月明かりの花畑

その花畑は亡くした人や無くした物の幻を見れるらしい。特に、ここに来る時になくした何かを思い浮かべていたりしたらよく見えるらしいが…
あくまで物言わぬ幻…
この花畑の入り口になる森に来た時点で何か亡くした/無くした過去を持つ者なら導かれる様にこの中心地の花畑まで導かれるだろう…

そして、その花畑の隅にある小屋に住まう男性が1人…

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> ウア(517)
ソルス(ENo.441)
立ち去る貴方の行く先を照らす様な月光。
良き縁に自分の所属でやっていた敬礼を交え、ただ、ただ見送る。

(こちらこそありがとうございました!ウア君すごく優しい子で癒されました!)
11/22 10:38:08
> ソルス(441)
ウア(ENo.517)
ゆらりゆらりと尾を揺らし、獣の脚を持つ男は背筋を伸ばして立ち去った。

(お相手ありがとうございました…!)
11/22 00:46:16
> ウア(517)
ソルス(ENo.441)
力強く交わされた握手に信頼の意味合いを重ねて。また笑顔を向ける。

「ありがとう。蝶もありがとう…ってさ。
今生の別れでもないからな、だから…またな」

引き留めず、その背が見えなくなるまで見送る。
この世界で出会った大切な出会いを惜しむ様に…

 
11/22 00:21:15
> ソルス(441)
ウア(ENo.517)
差し伸べられた手を握り返す。今度は躊躇うことなく、力強く握手を交わす。

「ああ、おまえも達者でやると良い。そこな蝶も」

最後の希望に頷き、次いで肩の蝶を横目で見遣った。

「それじゃあ、これでお別れだ。一旦は、な」

この手が離れるのは永遠の話ではない。
引き留める用件の無い限りは背を向け歩き出すだろう。
11/21 23:03:10
> ウア(517)
ソルス(ENo.441)
「…景色が歪んで…?幻影…ああ、そう…そうかもしれんな。この森全体が或いは幻なのかもしれんな…」
聞いた言葉に目を見開き、改めて森の方を一瞥する、魔力が満ちてるのならその線は十分にあり得ると頷く。

「そう言って貰えたら幸いだな…良い縁を築けた。この出会いとアンタに感謝したい。
この世界でも元の世界でも旅路に祝福あれ…また話を是非ともしたいな」
改めて握手を求め、手を差し伸べる。
11/21 22:20:23
> ソルス(441)
ウア(ENo.517)
「おれは……生憎と魔力に敏いわけではないから。森の景色が歪んでいるのを見て、判断していた。これも幻影の類であるのかもしれないな」

彼は耐性があるようだから、見えていないのかもしれない。そう思い至り男は深く考えず足を動かした。

「おれのような者が悦楽となったのなら幸いだ。おれも、ソルスと会えたことで結果的に良い迷い路となっている」

言葉は空虚なものではなく、満足気にゆるりと尾を揺らした。
11/21 20:46:40
> ウア(517)
ソルス(ENo.441)
「?…そうだが…。ああ、勿論森の雰囲気でも異質さは感じているぞ。
ウアは違う要素でここの異質さを感じているのか?」
その口振りや首を傾げて目を丸くしている様子から、本当にソルスにだけは見えないらしい。

して、出口は着けた事に感謝されれば柔らかい笑みを浮かべる。
「どういたしまして。場所が場所だこうしてゆっくりと人と話す事も少なかったから、その…不謹慎かもしれないが楽しかった」
11/21 18:59:25
> ソルス(441)
ウア(ENo.517)
「……? 魔力でこの森の異質さを感じ取っているのか?」
自分は視覚で認識した情報で当たりを付けたことから違和感を覚えたらしい。
彼ほどしっかりした人物なら見落としもしないだろうと。

「……ん。出口か。おまえのお陰で無事にここまでここまで来られた。感謝する」

そうこう思案を巡らせる内に出口へ着いた。
11/21 18:09:29
> ウア(517)
ソルス(ENo.441)
「異空間…成る程、この森全体から魔力の気配を感じると思えば…この森を出来る限りグルリと回った事があるが、罠だとすれば中心に位置したあの花畑にも何か意味が…
調査を進めないといけないな…」
どうやらソルスは魔力でここが普通な空間ではない事を認識している様だが揺らぎは見えていない、気付いていない様だ。

蝶は羽をパタパタとしながら肩の上で淡い光の粒を放っている。ソルス自身ウアの事を思えば、ここに自分がいる時で良かったと胸をなでおろす限りである。

暫く歩けば暗い森から一転、外から差し込む月明かりが見えて来るだろう。
「森の入り口だ」
11/20 01:46:56
> ソルス(441)
ウア(ENo.517)
「なるほど……森というよりか、森の体をした異空間のようなものか。獲物を囲うための罠にも思える。迷い人を餌食とする魔物でも居たのだろうか……」

蝶に肩を貸してやり、景色の歪む木々を睥睨する。こんな環境且つ初の来訪とあれば案内人の有無は極めて大きな差だろう。
帰路で独りにならなかったことに心底感謝した。
11/19 23:21:13
> ウア(517)
ソルス(ENo.441)
「普通なら入りたくないよな、こんな森…そもそも何故幻が見えるのかも分からないからこの辺り自体が何か変な空間だ…気味が悪い」

そう言いながらも迷いなく出口に向かって足を進める。ソルスが通る度木々に一瞬揺らぎが出来るのが見えるだろう。
それは風などの揺らぎではなく、霧が払われる様な、蜃気楼の様な揺らぎである。

「幻によって心を乱したまま、俺の案内も蝶の案内も受けずに花畑からこの森に足を踏み入れるのは危ない。
惑わせる為の幻が出てくるらしく、最悪精神に異常をきたす者もいた。と言っても幻を見ない者や今のアンタの様に落ち着いてる状態なら大丈夫だが、どのみち朝でも昼でもここはこの暗さだ。迷いかねない」

ソルス本人が幻を見る事がない以上惑わせる為の幻の話はそれを見た上で無事に花畑に戻ってきて案内し直してもらえた者がいたという事だろう。
蝶は暫し飛んでいたがもう休憩したくなったのかウアの肩に光を放ったままヒラリと停まる。
11/19 00:59:45
> ソルス(441)
ウア(ENo.517)
あなたが礼を述べたのを獣の耳が捉えれば、満足げに男は歩を進めた。

「こうして見ると……先の花畑とは打って変わっておどろおどろしいな。こんなところを通ってきていたとは……」

森を進みながら注意深く周囲へ気を張り巡らせる。が、蝶が光を帯びながら飛来したのを見ればいくらか緊張を緩めた。
11/18 22:42:35
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