鬼の部屋

LO#Aで稼働中のキャラの部屋。
寂れて人の寄り付かない、打ち捨てられた施設を使っている。
見た目は相応にふる錆びているものの、部屋の中は主が綺麗に掃除したため人の住める環境だ。
ローテーブルにはソファ。どこから持ってきたのか、簡素なテーブルセットがある。
棚にはお茶や保存食。人をもてなす用意はあるようだ。

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> 白鬼祀里(85)
マツリ(ENo.85)
動きを止めれば、冷たい水の波紋は静かになった。その水面をじっと見つめる少女。ゆらゆら揺れる尾。

「――あ、」

ややあって声が漏れた。そっか、と呆けたように呟いた。

「マツリ、安心してるんだ。たぶんおじさんのおかげで」

あんまり近くて気付かなかった。認識しているよりも、もっと深いところまで心がそれを是としていた。ここ最近まで一人ということばかり考えていて、その存在をありがたく思いこそすれここまで受け入れているとは思わなかった。

「……えへへ」

少女は困ったような、照れくさそうな笑みをこぼした。なんだか恥ずかしいな、と思い、その恥ずかしさとともに押し流す様に水を捨てた。ざばざば。ごうごう。

それきり部屋はまた静かになり、少女は何事かを考えている。
11/13 08:06:47
マツリ(ENo.85)
少女は悪魔が去ったあと、二人分のカップと茶葉の片付けをしていた。そうしながら、ぼんやりとあのことを考える。
「アギーおじさん、ここにいるんだ」

もう会うことはないと思っていた。だが、会いたいと願っていたのは事実だ。一度断念したこともあり、会えないのだと――そう思っていたからショックではあったが。
そのショックは、しかし想像よりも容易く波を引いていった。

「うーん、なんでかな?マツリ、そんなに鈍感に……違うな、多分なんか心強くって」

うんうん唸りながら近くの井戸から汲み上げた水を使って洗っている。水は冷たい。いくらこの手が頑丈だろうと、その冷たさは肌を刺すようだ。

「…………」

ふらふらと尻尾髪が揺れている。
11/13 07:59:09
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