森の中の洋館

ENo.331の姜天、ENo.332の李蘭芳の拠点。
ひっそりとした森の中にある洋館だ。

offline_boltリアルタイムチャットを有効化
件表示
refresh
> 李 蘭芳(332)
姜 天(ENo.331)
「───うむ、好い殺気じゃ」

従者の初撃は急所を狙うと当然の様に思っていた獣は、脚を一歩ずらして首を振り初撃を紙一重に避ける。
槍の先はその髪の羊毛を刺し貫いて───正しく羊のそれのようにその体を成している毛は、槍の穂先に絡む。

「突きは放った後に筋が伸び直ぐに次の動きに入れんのが難点よの、近い位置で隙を作る事に成る」

獣はくらりと軽い調子でそう言って、従者のその足許を蹄の脚で蹴り払う。
───あくまで目的は転倒だ。その力は骨を砕くには至らない。
 
10/23 08:03:02
> 姜 天(331)
 李(ENo.332)
「ふっ!!」

アイサツもそこそこに。一歩の踏み込みで射程内へと入り、
ビュオッ!と風切り音と“同時に”鋭い突きが獣の喉元を狙う――!
10/22 08:06:24
> 姜 天(331)
 李(ENo.332)
一方の執事は、長物――槍を持って推参した。
本職(?)は拳であるものの、その日の気分によってマチマチだったりする。

「では、失礼して――参らせて頂きま、」
10/22 08:04:28
> 李 蘭芳(332)
姜 天(ENo.331)
一度、武器部屋へと向かおうとしたがくるりと方向を転換。
その手は何の武器も持たず、歩み向けるのは手合場──洋館の外、屋外の森には手合い専用の、テニスコート一面程度の大きさの場所が拓けている。屋内でうっかり壁などを壊さぬように屋外に設けられているのだ。何と言っても主なる獣には壁を破壊する事など容易であるのだから。

「どれ───」

辿り着けば場の片側へと立ち、争いには不適当なその布を揺らして其方を振り返る。

「先手は譲るとしよう。何時でも来るが良い」

くいと、向けた手指で誘う。
 
10/22 06:57:27
> 姜 天(331)
 李(ENo.332)
「は。かしこまりました」

主人様の出迎え後、用事を聞こうとしたら先手を打たれた。
主人様からの直々の“お誘い”――またとない仇討ちのチャンスである。
返事をして、専用の部屋へと向かう執事の、手に覆われた口元は――笑っていた。

その実、彼も相応のバトルジャンキーなのだ。敵うにせよ敵わないにせよ、普段からの鬱憤を晴らせる絶好のチャンスであった。
10/21 19:52:49
姜 天(ENo.331)
\別日/



外から戻ってきた獣は、従者を一瞥した後くるりとある部屋へと足を向ける
「蘭芳、手を空けよ。遊ぶぞ」

────この獣の言う"遊ぶ"は、手合わせの事だ。
凡百武器を扱えるこの獣は、戦闘というものが食と並んで好きだった。

尤も、人とであると力を加減せねばならないのが難点であるが
それでも獣が従者を手合わせに誘うのは、別の目的があっての事だ。

 

 
10/20 12:02:50
コマンド一覧
発言を削除 DELETE
ブロック BLOCK
BAN BAN
コマンドを入力
キャンセル
コマンドを入力