月明かりの花畑

その花畑は亡くした人や無くした物の幻を見れるらしい。特に、ここに来る時になくした何かを思い浮かべていたりしたらよく見えるらしいが…
あくまで物言わぬ幻…
この花畑の入り口になる森に来た時点で何か亡くした/無くした過去を持つ者なら導かれる様にこの中心地の花畑まで導かれるだろう…

そして、その花畑の隅にある小屋に住まう男性が1人…

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> ソルス(441)
「怪我は敵であるしな。しないに越したことはない。……そうか、安全とは言えない場所か。記憶に止めておこう、感謝する」

 自身のポケットに手を当てる。数個の木の実の感触。

「確かにこの森では木の実程度しか見つからなかった。ああ、食べれるモノならば何でも食べる。食べなければ生存できない。何処でもそうだ。お前が良ければ、私は頂こうと思う。だが、大抵の世界は交換や対価という事があるらしい。しかし、私は何も持ち合わせがない、が出来る事はしようと思う」
2/21 04:39:00
ソルス(ENo.441)
「怪我をしていないなら…良かった。この森、魔物の類や熊などは出ないものの、安全と言える場所ではないから」

姿勢をよく立つ姿とそれに反して感じるは…
どのみち放っては開けないのは確かな様相だ。食糧の不足は命に直結する事をソルス、も知っているから。
喰らって、生きた、記憶。

「食糧なら保存の効く物も持っているが、アンタが良ければ分けようか?この森では、あっても少しの木の実や草くらいだろう」
2/21 04:28:00
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