森の中の洋館

ENo.331の姜天、ENo.332の李蘭芳の拠点。
ひっそりとした森の中にある洋館だ。

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> 李 蘭芳(332)
姜 天(ENo.331)
「まあの〜仕方の無い事じゃ。

じゃから此処での食は欠かせぬのじゃがの、心の満ちぬ食なぞ山奥での其れと何も変わらん」

人に近しい者を振る舞おうとする上で必要な食じゃ、と後に言葉を繋げる。言えば、ステーキにかぶりつく。
────心が飢えれば只の獣の如く蹂躙をするという、言外の脅しだ。
11/3 10:41:51
> 姜 天(331)
 李(ENo.332)
「はぁ……、まぁ、無償で配られるものにそこまで求めるのも酷というものかと。
“タダより高いものはない”とも言いますし。美味いものが食べたいのであれば、金品を支払って少量の“心”で満足して頂くしかないかと存じますが」

自宅(館)はノーカウントだ。此処で振舞われるものは、全て“主人様”を満足させる為だけにあるのだから。
それと同じクオリティを“外”に求めては、あっという間に飢饉の訪れであろう。
11/3 10:33:15
> 李 蘭芳(332)
姜 天(ENo.331)
〜〜〜そんなこんなで卓に食べ物が並べば獣は満悦の様子だ。

「うむ!良いのぉ、ガッツリ肉じゃのぉ〜」
などと言いながら、獣は豪快に食べ始める事だろう。

「通りで時折食物を配っとる奴が居るがの、量が少なくての〜満足感が足りんのじゃ満足感が。腹が満ちれど心が満ちん」
11/3 10:18:19
> 姜 天(331)
 李(ENo.332)
「は、かしこまりました。肉ですね、お時間を頂きます」

そう言って、槍を拾い仕舞いに向かう。ざっと体を洗い流してから、調理に向かうでしょう。

本日の献立は、
・羊肉のホワイトシチュー
・牛ステーキ(ミディアムレア)
・豚カツ
・ローストチキン

となっているようです。
11/3 10:05:18
> 李 蘭芳(332)
姜 天(ENo.331)
「そうじゃのお……矢張り動くと腹が減るしの、飯じゃ飯〜。今日は肉が良いのぉ」

スタスタと歩みながら、執事の問いには返事をする。

〝遊び〟を影から見ていた小物の妖怪達が、わらわらとその獣に道を作る。
───気紛れにその中の一匹を踏み潰し、獣は屋敷に入る事だろう。
11/3 09:46:28
> 姜 天(331)
 李(ENo.332)
(いけたと思いましたが――心臓はダメでしたか)

道理で、今まで震とうを狙って打っても効果が薄かった訳だ。と、一人納得した。
破壊するのであれば、やはり頭部なのだろうか――と思いつつ。

「お疲れ様です。この後は如何なさいますか」

いつも通りの執事へと様変わりするのであった。
11/3 09:27:58
> 李 蘭芳(332)
姜 天(ENo.331)
「…………成程な?」

───その槍は確かに、その胸へと刺さった。
掴みかからんとする体勢からは回避は適わなかったのだろう。
胸部中央に、自立できる程度の深さに刺さった槍を───獣は平然と抜き捨てる。
流れ出るのは赤い血ではなく錆び付いた金色のどろりとした液体で、パンパンとその胸元を払えば滴ること無くそれは瘡蓋のようにその傷口に滞留した。

「うむ、今日はお主の勝ちで良いぞ。思いの外あっさり決っしてしまったのぉ〜」

捨てた槍はそのままに、屋敷へと方向を変える。

───胸部は、心臓は、この獣の急所でも弱点でもない。寧ろ血液量の多いそれこそ、生身では最もダメージを受けぬ所なのだと理解するかも知れない。
11/3 01:24:36
> 姜 天(331)
 李(ENo.332)
(とはいうものの)

前回に同じような言葉を吐かれた際は、腕が一本いかれた所である。実に幅が広いというべきか、大雑把というべきか。

「えぇい……!」

翻弄される。元より獣とは天と地程に実力の差があるのだ。
自分が生きているのは獣の道楽に過ぎないのだ。それを弁え――

そぉい!!

――得物を捕まれる前に。
槍を、獣の心の臓へ向けて投げて放った。
11/2 08:41:54
> 李 蘭芳(332)
姜 天(ENo.331)
「んむ!蘭芳は多少痛手に成りそうな物はきちんと防ぐから遠慮も程々で済んで安心じゃのー」

素直にその脚を流され、地につけば間もなくその脚からまた詰め寄る様に踏んで跳ぶ。
そして獣は手を伸ばす、狙いは───その獲物を掴むように。
人のそれに酷似した、獣の割に爪の短い、雌のようなその手は。その華奢さに似合わず確りした力で、それを奪いに行くだろうか。
 
11/2 08:08:15
> 姜 天(331)
 李(ENo.332)
「っ、く――お褒めに預かりッ」

光栄です、とは言外に。
転がり立ち上がり構え直し。次手を考えかけた所で獣の跳躍を見る。
狙い筋は、頭――マトモに食らえば行動不能は必至!(=通常業務に影響が出る!)
槍を縦に構え、獣の足を受け止め――きりはせず、受け流す――!
ズザァァァッ、と地を滑る。自ら転がるのとはまた違い、明確な隙が伺える!
10/26 08:10:27
> 李 蘭芳(332)
姜 天(ENo.331)
素直に転ぶ筈がないと思えば来た不意の音を、早々にその大きな耳は捉えていた。
瞬時に腰を落とせば槍先は硬い角で止められる。

「──カカッ!型に嵌らずに貪欲に狙いに来るのぉ。善い、好い」

踏み抜くにも距離を取られ、槍と素手では間合いは此方が不利。
身体の力量の差を考えるのは無粋だ、油断は時に足を掬うと獣は理解していた。
──とは言え、砕かぬよう加減はせねばならないが。

羊の脚はダンっと強く地を蹴る。跳ねるように間合いを詰めれば、蹴った脚とは逆の脚の膝が頭部を狙うだろうか。
 
10/25 07:56:40
> 姜 天(331)
 李(ENo.332)
「つ、とっ」

足払いをかけられれば転んでおく。無論、ただでは転ばない――
ビュンッ、と二度目の風切り音。すっ転びながらも槍で引き斬り、さながら大鎌の如く獣の首を狙うか。
むしろ自ら転ぶ事によって距離を稼いだ節もあるかもしれない。

「まだまだ達人には及びませんが――」自在に操る事は可能だと。
10/23 21:24:59
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