に集う一行。
「恋愛もののお話で2つの結末ってことは、主人公が誰を選ぶかで分岐するのかな。それとも一人の想い人と結ばれるか、結ばれないか?どんな感じか楽しみだよ」
「ふふ、男の子が2人に女の子1人、初々しいねぇ。この3人がメインってことは、どちらの男の子が恋を実らせるか、かな?」
「二人っきりのデートが照れ臭いのかも知れないけど、勝負に負けたのに約束を破るのは良くないね。これっきりにされちゃっても、文句は言えないよ」
上質な物語を観終えた余韻に、大きな欠伸を一つ。寝室兼用のシアタールームを良いことに、その場にぽてっと寝転がる。そして翌朝、朝食を終えて再びスクリーン前に集う一行。
「恋愛もののお話で2つの結末ってことは、主人公が誰を選ぶかで分岐するのかな。それとも一人の想い人と結ばれるか、結ばれないか?どんな感じか楽しみだよ」
「ふふ、男の子が2人に女の子1人、初々しいねぇ。この3人がメインってことは、どちらの男の子が恋を実らせるか、かな?」
「二人っきりのデートが照れ臭いのかも知れないけど、勝負に負けたのに約束を破るのは良くないね。これっきりにされちゃっても、文句は言えないよ」
7/29 00:01:51
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ユグドラ(1008)
羽鳥 譲刃(627)
文車 白音(ENo.1006)
「色々しってから見直すと確かに発見が」
ごん
「とりあえず、ホットケーキおいしい」
「マフィンもおいしい。
割合、両方の結末があるってのも、
この作品を理解する上で必要な要素な気がする……」
ごん
「ふぇー」
「この微妙な感じが恋心の芽生えとか青春感ある。」
ごん
「しかも複雑な状況の上での、
この流れ……
なんていうかこじれる感ばりばり」
「しかもこの流れで約束やぶるのかー
これはこじれそう」
ごん
「でも実際花火ってどうなってるのか気になる。」
ごん
「とりあえず、ホットケーキおいしい」
「マフィンもおいしい。
割合、両方の結末があるってのも、
この作品を理解する上で必要な要素な気がする……」
ごん
「ふぇー」
「この微妙な感じが恋心の芽生えとか青春感ある。」
ごん
「しかも複雑な状況の上での、
この流れ……
なんていうかこじれる感ばりばり」
「しかもこの流れで約束やぶるのかー
これはこじれそう」
ごん
「でも実際花火ってどうなってるのか気になる。」
7/16 21:17:02
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文車 白音(1006)
ユグドラ(1008)
ユズリハ(ENo.627)
「いずれ日本の事とか、記録の葉を巡ったり、実際に旅する内に分かるようになるから。
それからまた見直すと、もっと楽しめると思うよ。
それじゃあ、今夜はこのままおやすみなさい♪」
という訳で、大きな寝室兼シアタールームになっている部屋で眠りに就いて翌朝。
本日の朝食はホットケーキとエッグハムマフィン、ベーコンポテトパイといった、朝マックを豪華にしたようなラインナップであります。
コットン
「今回のアニメ映画には原作があって、随分と変わった趣向のドラマだったの。
お話の途中で運命の分岐点があって、もしもこうしていたら……といった感じで2種類の結末を提示するっていう感じの。
それを映画ではどのようにアレンジして見せるようにしたのかはお楽しみって感じ」
そして食事がひと段落ついてから、シアタールームへと移動して、お菓子とドリンクを用意してから、プロジェクターのスイッチを入れる。
……物語の舞台はのどかな海沿いの町・茂下(もしも)町。
中学1年生の男子生徒・島田典道は、垢抜けた雰囲気でクラスのアイドル的な少女・及川なずなに密かに恋心を寄せている。
一方、典道と仲の良い安曇祐介も彼女のことが好きで、二人は自分の思いをひた隠しにしていた。
ユズリハ
「なるほど、この年頃だと女の子は体の変化から一気に心が大人に近づいていくけれども、男子はまだまだ子供なんだよね。
だから踏み込んで想いを伝えられない……そういう三角関係って事なんだね。
問題は、なずなはどちらかのことを好きなのかどうかだけど」
そして時は夏休み中の登校日であり、打ち上げ花火が名物である神社の夏祭りが開かれる8月1日。
その日の朝、及川なずなは海辺で浮かない顔をしていた。
母親が再婚することになり、なずなは夏休みのうちに、引っ越すこととなったからであった。
なずなはそれに不満を抱きながらも、母がその旨をしたためた手紙を担任の三浦先生に渡すしかなく……
けれども、彼女は先生以外の誰にも引っ越すことになったのを伝えていなかった。
放課後。
プール掃除担当の典道と祐介がこっそり泳いで遊ぼうとすると、プールになずながポツンと1人で佇んでいた。
典道がどうしてここにいるのか尋ねても、なずなははぐらかして答えない。
彼女の事は意識しつつも、男子2人は50m競争を始めようとするのだが、なずなもレースに参加すると宣言して、
「私が勝ったら何でも言うこと聞いて」と賭けを無理強いする。
そして50m競争が始まったのだが、なずなの隣のレーンで泳いだ典道は、ターンの際に彼女と目が合ったため緊張し、足を壁にぶつけて遅れを取ってしまう。
結局、勝負は水泳部のなずなが大差をつけて圧勝、彼女は次点だった祐介に「花火大会に2人で行こう。5時に迎えに行く」と一方的に伝え、去って行く。
遅れてゴールした典道は、放心状態の祐介の理由など、皆目見当もつかないようで。
ミミ
「惚れた相手に見とれて試合に負けた……これは辛いですよね。そのうえ、別の男と一緒にお祭りに行くなんて言われたら尚更」
その後、プールから典道と祐介が教室へ戻ると、仲間の純一、和弘、稔といった面々が、
打ち上げ花火は横から見たら丸いのか、平べったいのかと熱く議論していた。
そして男子一同は検証のために、紺や打ちあがる花火が横から見えるはずの、茂下(もしも)灯台まで行くことを決意する。
だが、祐介はなずなとの約束があるにも関わらず、自分も行くと言い出したのである。
ラムネ
「念願のデートなのに行かないの? こういうのを、ヘタレっていうの?」
それからまた見直すと、もっと楽しめると思うよ。
それじゃあ、今夜はこのままおやすみなさい♪」
という訳で、大きな寝室兼シアタールームになっている部屋で眠りに就いて翌朝。
本日の朝食はホットケーキとエッグハムマフィン、ベーコンポテトパイといった、朝マックを豪華にしたようなラインナップであります。
コットン
「今回のアニメ映画には原作があって、随分と変わった趣向のドラマだったの。
お話の途中で運命の分岐点があって、もしもこうしていたら……といった感じで2種類の結末を提示するっていう感じの。
それを映画ではどのようにアレンジして見せるようにしたのかはお楽しみって感じ」
そして食事がひと段落ついてから、シアタールームへと移動して、お菓子とドリンクを用意してから、プロジェクターのスイッチを入れる。
……物語の舞台はのどかな海沿いの町・茂下(もしも)町。
中学1年生の男子生徒・島田典道は、垢抜けた雰囲気でクラスのアイドル的な少女・及川なずなに密かに恋心を寄せている。
一方、典道と仲の良い安曇祐介も彼女のことが好きで、二人は自分の思いをひた隠しにしていた。
ユズリハ
「なるほど、この年頃だと女の子は体の変化から一気に心が大人に近づいていくけれども、男子はまだまだ子供なんだよね。
だから踏み込んで想いを伝えられない……そういう三角関係って事なんだね。
問題は、なずなはどちらかのことを好きなのかどうかだけど」
そして時は夏休み中の登校日であり、打ち上げ花火が名物である神社の夏祭りが開かれる8月1日。
その日の朝、及川なずなは海辺で浮かない顔をしていた。
母親が再婚することになり、なずなは夏休みのうちに、引っ越すこととなったからであった。
なずなはそれに不満を抱きながらも、母がその旨をしたためた手紙を担任の三浦先生に渡すしかなく……
けれども、彼女は先生以外の誰にも引っ越すことになったのを伝えていなかった。
放課後。
プール掃除担当の典道と祐介がこっそり泳いで遊ぼうとすると、プールになずながポツンと1人で佇んでいた。
典道がどうしてここにいるのか尋ねても、なずなははぐらかして答えない。
彼女の事は意識しつつも、男子2人は50m競争を始めようとするのだが、なずなもレースに参加すると宣言して、
「私が勝ったら何でも言うこと聞いて」と賭けを無理強いする。
そして50m競争が始まったのだが、なずなの隣のレーンで泳いだ典道は、ターンの際に彼女と目が合ったため緊張し、足を壁にぶつけて遅れを取ってしまう。
結局、勝負は水泳部のなずなが大差をつけて圧勝、彼女は次点だった祐介に「花火大会に2人で行こう。5時に迎えに行く」と一方的に伝え、去って行く。
遅れてゴールした典道は、放心状態の祐介の理由など、皆目見当もつかないようで。
ミミ
「惚れた相手に見とれて試合に負けた……これは辛いですよね。そのうえ、別の男と一緒にお祭りに行くなんて言われたら尚更」
その後、プールから典道と祐介が教室へ戻ると、仲間の純一、和弘、稔といった面々が、
打ち上げ花火は横から見たら丸いのか、平べったいのかと熱く議論していた。
そして男子一同は検証のために、紺や打ちあがる花火が横から見えるはずの、茂下(もしも)灯台まで行くことを決意する。
だが、祐介はなずなとの約束があるにも関わらず、自分も行くと言い出したのである。
ラムネ
「念願のデートなのに行かないの? こういうのを、ヘタレっていうの?」
7/15 01:44:10
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文車 白音(1006)
ユグドラ(1008)
ユズリハ(ENo.627)
「いずれ日本の事とか、記録の葉を巡ったり、実際に旅する内に分かるようになるから。
それからまた見直すと、もっと楽しめると思うよ。
それじゃあ、今夜はこのままおやすみなさい♪」
という訳で、大きな寝室兼シアタールームになっている部屋で眠りに就いて翌朝。
本日の朝食はホットケーキとエッグハムマフィン、ベーコンポテトパイといった、朝マックを豪華にしたようなラインナップであります。
コットン
「今回のアニメ映画には原作があって、随分と変わった趣向のドラマだったの。
お話の途中で運命の分岐点があって、もしもこうしていたら……といった感じで2種類の結末を提示するっていう感じの。
それを映画ではどのようにアレンジして見せるようにしたのかはお楽しみって感じ」
そして食事がひと段落ついてから、シアタールームへと移動して、お菓子とドリンクを用意してから、プロジェクターのスイッチを入れる。
……物語の舞台はのどかな海沿いの町・茂下(もしも)町。
中学1年生の男子生徒・島田典道は、垢抜けた雰囲気でクラスのアイドル的な少女・及川なずなに密かに恋心を寄せている。
一方、典道と仲の良い安曇祐介も彼女のことが好きで、二人は自分の思いをひた隠しにしていた。
ユズリハ
「なるほど、この年頃だと女の子は体の変化から一気に心が大人に近づいていくけれども、男子はまだまだ子供なんだよね。
だから踏み込んで想いを伝えられない……そういう三角関係って事なんだね。
問題は、なずなはどちらかのことを好きなのかどうかだけど」
そして時は夏休み中の登校日であり、打ち上げ花火が名物である神社の夏祭りが開かれる8月1日。
その日の朝、及川なずなは海辺で浮かない顔をしていた。
母親が再婚することになり、なずなは夏休みのうちに、引っ越すこととなったからであった。
なずなはそれに不満を抱きながらも、母がその旨をしたためた手紙を担任の三浦先生に渡すしかなく……
けれども、彼女は先生以外の誰にも引っ越すことになったのを伝えていなかった。
放課後。
プール掃除担当の典道と祐介がこっそり泳いで遊ぼうとすると、プールになずながポツンと1人で佇んでいた。
典道がどうしてここにいるのか尋ねても、なずなははぐらかして答えない。
彼女の事は意識しつつも、男子2人は50m競争を始めようとするのだが、なずなもレースに参加すると宣言して、
「私が勝ったら何でも言うこと聞いて」と賭けを無理強いする。
そして50m競争が始まったのだが、なずなの隣のレーンで泳いだ典道は、ターンの際に彼女と目が合ったため緊張し、足を壁にぶつけて遅れを取ってしまう。
結局、勝負は水泳部のなずなが大差をつけて圧勝、彼女は次点だった祐介に「花火大会に2人で行こう。5時に迎えに行く」と一方的に伝え、去って行く。
遅れてゴールした典道は、放心状態の祐介の理由など、皆目見当もつかないようで。
ミミ
「惚れた相手に見とれて試合に負けた……これは辛いですよね。そのうえ、別の男と一緒にお祭りに行くなんて言われたら尚更」
その後、プールから典道と祐介が教室へ戻ると、仲間の純一、和弘、稔といった面々が、
打ち上げ花火は横から見たら丸いのか、平べったいのかと熱く議論していた。
そして男子一同は検証のために、紺や打ちあがる花火が横から見えるはずの、茂下(もしも)灯台まで行くことを決意する。
だが、祐介はなずなとの約束があるにも関わらず、自分も行くと言い出したのである。
ラムネ
「念願のデートなのに行かないの? こういうのを、ヘタレっていうの?」
それからまた見直すと、もっと楽しめると思うよ。
それじゃあ、今夜はこのままおやすみなさい♪」
という訳で、大きな寝室兼シアタールームになっている部屋で眠りに就いて翌朝。
本日の朝食はホットケーキとエッグハムマフィン、ベーコンポテトパイといった、朝マックを豪華にしたようなラインナップであります。
コットン
「今回のアニメ映画には原作があって、随分と変わった趣向のドラマだったの。
お話の途中で運命の分岐点があって、もしもこうしていたら……といった感じで2種類の結末を提示するっていう感じの。
それを映画ではどのようにアレンジして見せるようにしたのかはお楽しみって感じ」
そして食事がひと段落ついてから、シアタールームへと移動して、お菓子とドリンクを用意してから、プロジェクターのスイッチを入れる。
……物語の舞台はのどかな海沿いの町・茂下(もしも)町。
中学1年生の男子生徒・島田典道は、垢抜けた雰囲気でクラスのアイドル的な少女・及川なずなに密かに恋心を寄せている。
一方、典道と仲の良い安曇祐介も彼女のことが好きで、二人は自分の思いをひた隠しにしていた。
ユズリハ
「なるほど、この年頃だと女の子は体の変化から一気に心が大人に近づいていくけれども、男子はまだまだ子供なんだよね。
だから踏み込んで想いを伝えられない……そういう三角関係って事なんだね。
問題は、なずなはどちらかのことを好きなのかどうかだけど」
そして時は夏休み中の登校日であり、打ち上げ花火が名物である神社の夏祭りが開かれる8月1日。
その日の朝、及川なずなは海辺で浮かない顔をしていた。
母親が再婚することになり、なずなは夏休みのうちに、引っ越すこととなったからであった。
なずなはそれに不満を抱きながらも、母がその旨をしたためた手紙を担任の三浦先生に渡すしかなく……
けれども、彼女は先生以外の誰にも引っ越すことになったのを伝えていなかった。
放課後。
プール掃除担当の典道と祐介がこっそり泳いで遊ぼうとすると、プールになずながポツンと1人で佇んでいた。
典道がどうしてここにいるのか尋ねても、なずなははぐらかして答えない。
彼女の事は意識しつつも、男子2人は50m競争を始めようとするのだが、なずなもレースに参加すると宣言して、
「私が勝ったら何でも言うこと聞いて」と賭けを無理強いする。
そして50m競争が始まったのだが、なずなの隣のレーンで泳いだ典道は、ターンの際に彼女と目が合ったため緊張し、足を壁にぶつけて遅れを取ってしまう。
結局、勝負は水泳部のなずなが大差をつけて圧勝、彼女は次点だった祐介に「花火大会に2人で行こう。5時に迎えに行く」と一方的に伝え、去って行く。
遅れてゴールした典道は、放心状態の祐介の理由など、皆目見当もつかないようで。
ミミ
「惚れた相手に見とれて試合に負けた……これは辛いですよね。そのうえ、別の男と一緒にお祭りに行くなんて言われたら尚更」
その後、プールから典道と祐介が教室へ戻ると、仲間の純一、和弘、稔といった面々が、
打ち上げ花火は横から見たら丸いのか、平べったいのかと熱く議論していた。
そして男子一同は検証のために、紺や打ちあがる花火が横から見えるはずの、茂下(もしも)灯台まで行くことを決意する。
だが、祐介はなずなとの約束があるにも関わらず、自分も行くと言い出したのである。
ラムネ
「念願のデートなのに行かないの? こういうのを、ヘタレっていうの?」
7/15 01:44:09