月明かりの花畑
その花畑は亡くした人や無くした物の幻を見れるらしい。特に、ここに来る時になくした何かを思い浮かべていたりしたらよく見えるらしいが…
あくまで物言わぬ幻…
この花畑の入り口になる森に来た時点で何か亡くした/無くした過去を持つ者なら導かれる様にこの中心地の花畑まで導かれるだろう…
そして、その花畑の隅にある小屋に住まう男性が1人…
あくまで物言わぬ幻…
この花畑の入り口になる森に来た時点で何か亡くした/無くした過去を持つ者なら導かれる様にこの中心地の花畑まで導かれるだろう…
そして、その花畑の隅にある小屋に住まう男性が1人…
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ウア(517)
ソルス(ENo.441)
「いや、吸血鬼達の侵略から国を守る為に招集された戦士の1人でしかないから、正規兵ですらないし、王臣なんて高貴な立場ではないから謝る事はない」
自身もまた高貴な世界にとは縁がない立場だと言う様に手をヒラヒラと振る。
その間にも位置を保ってくれている尾にふわりと蝶が停まる。停まってからも羽をパタパタと動かしている様子はまるでありがとうと言っている様だ。
「しかし…恐ろしい呪いだな。災害レベルとなると同じ呪いにかかる者は増えていくのだろう…?
何がキッカケでそんな呪いが出てきたのか…」
自身の記憶の中にも人が魔物になっていく災害、魔の霧が蔓延していた出来事が浮かび、自身の事のように腕を組んで唸っている。
自身もまた高貴な世界にとは縁がない立場だと言う様に手をヒラヒラと振る。
その間にも位置を保ってくれている尾にふわりと蝶が停まる。停まってからも羽をパタパタと動かしている様子はまるでありがとうと言っている様だ。
「しかし…恐ろしい呪いだな。災害レベルとなると同じ呪いにかかる者は増えていくのだろう…?
何がキッカケでそんな呪いが出てきたのか…」
自身の記憶の中にも人が魔物になっていく災害、魔の霧が蔓延していた出来事が浮かび、自身の事のように腕を組んで唸っている。
11/10 21:19:45
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ソルス(441)
ウア(ENo.517)
「陛下。ということは、王臣……? おれとはまた違った苦労がありそうだ。……その、無礼はあったと思うが見過ごして欲しい」
高貴な世界とはあまり縁がない。申し訳なさそうに頬を掻く。
「そういうことだ。おれ達が被ったのは災害じみた呪いでな。人から人へ感染したりはしないが、世界を呑み込み続けて広がっている。身を浸し過ぎれば心も形も失うと言われている」
尾は位置を保っている。蝶が羽休めするなら受け入れるだろう。
男は瞬いて美麗な蝶が踊る様を見届けていた。
高貴な世界とはあまり縁がない。申し訳なさそうに頬を掻く。
「そういうことだ。おれ達が被ったのは災害じみた呪いでな。人から人へ感染したりはしないが、世界を呑み込み続けて広がっている。身を浸し過ぎれば心も形も失うと言われている」
尾は位置を保っている。蝶が羽休めするなら受け入れるだろう。
男は瞬いて美麗な蝶が踊る様を見届けていた。
11/10 17:33:05
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ウア(517)
ソルス(ENo.441)
肩を竦めるのを見れば希望となってる事を念押しする様に小さく頷く。
「ああ…陛下が人質に取られて止む無く…だったな。複雑な事情を抱えてる事は否定出来ないな、俺も確かに色々あるから…お互い大変だな」
捕虜になった過程の時に不明瞭な言い回しになっていたが、決して嘘をつこうとか、出任せと言うわけではない事は眉間に深い皺を寄せているソルスの顔から分かるかもしれない。
だが、難しい顔もすぐに和らぐ、その咳払いと動きを止めた尾に、光に照らされたら透き通る薄くも美しいアメジスト色の羽を持つ蝶々が停まろうとしているからである。
「皆…そうか、それでアンタは先程握手をしようとして躊躇っていたという事か…しかし、それは広い範囲に渡る呪いとかそう言った何か…なのか?」
「ああ…陛下が人質に取られて止む無く…だったな。複雑な事情を抱えてる事は否定出来ないな、俺も確かに色々あるから…お互い大変だな」
捕虜になった過程の時に不明瞭な言い回しになっていたが、決して嘘をつこうとか、出任せと言うわけではない事は眉間に深い皺を寄せているソルスの顔から分かるかもしれない。
だが、難しい顔もすぐに和らぐ、その咳払いと動きを止めた尾に、光に照らされたら透き通る薄くも美しいアメジスト色の羽を持つ蝶々が停まろうとしているからである。
「皆…そうか、それでアンタは先程握手をしようとして躊躇っていたという事か…しかし、それは広い範囲に渡る呪いとかそう言った何か…なのか?」
11/10 03:06:05
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ソルス(441)
ウア(ENo.517)
仲間の励みとなっている希望を示唆されれば、だといいが、なんて満更でもなさそうに軽く肩を竦めた。
「ソルスは捕虜として生きていた時代があったのか……? 複雑な事情を抱えているのはお互い様、かもな。」
ふと対面しているあなたの視線を追って自分の背後を一瞥する。揺れていた尾に気がついて程なく動きを止めた。無意識に揺らしていたらしい。誤魔化すように咳払いをひとつした。
「俺の船に居る奴は、みな俺のように半端に獣と化している。そして、全員が元々ヒトだ。おれ達はこの身をヒトへ戻す方法を探して航海を続けている」
「ソルスは捕虜として生きていた時代があったのか……? 複雑な事情を抱えているのはお互い様、かもな。」
ふと対面しているあなたの視線を追って自分の背後を一瞥する。揺れていた尾に気がついて程なく動きを止めた。無意識に揺らしていたらしい。誤魔化すように咳払いをひとつした。
「俺の船に居る奴は、みな俺のように半端に獣と化している。そして、全員が元々ヒトだ。おれ達はこの身をヒトへ戻す方法を探して航海を続けている」
11/10 00:25:56
ソルス(ENo.441)
「ああ、俺も仲間がいなければ俺はきっと…今も捕虜のままだったかもしれないし、もっと不安だったと思う…しかし、そうか同じ船に乗る仲間達か…アンタは強く、優しい。きっとその仲間達もアンタに励まされてるよ」
信頼の証を握手という形でソルスもまた受け取り。
して、揺れる尾を反射的に視線で追いながらパチリと一度まばたきし、目を細める。
「だが、境遇を同じくした者…と言う事は何か大変な…複雑な事情がありそうだな…?」
11/9 22:26:13