月明かりの花畑

その花畑は亡くした人や無くした物の幻を見れるらしい。特に、ここに来る時になくした何かを思い浮かべていたりしたらよく見えるらしいが…
あくまで物言わぬ幻…
この花畑の入り口になる森に来た時点で何か亡くした/無くした過去を持つ者なら導かれる様にこの中心地の花畑まで導かれるだろう…

そして、その花畑の隅にある小屋に住まう男性が1人…

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> ソルス(441)
「暗い不気味な森か。……そうか」

 ラーの目からは森は森でしかないのだろうか。

(声が聞こえ、視線もある。森全体に魔力、か。彼が取り乱せば明らかに変化が見える。この森は本当の姿は覆い隠されている。それは間違いないか)

「お前と蝶々以外、誰も居ないのか。この森に」

 ラーに孤独感などは無い。感じないともいえる。精神が乱れる=死の世界だったからだ。

「命令は遂行しなければならない。生存の為に何もかもを殺した。敵以外だと傍の狂った者、仲間だったものなど、様々だ。
 考えや目線については私は否定しない。何にしろ、考えは人それぞれだ」
2/23 01:48:43
ソルス(ENo.441)
「俺の目には…暗い、不気味な、森に、見える………
ああ、後…森の中にいる時はずっと、笑い声と苦悶の声がどこかから…聞こえてるんだ…ずっと、俺をみて…
ああ…そう、だ…この森全体から魔力を感じる…というのもあったな」

しかし、その声はソルスにしか聞こえない。声の話をした瞬間ソルスの表情が曇り、鮮緑の色が濁ると同時に通り過ぎる時の景色の歪み方がひどくなる。
蝶々達もどこか落ち込む様に飛び方に元気がなくなり、指にとまる蝶々も羽をたたんで顔を伏せる様に触覚を下げる。

「最初は、な。このの森に驚かされた後だからビックリしちゃうみたいで…でも、俺には可愛いよ。俺とこの蝶々達以外この森、基本誰も…いないから…」

その寂しさは、1人だからというだけでなくもっと深い寂しさ…埋めきれない孤独が襲っている。

「退路がない…世界だったのか…やらねばやられる。それは確かにそう…そんな中ならば尚更やはり生きられる事は大きい…
ああ、考えれば考える程俺の考えはやはり比較…上から目線に思えてならない…」
2/23 01:26:39
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