月明かりの花畑

その花畑は亡くした人や無くした物の幻を見れるらしい。特に、ここに来る時になくした何かを思い浮かべていたりしたらよく見えるらしいが…
あくまで物言わぬ幻…
この花畑の入り口になる森に来た時点で何か亡くした/無くした過去を持つ者なら導かれる様にこの中心地の花畑まで導かれるだろう…

そして、その花畑の隅にある小屋に住まう男性が1人…

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> ソルス(441)
「ああ、本当に何かに覆われている様な気がするな。
 確かに食料は得にくかった。それでも食い繋ぎながら歩いてきたが。……町から離れているのか。それは少々不便だな。その時が来たら私も頼む事にしよう。こういうのは、ああ、困った時はお互い様というのだったな」

 どちらにしてもソルスさんが関係しているのは間違いないのだろう。暗い森の中を見やる。

「思い出して平気であるなら、思い出すのも一つだろう。そうでないなら、おすすめはしない。ああ、お前は魔力とやらは感知できる者か? この森、どのように感じるか、聞いてもよいだろうか」

 花束が見える。森の中、隠れた赤、歪み、何らかの争いの跡、有り得そうなのは弔いだろうか。
2/26 03:45:16
ソルス(ENo.441)
「何もかもが奇妙だろ…月明かりを完全に閉ざす程の木ではないのに…」

月明かりの通る道が閉ざされている。
果たしてその月明かりすらも…覆われているというのは、それは正しいだろう。

「ああ…この森に来るまでにも中々食料を確保出来なかっただろ?この辺りは少し町からは離れてるから、買う時はまとめて…って感じで。
自分が使う用の水も結構その人に使ったから、買い出し、本当に困ったらお願いする事もあるかもしれないな、逆もまた然り、俺も元気になったらそれ位はするからな」

森の闇はまるでソルスに付き纏っているようにも思える、闇…暗いそれは果たして闇なのか…月夜が捕らえるのか──

「森に意思…魔力、幻覚……何か、分かり、そう…だが…」

頭を軽く手で押さえながらもようやく木々ばかりの景色から花束だけの光景が先の方に見えるだろう。

魔力探知を得意とするソルスも何やら様子がおかしい、感じ取れるはずの物をハッキリとは感じ取れていない。否、ここに限っては何もわかっていない…
魔力自体は、ソルスと森に充満する物は同一である。
2/26 03:22:07
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