魔力(パワー)買い取り屋
店と言っても露天商。道の椅子に座っている男がひとりいるだけ。
魔力、あるいはそれに類する世界へ働きかける超常の力(呪力法力精神力等々)を
専用の道具を使って抜き、相応の価格で買い取っている。
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"シューレス"ハパロ(313)
フルガネ(ENo.330)
『これは蟹パの流れ待ったなしだな。野郎ふたりってのも侘しいし、開催時はチラシを配って他のやつも呼ぼう。』
読み上げ音声と共に、にししと愉快そうに笑う。
『人間の要素については俺も分からん。人でも食ったら補填されるのかね。』
『勿論買い取り可能だ。生体由来の魔力ってだけで一定の価値はあるからな。』
読み上げ音声と共に、にししと愉快そうに笑う。
『人間の要素については俺も分からん。人でも食ったら補填されるのかね。』
『勿論買い取り可能だ。生体由来の魔力ってだけで一定の価値はあるからな。』
11/11 15:16:54
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フルガネ(330)
"シューレス"ハパロ(ENo.313)
「7:3かァ。まァ殻もくれるならいいかな。」
こちらも同じく、神妙な顔で頷く。あながち嫌ではないらしい。
「そっか、抜けるだけか。魔力詰めるのはまだ分かるけどさ、ヒトの力を詰めるのはなァ、どうしたらいいか分かんねーや。」
俺はアンタにやれねーしさ、と小さく肩を竦める。
「抜く抜かないで思い出した。俺の魔力も売り物になるかね?」
こちらも同じく、神妙な顔で頷く。あながち嫌ではないらしい。
「そっか、抜けるだけか。魔力詰めるのはまだ分かるけどさ、ヒトの力を詰めるのはなァ、どうしたらいいか分かんねーや。」
俺はアンタにやれねーしさ、と小さく肩を竦める。
「抜く抜かないで思い出した。俺の魔力も売り物になるかね?」
11/11 13:29:24
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"シューレス"ハパロ(313)
フルガネ(ENo.330)
『じゃあ剥く手間代込みで俺が7:そっちが3の身の割合で手を打とう。』
嘘とも冗談ともとれない顔と共に、機械の読み上げ音声が響く。
【抜けるだろうが、流れ出た俺の人間の要素は戻ってこないからなぁ。魔力を引き抜いたら存在感がますます薄くなるだけな気がする。】
嘘とも冗談ともとれない顔と共に、機械の読み上げ音声が響く。
【抜けるだろうが、流れ出た俺の人間の要素は戻ってこないからなぁ。魔力を引き抜いたら存在感がますます薄くなるだけな気がする。】
11/10 01:00:25
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フルガネ(330)
"シューレス"ハパロ(ENo.313)
「順番間違えなけちゃ大丈夫ってコトだろ。そん時はちょっとでいいからカニの身も残しといてくれよな?」
ボタンは手の中にしっかりと握りしめたまま(更にその上から脚2本でしっかりとガードしている)、神妙な彼にケラケラと笑い返す。
慌てて追加された文字列に、ほっとして手脚を退かした。
「なんだ、例えかよビックリさせやがって。……自分の魔力は抜けないのか?アンタ魔力屋なんだろ?」
ボタンは手の中にしっかりと握りしめたまま(更にその上から脚2本でしっかりとガードしている)、神妙な彼にケラケラと笑い返す。
慌てて追加された文字列に、ほっとして手脚を退かした。
「なんだ、例えかよビックリさせやがって。……自分の魔力は抜けないのか?アンタ魔力屋なんだろ?」
11/9 22:39:21
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"シューレス"ハパロ(313)
フルガネ(ENo.330)
『そうか、順番を間違えると普通に毒に当たるのか。』
失念していたとばかりに、神妙な面持ちで顎を撫でた。
そして何やら尖ったものを気にする様子が目に入り、慌てて文字を打つ。
【例えだ、例え。なんなら人間の要素と人外の要素(魔力)が半々ずつ入ったコップと言い換えてもいい。そのコップにさらに魔力を流し込んで、中に入っていた人間の要素が全て流れ落ちれば、その時は完全な妖怪になるだろうな。】
失念していたとばかりに、神妙な面持ちで顎を撫でた。
そして何やら尖ったものを気にする様子が目に入り、慌てて文字を打つ。
【例えだ、例え。なんなら人間の要素と人外の要素(魔力)が半々ずつ入ったコップと言い換えてもいい。そのコップにさらに魔力を流し込んで、中に入っていた人間の要素が全て流れ落ちれば、その時は完全な妖怪になるだろうな。】
11/6 14:33:56
フルガネ(ENo.330)
『タグにも書いてるが、ここ既に訪問してる来客とのやりとりと並行して、新たに別の来客トークも歓迎だ。よかったら冷やかしに来てくれ。』
虚空に向けて呟いた。
虚空に向けて呟いた。
11/4 23:16:38
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フルガネ(330)
"シューレス"ハパロ(ENo.313)
「おうよ。ま、アンタが食い終わってからしか俺は手ェ出せねーけどな。一週間ほど死にそーになるぜ?」
カニ食いてーなァ、と独り言ちる。まさか彼が”たこ焼き”のことを考えていたなどとは露とも思わず。
「それにしても、風船みてーなもんときたかァ。ぷすっといかれたらパーンってなるのか?……ならねーよな?な?」
自分で言っておいてちょっと怖くなったらしい。自身に尖った部分がないか確認し、上着の珊瑚の飾りボタンをそっと両手で握って隠した。そして一番気になる最後の文面に、そっと視線を上げる。
「……アンタいつか、まものになっちまうのか?」
カニ食いてーなァ、と独り言ちる。まさか彼が”たこ焼き”のことを考えていたなどとは露とも思わず。
「それにしても、風船みてーなもんときたかァ。ぷすっといかれたらパーンってなるのか?……ならねーよな?な?」
自分で言っておいてちょっと怖くなったらしい。自身に尖った部分がないか確認し、上着の珊瑚の飾りボタンをそっと両手で握って隠した。そして一番気になる最後の文面に、そっと視線を上げる。
「……アンタいつか、まものになっちまうのか?」
11/4 19:11:35
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"シューレス"ハパロ(313)
フルガネ(ENo.330)
【殻派かー。じゃあ今度カニを食う時は是非とも呼んでくれ、俺は中身をいただく。
そういや外国じゃタコは昔悪魔の化身とか言われてたな。俺の国は海洋国家だからそこまで悪いイメージないが。】
なおうっかり「たこ焼きとか旨いんだが」と書いてしまったが、どう読んでも捕食者視点のため、校正時にそっと消した。
【いいや、両親はともに生粋の人間さ。話せばつまらない上に無駄に長くなる説明を省略すると、
突然変異で『人間という外装の中に魔力が詰まった風船みたいな状態』ってところか。そして魔力は実体化してない純粋なエネルギーなので、毒という実体のものは効かないってわけだ。もし完全に魔物化したら、毒も普通に効くようになるだろうよ。】
そういや外国じゃタコは昔悪魔の化身とか言われてたな。俺の国は海洋国家だからそこまで悪いイメージないが。】
なおうっかり「たこ焼きとか旨いんだが」と書いてしまったが、どう読んでも捕食者視点のため、校正時にそっと消した。
【いいや、両親はともに生粋の人間さ。話せばつまらない上に無駄に長くなる説明を省略すると、
突然変異で『人間という外装の中に魔力が詰まった風船みたいな状態』ってところか。そして魔力は実体化してない純粋なエネルギーなので、毒という実体のものは効かないってわけだ。もし完全に魔物化したら、毒も普通に効くようになるだろうよ。】
10/26 15:53:00
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フルガネ(330)
"シューレス"ハパロ(ENo.313)
べちべちとリズミカルに地面を叩く脚はそのままに、緩んだ貴方の顔を飽きもせずに一睨みしてからキカイの文字列に目を落とした。
「エイとカニか、あれは美味いぞ。特にカニの殻は美味い。……しかし折角マーフォークだ人魚だっつっても、童話に出てくるみてーな華やかな奴らと俺は大違いさァ。どんな話でもタコは大方悪者だからな。」
虚空に視線を投げ、一つ鼻で嗤う。地面を叩く音はいつの間にか止まっていた。
「ふーん、アンタ半分こっちなのか。全然気付かなかったぞ。どっちかが魔物だったってことか?だとしたら面白い家系だな、アンタ。
取り敢えず死ぬ程しんどくても死なねーなら安心だわ。まァ気は付けるけどな。死ぬ程しんどいのはツラい。俺ならしぬ。
……しっかし毒の効きにくい魔物っつったら、何が居たっけなァ……。」
「エイとカニか、あれは美味いぞ。特にカニの殻は美味い。……しかし折角マーフォークだ人魚だっつっても、童話に出てくるみてーな華やかな奴らと俺は大違いさァ。どんな話でもタコは大方悪者だからな。」
虚空に視線を投げ、一つ鼻で嗤う。地面を叩く音はいつの間にか止まっていた。
「ふーん、アンタ半分こっちなのか。全然気付かなかったぞ。どっちかが魔物だったってことか?だとしたら面白い家系だな、アンタ。
取り敢えず死ぬ程しんどくても死なねーなら安心だわ。まァ気は付けるけどな。死ぬ程しんどいのはツラい。俺ならしぬ。
……しっかし毒の効きにくい魔物っつったら、何が居たっけなァ……。」
10/25 23:06:19
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"シューレス"ハパロ(313)
フルガネ(ENo.330)
抗議の地団駄をするように叩かれる蛸足を「青春だなー」みたいな顔で微笑ましく緩んだ顔で見つつ、再び携帯端末のキーボードへ文字を打ち込む。
【海の毒持ち代表格2つが消えたからな。カニに軟体の足は無いし、エイは君ほど華やかじゃない。ま、そんな感じで残ったのがタコだったと。
正確には頑丈と言うか、『人でなし』とか『半妖』とか呼ばれる類いでな。体の半分は人間だが、残りは半分は妖怪とか魔物とか呼ばれる人外の要素で出来てる。だから生物の毒は即死するほど覿面には効かんだろうよ。一週間くらい死んだほうがマシなほど苦しむだろうが。】
【海の毒持ち代表格2つが消えたからな。カニに軟体の足は無いし、エイは君ほど華やかじゃない。ま、そんな感じで残ったのがタコだったと。
正確には頑丈と言うか、『人でなし』とか『半妖』とか呼ばれる類いでな。体の半分は人間だが、残りは半分は妖怪とか魔物とか呼ばれる人外の要素で出来てる。だから生物の毒は即死するほど覿面には効かんだろうよ。一週間くらい死んだほうがマシなほど苦しむだろうが。】
10/25 01:37:59
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フルガネ(330)
"シューレス"ハパロ(ENo.313)
その含み笑いを振り払うように片手を振ると、キカイに文字を打ち込む貴方を横目にぶすくれた顔で口を尖らせた。蛸足が一本、べちべちと地面を叩く。
ややあって打ち込まれた文字を読めば、一つ頷いてみせた。
「へー、すげぇなアンタ天才かよ、よく分かったな。確かに、俺ァこの通り毒種だからさ、自分で気ィ付けねーと大変なワケ。
……しっかしなんだ、俺の毒でも『ちょっと自信ない』程度って。どんだけ頑丈なのさ、アンタ。」
何となく気になったらしい。頬杖をついたまま、自分には『普通のヒト』に見える隣の彼の方を見た。
ややあって打ち込まれた文字を読めば、一つ頷いてみせた。
「へー、すげぇなアンタ天才かよ、よく分かったな。確かに、俺ァこの通り毒種だからさ、自分で気ィ付けねーと大変なワケ。
……しっかしなんだ、俺の毒でも『ちょっと自信ない』程度って。どんだけ頑丈なのさ、アンタ。」
何となく気になったらしい。頬杖をついたまま、自分には『普通のヒト』に見える隣の彼の方を見た。
10/25 00:08:22
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"シューレス"ハパロ(313)
フルガネ(ENo.330)
反抗期のような初々しい照れ隠しに、こちらも悪い顔でにっしっしと含み笑いする。
そして視界の端に見えた蛸足をぼんやりと眺め、思案するように顎に当てた手の人差し指をとんとんと叩く。
(毒、蛸足、青い斑点、噛み付く…。)
逡巡の後、携帯端末に文字を打ち込む。
【そういやサバイバル講習で猛毒種として要注意扱いされてる生物がもう一種いたな。
もしかして、ヒョウモンダコの縁者か?
だとしたら確かにうっかりってこともあるかもな。実を言うと俺も見た目通りの真人間じゃないから多少頑丈なつもりだが、生物界最強クラスの猛毒となるとちょっと自信ないわ。】
そして視界の端に見えた蛸足をぼんやりと眺め、思案するように顎に当てた手の人差し指をとんとんと叩く。
(毒、蛸足、青い斑点、噛み付く…。)
逡巡の後、携帯端末に文字を打ち込む。
【そういやサバイバル講習で猛毒種として要注意扱いされてる生物がもう一種いたな。
もしかして、ヒョウモンダコの縁者か?
だとしたら確かにうっかりってこともあるかもな。実を言うと俺も見た目通りの真人間じゃないから多少頑丈なつもりだが、生物界最強クラスの猛毒となるとちょっと自信ないわ。】
10/24 22:51:50