月明かりの花畑

その花畑は亡くした人や無くした物の幻を見れるらしい。特に、ここに来る時になくした何かを思い浮かべていたりしたらよく見えるらしいが…
あくまで物言わぬ幻…
この花畑の入り口になる森に来た時点で何か亡くした/無くした過去を持つ者なら導かれる様にこの中心地の花畑まで導かれるだろう…

そして、その花畑の隅にある小屋に住まう男性が1人…

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> ソルス(441)
「近くに……? 食料が無事に得られるだけでも私には十分有難い」

 安全に得られるならそれに越したことはない。なんせ、長時間の激しい運動はボロボロの体に負担がかかるものだ。
 見える綺麗な花畑を見て、空を見る。此処は月明かりが当たる場所らしい。少なくとも目に見える情報では、だが。こういう光景を人は「綺麗だ」と言うのだろう。先程の蝶々に対する感想の様に。

「ああ」

 そして、結果が出るまで暫し待つ。

「……何かわかったのか」

 その声を聞いて、聞き返すだろう。
2/26 05:34:14
ソルス(ENo.441)
「覆うもの…敵意……はない…何だろう何かすごく、近くに…っ…あ…あぁ、困った時は誰にでも訪れるからな、そんな時助け合えるなら心強いし、ああ、いつでも頼ってくれ!このザマじゃ…今は食料を分けるので限界だが…はは…」

頭を押さえていた片手でそのまま頭を誤魔化す様に掻く。森から出れないのでは、助けになれないなと少し自虐気味に。
ようやく見えたそこは不気味な森に反して月明かりの当たる青い小花が群生している美しい花畑だろう。

「ん…魔力感知は得意だ。少し…やってみる…」

今迄は魔力が散漫してるこの森気にやられる事が多かったが、何か、何かがわかりそうなのだと。以前よりも辺りの気配に注意を向ける。
目で、辺りを観て耳を注意深く辺りに向ける。
何かないかと、感じ取れないかと、魔力の気配が辺りに散っている、それは確か、あと、感じ取れる魔力の気配は──

「…………………」

思い出し、心当たり、魔力感知は自身とて感知の対象外でなく──
森のそれはしっかりと感じ取れずとも、では自身の魔力は…

「……これ、は………」
2/26 05:22:24
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