月明かりの花畑
その花畑は亡くした人や無くした物の幻を見れるらしい。特に、ここに来る時になくした何かを思い浮かべていたりしたらよく見えるらしいが…
あくまで物言わぬ幻…
この花畑の入り口になる森に来た時点で何か亡くした/無くした過去を持つ者なら導かれる様にこの中心地の花畑まで導かれるだろう…
そして、その花畑の隅にある小屋に住まう男性が1人…
あくまで物言わぬ幻…
この花畑の入り口になる森に来た時点で何か亡くした/無くした過去を持つ者なら導かれる様にこの中心地の花畑まで導かれるだろう…
そして、その花畑の隅にある小屋に住まう男性が1人…
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ソルス(441)
ラー・トリーズ(ENo.564)
「独自の環境か……。夜空と月……森の中を照らさない月か」
歪みを認識すれば、上も何らかで覆われているのだろうと思うと視線を戻した。
「買い溜めていたのか。……出ると体調を崩す、と。食料は買い溜めてあるのか。今後によっては困りそうだな。買い出し位なら出来るが。風邪の時の水は大事だしな」
囚われている? 引きずり込まれている? それとも別の何かか、だが何に? 出られない何かがあるのだろうか。ソルスさんは出ては、いや、此処に居なければいけないと思って、此処に居るくらいしか分からないが。
「ああ。先程、森に魔力があるといったな。それかもしれない。森に意思があってそうなっているのかは分からないが」
さすがに魔術師の類ではない為、目の前の少年と森に充満する魔力が同じかどうかはラーにはハッキリと分からない。
歪みを認識すれば、上も何らかで覆われているのだろうと思うと視線を戻した。
「買い溜めていたのか。……出ると体調を崩す、と。食料は買い溜めてあるのか。今後によっては困りそうだな。買い出し位なら出来るが。風邪の時の水は大事だしな」
囚われている? 引きずり込まれている? それとも別の何かか、だが何に? 出られない何かがあるのだろうか。ソルスさんは出ては、いや、此処に居なければいけないと思って、此処に居るくらいしか分からないが。
「ああ。先程、森に魔力があるといったな。それかもしれない。森に意思があってそうなっているのかは分からないが」
さすがに魔術師の類ではない為、目の前の少年と森に充満する魔力が同じかどうかはラーにはハッキリと分からない。
2/26 00:32:49
ソルス(ENo.441)
「そうだな…ここが何やら周囲の環境とは異なる…独自の環境を持っている事しかまだ分かっていないからな…もう少し注意深く見てみる…
ん、ああ。水と交換で、俺としても助ける」
木々の隙間から見えるのは夜空、そして月。
しかし、月が浮かぶにしては森の中を月明かりが照らされる事はない、森はひたすらに暗い。ソルスの心にザワつきが生じる度に景色が歪む、その時に空もまた起きている事に気付くだろうか。
「つい最近まではこの場所から出て他の場所に顔を出したりもしたが…今は少し体調を崩してるのかな…この森からは出ようとしても出た瞬間に気分が悪くなって…食糧は買い溜めてたけど…水はこの前迷い込んだ人が風邪ひいちゃってて…」
介抱に結構使った、という事故に、水の補給はソルス側としても助かるらしく。
「覆われてる…?隠されて…幻術か何か…か?」
ん、ああ。水と交換で、俺としても助ける」
木々の隙間から見えるのは夜空、そして月。
しかし、月が浮かぶにしては森の中を月明かりが照らされる事はない、森はひたすらに暗い。ソルスの心にザワつきが生じる度に景色が歪む、その時に空もまた起きている事に気付くだろうか。
「つい最近まではこの場所から出て他の場所に顔を出したりもしたが…今は少し体調を崩してるのかな…この森からは出ようとしても出た瞬間に気分が悪くなって…食糧は買い溜めてたけど…水はこの前迷い込んだ人が風邪ひいちゃってて…」
介抱に結構使った、という事故に、水の補給はソルス側としても助かるらしく。
「覆われてる…?隠されて…幻術か何か…か?」
2/25 22:28:25