草原

どこにでも有り得るような場所。
低い草……のようなテクスチャが地面をまばらに包んでいる。
ひとり、誰かがそこにいたようだった。

*だれもいない*

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こより(ENo.90)
「……さて。ここには久し振りに来てみました、が」

ふと立ち寄ったことに意味はない。
ただその左手には、『くさのうでわ』をつけていた。

「ヘリオさん。いらっしゃいますでしょうかね」

果たして彼女は元気にしているだろうか。
それとも。

……永く時が経った。
『壊れて』しまっている可能性も、しっかり演算は叩き出している。
5/8 22:11:25
村娘(ENo.236)
うろうろ。うろうろ。
特に意味はなく、草を踏みしめて歩き回っている。
5/8 18:18:33
村娘(ENo.236)
村娘は草を編んで遊んでいる。
11/12 23:09:21
村娘(ENo.236)
村娘は、『最初の村で気ままに遊ぶ村娘』と『好感度に応じて[勇者]に特別なアイテムを与える』やくめを担ったつくりものだ。
彼女は、[勇者]以外と遊ぶ機会はない。
彼女は、[勇者]以外にアイテムを与える機会はない。

それゆえに、彼女は……彼女も、出会う全ての人物を[勇者]と認識していた。
彼女は特殊な存在ではあった。
だがその『つくりもののこころ』は、自分の『ほんとう』を探せるほど賢くはなかった。
11/12 23:08:44
村娘(ENo.236)
「ふんふん ふ〜ん」

「ららら らんら … …」
11/5 23:44:58
村娘(ENo.236)
村娘は、楽しげに草原を回っている。
10/17 16:48:19
村娘(ENo.236)
「きょうは いいてんきだなあ」

「あしたも こうだといいなあ」


村娘はにこにこ顔で呟いた。
10/14 13:08:48
こより(ENo.90)
またね、と手を振り、見送られながら帰路へつく。
……さあて、この現象をどう受け取ったものか。

1度なかったことにした、全ての現象を回帰して――そうして少女はその帰路で、1人くすりと微笑んだ。
10/14 09:51:16
村娘(ENo.236)
「うん やくそく!  ばい ばーい!」
ひとつ、風が吹く。あっちこっち跳ねた髪がゆれ、草がざわめく。

歯車のおと。首飾りは、絶えず処理を行っていた。
次もきっと用意されているのだろう。その次も、そのまた次も。
そうでなくては、"またね"とフラグを立てる必要性は無かった。

決められたレールを進む、ひとりのつくりもの。それは、そのままあなたを見送るだろう。
10/13 23:34:22
こより(ENo.90)
ゆ……
言いかけて、危ない、と口を閉じる。
「……はい、わかりました。また必ず遊びに来ますね、ヘリオさん」

少女は明らかに、あなたのことを自らに似通った何かであると認識をした。
人に似た、非なるもの。
意識を持って会話を成立させる――いや、そう見せているに過ぎない、紛い物。
だからこそ、だからこそ。

約束します
そう言って、にこりと微笑み、こちらも立ち上がった。
10/13 18:03:50
村娘(ENo.236)
「えへ どーぞ!」
ぱさりとうでわを手渡す。

+++
<くさのうでわ>
 こうげき 0  まりょく 0  ぼうぎょ 0  すばやさ 0
 特にふしぎなちからはないが、なんだか安心したきもちになれる。
+++

「たび たいへんかも しれないけど … …  また あそびにきてね  ゆうしゃさま !」
「こんどは べつのあそびに するわ!」
……立ち上がる。ひらりと手を振る村娘の瞳に映っていたのは、ほんとうにあなただったのだろうか。
10/13 08:21:17
こより(ENo.90)
きょとん、その腕輪を見つめ、目をぱちくり。
「…これ、を、作ってらしたんですね。まあ、気付きませんでした…」
手元を見たときは確かに何も無かったはずだが。…きっと、それを聞くとまた『壊れて』しまうのだろうと思うと発言ははばかられた。

「ふふ、せっかく作ってくださったんですから、受け取らないわけにはいきませんね。ありがとうございます、ヘリオさん」
そうして、受け取るべく、手を伸ばすだろう。
10/12 22:50:46
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