道端のベンチにて
暇そうな高校生が、足を組んでベンチに腰掛けている。話しかければ喜んで応ずるだろう。
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風切 閃(350)
クリス・ルーニー(ENo.390)
人に話せるレベルの趣味嗜好だとやたらとコーヒーの話題を繰り出していたかもしれない。酒、タバコは話題として避けた。
男は酷いコーヒー党であった。
腕を前に組みつつ。
「俺もだ。大抵は相棒としか長々と話さんからな」
男が悪人であることも理由だが。
男は酷いコーヒー党であった。
腕を前に組みつつ。
「俺もだ。大抵は相棒としか長々と話さんからな」
男が悪人であることも理由だが。
11/7 16:42:15
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クリス・ルーニー(390)
風切 閃(ENo.350)
ベンチに戻ってきた。きっと、今日起こったことや(人に話せるレベルの)趣味嗜好などを取り留めもなく話しながら。
「こんなに人と話したのは久々ですよ。」
立ったまま、ベンチの背もたれに手を掛けて言う。
「こんなに人と話したのは久々ですよ。」
立ったまま、ベンチの背もたれに手を掛けて言う。
11/7 15:34:04
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風切 閃(350)
クリス・ルーニー(ENo.390)
(此処へとウッカリ侵入した人が居たらどうなるのだろうな……)
いろんな話を聞いた後だからか、なんとなく想像してみる。だが、考えて出てきたものが……。
(……偏食が多いな)だった。辛いもの好き、甘党、……何となく、閃さんへと視線を向けた。この人物も偏食家なのか、と。割と失礼だ。
これといった何かする事は無いらしく、共にベンチがある場所へと戻るだろう。
いろんな話を聞いた後だからか、なんとなく想像してみる。だが、考えて出てきたものが……。
(……偏食が多いな)だった。辛いもの好き、甘党、……何となく、閃さんへと視線を向けた。この人物も偏食家なのか、と。割と失礼だ。
これといった何かする事は無いらしく、共にベンチがある場所へと戻るだろう。
11/7 12:57:19
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クリス・ルーニー(390)
風切 閃(ENo.350)
館を出て、ボロい扉に元通り施錠をした。家主がしょっちゅう呼び出すので合鍵を持っているのだ。無くても入れはするが。
特にすることがなければ、元いたベンチに戻っていくだろう。
特にすることがなければ、元いたベンチに戻っていくだろう。
11/7 12:48:24
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風切 閃(350)
クリス・ルーニー(ENo.390)
「うむ」
無形なるものの質量は減っていき、小さくなる。そして、男の左手の袖の中へと入ってから、ふわっとした毛を少し出して振った。
「帰ってくる前に退散しないとな」
男は席を立った。
家主不在の中、好き勝手に寛いでいた訳であるし。
無形なるものの質量は減っていき、小さくなる。そして、男の左手の袖の中へと入ってから、ふわっとした毛を少し出して振った。
「帰ってくる前に退散しないとな」
男は席を立った。
家主不在の中、好き勝手に寛いでいた訳であるし。
11/7 12:35:10
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クリス・ルーニー(390)
風切 閃(ENo.350)
「なるほど。」
無形なるものに目線を向け。
「すごいもの見せてもらっちゃったね……ありがとうございました。」
あなた方に礼を言った。
「そろそろ出ましょう。じきに家主が戻ってくるはずですから。」
無形なるものに目線を向け。
「すごいもの見せてもらっちゃったね……ありがとうございました。」
あなた方に礼を言った。
「そろそろ出ましょう。じきに家主が戻ってくるはずですから。」
11/7 12:25:38
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風切 閃(350)
クリス・ルーニー(ENo.390)
(重量に耐える為の術式、ドラゴンでも来るのか?)
混沌のかおりがする……。無事にワインを飲み終えた。
無形なるものは顔を下に向けて、大人しくしている。
「これ以上の再現、ブレスや咆哮は無形なるものの内側に術式を描いてもらい、俺が魔力を送る必要がある。……姿に合う分だけのものになると消費が馬鹿にならんが」
変身能力と再現力、体積や重量の増減、対象を食べることが無形なるものの能力らしい。
混沌のかおりがする……。無事にワインを飲み終えた。
無形なるものは顔を下に向けて、大人しくしている。
「これ以上の再現、ブレスや咆哮は無形なるものの内側に術式を描いてもらい、俺が魔力を送る必要がある。……姿に合う分だけのものになると消費が馬鹿にならんが」
変身能力と再現力、体積や重量の増減、対象を食べることが無形なるものの能力らしい。
11/7 10:22:49
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クリス・ルーニー(390)
風切 閃(ENo.350)
「すごいな、紛れもなくドラゴンだ…道端で会ったら本物だと思っちゃうよ」
静かな深い青のドラゴンの足元に立って、そう言った。
君、本当に何にでもなれるんだね。と感心している。
いつの間にか埃は収まっている。ワインはきっと無事だ。
静かな深い青のドラゴンの足元に立って、そう言った。
君、本当に何にでもなれるんだね。と感心している。
いつの間にか埃は収まっている。ワインはきっと無事だ。
11/7 08:35:14
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風切 閃(350)
徐々に立派な大型のドラゴンの形が作られていく。来客があるなら安心だ、良かった。いいのかな?
青白かったが次第に色素が深い青へと濃くなっていく。大きな口を開けながら、それはドラゴンとして降臨した。でも、グルルとか鳴いたりとかはしない。無形なるものは、どうやら声を持たないらしい。
青白かったが次第に色素が深い青へと濃くなっていく。大きな口を開けながら、それはドラゴンとして降臨した。でも、グルルとか鳴いたりとかはしない。無形なるものは、どうやら声を持たないらしい。
11/6 23:59:27
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クリス・ルーニー(390)
風切 閃(ENo.350)
「おおっ……」
増えた質量は、部屋に風を起こした。足元から埃が舞い、テーブルクロスの裾を揺らす。
(この館、耐荷重量は1tある。実際にドラゴンの来客があるからだ。誰だろうね)
吹き飛んだ埃の下から淡く発光する魔法陣が覗く。館の主が仕込んだ強化の印だ。
増えた質量は、部屋に風を起こした。足元から埃が舞い、テーブルクロスの裾を揺らす。
(この館、耐荷重量は1tある。実際にドラゴンの来客があるからだ。誰だろうね)
吹き飛んだ埃の下から淡く発光する魔法陣が覗く。館の主が仕込んだ強化の印だ。
11/6 23:19:28
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風切 閃(350)
ぶわっ、質量が唐突に増えた。その増えた分は床に落ちて、青白いドラゴンの足を作ろうとする。
ガチででかいものになろうとしている。
これ、危ないのではなかろうか。家が。
「……」
ちょっと止めたくない男が居た。悪い奴だ。
ガチででかいものになろうとしている。
これ、危ないのではなかろうか。家が。
「……」
ちょっと止めたくない男が居た。悪い奴だ。
11/6 22:02:04
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クリス・ルーニー(390)
風切 閃(ENo.350)
「他にも見せてくれるのかい?
ん…何にしようかな………大きいものにもなれる?ドラゴンとかさ」
ドラゴン。閃が元いた世界では腐るほど見てきた生き物だが、久々に見たくなったらしい。海外旅行先でお茶漬けを食べたくなる感覚に似ている。
ん…何にしようかな………大きいものにもなれる?ドラゴンとかさ」
ドラゴン。閃が元いた世界では腐るほど見てきた生き物だが、久々に見たくなったらしい。海外旅行先でお茶漬けを食べたくなる感覚に似ている。
11/6 21:57:58