月明かりの花畑
その花畑は亡くした人や無くした物の幻を見れるらしい。特に、ここに来る時になくした何かを思い浮かべていたりしたらよく見えるらしいが…
あくまで物言わぬ幻…
この花畑の入り口になる森に来た時点で何か亡くした/無くした過去を持つ者なら導かれる様にこの中心地の花畑まで導かれるだろう…
そして、その花畑の隅にある小屋に住まう男性が1人…
あくまで物言わぬ幻…
この花畑の入り口になる森に来た時点で何か亡くした/無くした過去を持つ者なら導かれる様にこの中心地の花畑まで導かれるだろう…
そして、その花畑の隅にある小屋に住まう男性が1人…
offline_boltリアルタイムチャットを有効化
件表示
refresh
>
ウア(517)
ソルス(ENo.441)
「あ…うぅ…その…ありがとう」
これ以上謙遜しては相手の言葉への否定にもなりかねない上に、純粋に嬉しい気持ちを表したい思いからワタワタと焦った後、消え入りそうな声でお礼を言う。
視線を蝶にも移してもう一度感謝の言葉を述べると得意げに羽を広げる。
して、後を着いてくるのを確認したら真っ直ぐ歩き始める。蝶も尾から離れ、貴方の顔の横をふわふわと飛び始める。
「幻を見た人は皆ここに至るまで覚えていないみたいだからな…無理もない」
そう言い、暗い森の中へ入り始める。
森の中はどこか不気味かつ、暗さはまるで闇の中へと引きずり込もうとしてるかの様な気味の悪さを持つ。
その中でも蝶は淡く花と同じ色の光を放っている。安心させようとしているかの様にも見えるだろう。
これ以上謙遜しては相手の言葉への否定にもなりかねない上に、純粋に嬉しい気持ちを表したい思いからワタワタと焦った後、消え入りそうな声でお礼を言う。
視線を蝶にも移してもう一度感謝の言葉を述べると得意げに羽を広げる。
して、後を着いてくるのを確認したら真っ直ぐ歩き始める。蝶も尾から離れ、貴方の顔の横をふわふわと飛び始める。
「幻を見た人は皆ここに至るまで覚えていないみたいだからな…無理もない」
そう言い、暗い森の中へ入り始める。
森の中はどこか不気味かつ、暗さはまるで闇の中へと引きずり込もうとしてるかの様な気味の悪さを持つ。
その中でも蝶は淡く花と同じ色の光を放っている。安心させようとしているかの様にも見えるだろう。
11/17 18:11:02
>
ソルス(441)
ウア(ENo.517)
「そうなのか? おまえのような輩であれば、賞賛を受ける機会も多そうなものだがな。……ほら、この蝶も同意している」
なんて尾の蝶を示しつつ。本当に慣れていない様子のあなたを仄仄と見守った。
「……ん、有難い。来た道も覚えていないから」
案内に従って後を着いていくだろう。
なんて尾の蝶を示しつつ。本当に慣れていない様子のあなたを仄仄と見守った。
「……ん、有難い。来た道も覚えていないから」
案内に従って後を着いていくだろう。
11/17 12:45:53
>
ソルス(441)
ウア(ENo.517)
「……おや。褒められるのは苦手か? おれは事実を言っただけだぞ」
そう尋ねる口調はどこか楽しげだ。おまえもそう思うだろう、とこちらを見上げる蝶にも同意を求めたりしている。
「ああ。互いに己の持つ力を貸し合おう。
……良い縁を得た。今日はひとまず、そろそろ帰ることにしておこうか」
夜も更ける頃であるし。そういえば元々、幻に誘われて来たのだった。
そう尋ねる口調はどこか楽しげだ。おまえもそう思うだろう、とこちらを見上げる蝶にも同意を求めたりしている。
「ああ。互いに己の持つ力を貸し合おう。
……良い縁を得た。今日はひとまず、そろそろ帰ることにしておこうか」
夜も更ける頃であるし。そういえば元々、幻に誘われて来たのだった。
11/15 17:52:22
>
ウア(517)
ソルス(ENo.441)
「俺がめ、面倒見の良い…それに、優しいなんてそ…そんな…事は…」
謙遜する質なのと褒められたらすぐに戸惑ってしまうらしい。声がひっくり返ってる。
尾に止まる蝶は気のせいか、穴か、顔を上げてそちらをチラリと見ている様だった。
「分かった。頼ってくれ、剣士ではあるが魔術の知識もあるから何かしら役には立つと思う。えっと、後料理も出来る。俺は大体ここに…いや、ここに来る度に幻を見るのもアレだろうから森の入り口にでもこれからは顔を出す。遠慮なく頼りに来て欲しい。
だから、俺も困ってたら頼らせてもらうよ。1人で全部出来るわけじゃないから心強いよ」
そう言ってソルスもまた微笑む。
謙遜する質なのと褒められたらすぐに戸惑ってしまうらしい。声がひっくり返ってる。
尾に止まる蝶は気のせいか、穴か、顔を上げてそちらをチラリと見ている様だった。
「分かった。頼ってくれ、剣士ではあるが魔術の知識もあるから何かしら役には立つと思う。えっと、後料理も出来る。俺は大体ここに…いや、ここに来る度に幻を見るのもアレだろうから森の入り口にでもこれからは顔を出す。遠慮なく頼りに来て欲しい。
だから、俺も困ってたら頼らせてもらうよ。1人で全部出来るわけじゃないから心強いよ」
そう言ってソルスもまた微笑む。
11/14 21:16:50
>
ソルス(441)
ウア(ENo.517)
「ほう、不可思議な場所なだけあって普通の蝶とは違うのか……おまえのように面倒見の良い奴なのかもしれないな」
黒い尾は愛らしい飾りが付けられたかのよう。蝶の考えることはわからないが、不愉快なものではない。これもまた縁かと羽を休める蝶にしみじみと想いを巡らせた。
「ソルスは、やさしい奴だな。その気持ちは他の奴が困った時にでも回してやって欲しい。
……だが、おれにも助力を求める機会はあるだろう。その時は遠慮なく頼らせてもらいたい」
おれもまた、必要とあらばおまえの力となろう。そう付け足して男は静かに口角を上げた。
黒い尾は愛らしい飾りが付けられたかのよう。蝶の考えることはわからないが、不愉快なものではない。これもまた縁かと羽を休める蝶にしみじみと想いを巡らせた。
「ソルスは、やさしい奴だな。その気持ちは他の奴が困った時にでも回してやって欲しい。
……だが、おれにも助力を求める機会はあるだろう。その時は遠慮なく頼らせてもらいたい」
おれもまた、必要とあらばおまえの力となろう。そう付け足して男は静かに口角を上げた。
11/14 17:58:46
>
ソルス(441)
ウア(ENo.517)
「かわ……お、おう。この姿勢もさして辛くはないしな……」
調子を崩されつつも蝶を好きなだけ休ませてやるつもりではあるらしい。
「ああ、いや。そう気負わないでくれ。おれはその気遣いだけで有難い」
初対面で世話を掛けるのも悪い気がして、遠慮を示した。
調子を崩されつつも蝶を好きなだけ休ませてやるつもりではあるらしい。
「ああ、いや。そう気負わないでくれ。おれはその気遣いだけで有難い」
初対面で世話を掛けるのも悪い気がして、遠慮を示した。
11/12 19:21:28
>
ウア(517)
ソルス(ENo.441)
「怪我をさせにかかったり毒を撒いたりする蝶ではないから、尻尾をそのままにするのが辛くなければそのまま観察してたら可愛いぞ」
微笑ましそうにまたクスリと笑いながらそちらに視線をやっている。
「実際、人災だと判明したとてその主犯を消したとて広がった災害はどうにもならなかった…
少なくとも、ウア達の呪いが無事解けるのならそれだけでも皆の希望になると思う。生憎と解呪や治癒の様な術は俺は不得手でな…せめて何か役に立つ物とかあれば良かったのだが…」
詰まる所呪いを解くのがやはり最優先だと言わんばかりに。そう言いながらも何か役に立つ物を自身の懐から探している。
微笑ましそうにまたクスリと笑いながらそちらに視線をやっている。
「実際、人災だと判明したとてその主犯を消したとて広がった災害はどうにもならなかった…
少なくとも、ウア達の呪いが無事解けるのならそれだけでも皆の希望になると思う。生憎と解呪や治癒の様な術は俺は不得手でな…せめて何か役に立つ物とかあれば良かったのだが…」
詰まる所呪いを解くのがやはり最優先だと言わんばかりに。そう言いながらも何か役に立つ物を自身の懐から探している。
11/12 00:28:17
>
ソルス(441)
ウア(ENo.517)
「う、む……。随分と、警戒のない、蝶……だな」
こうした事態に慣れていないのか明らかに注意を奪われている。
「人災であれば、相当たちの悪い話になるな。……しかし広い世界なら、きっと。呪いに打ち勝つすべも見つかるだろう」
男は口を噤んだ。朽ち果てる訳にはいかないが、男は災害を止めるよりも優先する本来の目標が別にあった故に。しかしそれは吹聴できるようなものではないと判じて。
こうした事態に慣れていないのか明らかに注意を奪われている。
「人災であれば、相当たちの悪い話になるな。……しかし広い世界なら、きっと。呪いに打ち勝つすべも見つかるだろう」
男は口を噤んだ。朽ち果てる訳にはいかないが、男は災害を止めるよりも優先する本来の目標が別にあった故に。しかしそれは吹聴できるようなものではないと判じて。
11/11 20:52:52
>
ウア(517)
ソルス(ENo.441)
「過激派の吸血鬼どもは結果盛んで野望に夢中だった訳だ…はた迷惑だし血は吸われるしと散々だったよ…
ふふっ…しかし…いや、すまない。蝶々はアンタを気に入った様だな。すっかり落ち着いているぞ」
こうは言ってるがあくまで推測である。しかし、蝶々が気に入っているのは事実なのか、すっかりそこに停まったまま落ち着いてる様子である。
この蝶々を見た事がないのも当然のはずで、この蝶々はここにしか出ない何かの様で、ソルス自身も厳密にはこれが何なのかは分かっていない。
「未曾有の災害に遭遇したら魔王だとか世界の終わりだとかは確かにすぐ言われるが…その実態が殆ど人災だったなんて言うのも俺の記憶の中にはあった。
その災害を止めて、呪いを解く方法を探すとなると過酷な旅となろう…」
ふふっ…しかし…いや、すまない。蝶々はアンタを気に入った様だな。すっかり落ち着いているぞ」
こうは言ってるがあくまで推測である。しかし、蝶々が気に入っているのは事実なのか、すっかりそこに停まったまま落ち着いてる様子である。
この蝶々を見た事がないのも当然のはずで、この蝶々はここにしか出ない何かの様で、ソルス自身も厳密にはこれが何なのかは分かっていない。
「未曾有の災害に遭遇したら魔王だとか世界の終わりだとかは確かにすぐ言われるが…その実態が殆ど人災だったなんて言うのも俺の記憶の中にはあった。
その災害を止めて、呪いを解く方法を探すとなると過酷な旅となろう…」
11/11 20:22:18
>
ソルス(441)
ウア(ENo.517)
「ああ、なるほど……侵略による危機とはまた、穏やかでないな。
……停まられてしまった」
羽を休める蝶にやや戸惑いつつ、見たことのない蝶をしげしげと眺めていた。
男はこんな歪な足場で良いのかと問いたげだ。
「そうだな。徐々にではあるが確実に侵蝕される者は増えている。風の噂じゃ魔王が降臨したとか世界の終わりだとか聞こえてくるが……何が本当だか」
……停まられてしまった」
羽を休める蝶にやや戸惑いつつ、見たことのない蝶をしげしげと眺めていた。
男はこんな歪な足場で良いのかと問いたげだ。
「そうだな。徐々にではあるが確実に侵蝕される者は増えている。風の噂じゃ魔王が降臨したとか世界の終わりだとか聞こえてくるが……何が本当だか」
11/11 11:54:17