森の中の洋館

ENo.331の姜天、ENo.332の李蘭芳の拠点。
ひっそりとした森の中にある洋館だ。

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> 李 蘭芳(332)
姜 天(ENo.331)
「じゃの。素材の扱いを見極められぬ内の料理は適切な調理法では無いだろう。似た素材でも性質が違うたりもする、山の赤い実も苦い物と甘い物があったからのぉ」

ぺろりと残す事無く食べた後、スプーンをポリポリと齧り出す。

「んむ、湯を浴むかの。後に床に就くとしよう」
スプーンを食べ終えた獣はぴらりと手を振り、返事も待たずに浴室へと向かうだろう。

 
10/19 06:54:32
> 姜 天(331)
 李(ENo.332)
「主人様にお出しした事はありませんが、かといって料理の全てが“そう”美味ではないのもまた事実ではあります」

たはは、と苦笑する。何を隠そう、自分が下積み時代に何度も料理やら掃除やらでヘマをやらかしているのだ。
だからこその今がある、とは自負するものの、果たして仇を討てるようになるのはいつになる事やら。

「食後は如何なさいますか」

食べ終えた頃を見計らい問う。
湯浴みか就寝か、はたまた別か。どちらにせよ準備は出来ている。
10/19 01:51:32
> 李 蘭芳(332)
姜 天(ENo.331)
「うむ。素材の味が活かされて居るのが塩焼き、彼是したのがむにえるじゃな。

お主の言う通りじゃ。素材の美味い物は質素である方が美味い事すらもある。
素材の質を見て適切な処置を如何に施すか、其れが料理という物じゃろう」

満足気に頷いては塩焼きを尾からぱりり、それからムニエルを半分戴いた。
食感に味に、違いを感覚でも理解すれば満足気にその残りもあっという間にそれらの魚を食べ尽くす。
10/18 19:53:18
> 姜 天(331)
 李(ENo.332)
「お口に合うようでしたら何よりです」

本心だ。この男、例え相手が仇とはいえ尽くすのであれば全力を賭すらしい。

「は、塩焼きは文字通り塩を振って焼いただけ、所謂“素材の味を生かす”もの。
ムニエルとは、塩コショウで下味をつけ、小麦粉などの粉をまぶし、バターで両面を焼いた後、レモン汁を振りかけた品となっております。多少は手間が掛かったものですね。ですが、そこに“貴賎は無い”事は主人様もご存知の筈です」

単に手間隙をかけたもののみがうまいのであれば、世は時間をかけた料理のみになっているでしょう。
蒸かした芋にバターをのせて食べたのは不味かったか?否!新鮮なきゅうりに塩を振って食べたのは不味かったか?否!
あなたへ献上された事のある、質素かつ良質な“料理”の数々がそれを是正している事でしょうか。
10/18 15:52:59
> 李 蘭芳(332)
姜 天(ENo.331)
「んむ、美味そうじゃのぉ。戴くとしよう」

早々に来た食事に、獣は満足げに唇を舐める。
先ずはその新鮮な風呂上がりの茹でた妖に手を伸ばせば軽く──茹でられた妖にとっては全く軽くは無いが──齧り、
その小さな妖から悲鳴の様な耳障りな音が出るのに全く意を解す事無く、その声ごと口内へと含めばそのまま飲み下す。

獣の、その小さな体躯からは通常思いもよらぬほど、多量の食事を平然と食べ進む。

「むにえる?と塩焼きは何が違うんじゃ?此れ」
呑気な問い掛けを、おひたしと米を頬張りながら従者へと向けた
10/18 14:23:14
> 姜 天(331)
 李(ENo.332)
「お待たせ致しました。魚介のスープとムニエルに塩焼き、白米と付け合せの妖でございます」

ある程度は下準備してあったのだろう、量に対しては比較的短時間でやってきた。
付け合せのは単に茹でただけのようで、まだ息はあるらしい。風呂上りかな?
白米は大盛りも盛りだ。“本当の付け合せ”の野菜のおひたしも少量……ではなく結構な量がある。
10/18 10:40:05
> 姜 天(331)
(ENo.332)
「魚介ですね、かしこまりました」

隙だらけ。だが、この程度で寝首を掻けるのであれば今頃とうに掻いている。
大して表情も変えずに了承の意思を告げ、数匹の妖を引き連れ厨房へと消えていった。
10/18 10:03:10
> 李 蘭芳(332)
姜 天(ENo.331)
「そうじゃのぉ……肉は道で喰うたし魚介辺りにするか。
嗚呼、数匹妖が着いて来ての、其奴等も鍋に放り込んで構わん」

獣はその従者を振り返らず、隙ばかりを見せてそう告げる。
悪食のその獣は、妖とて喰らうのは容易で───だが、死して身を遺す妖もそう多くない。
そのまま齧るでなく放り込んでもよいと言う以上、妖どもの味には余り興味は無いのだろう。
10/18 07:02:18
> 姜 天(331)
(ENo.332)
「はい、ただいま。此度のお食事は何をご所望でしょう」

音も無く、獣――男からすれば“主”であり“仇”だ――の傍らに立ち、要望を聞くでしょう
10/18 00:40:52
姜 天(ENo.331)
森に立つ洋館を、獣は一匹見上げていた。蹄を鳴らし扉を開き中へと入る。
下等な妖怪達が従う様にその背を追うのを獣は一瞥もせず、それらが入る前に部屋の戸を閉めれば獣はどかっと椅子へと座った。

「は〜〜〜〜、蘭芳、李蘭芳!腹が減ったぞ!」
大して珍しくもない言葉を吐けば、脚を組んだ
10/18 00:35:14
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