月明かりの花畑

その花畑は亡くした人や無くした物の幻を見れるらしい。特に、ここに来る時になくした何かを思い浮かべていたりしたらよく見えるらしいが…
あくまで物言わぬ幻…
この花畑の入り口になる森に来た時点で何か亡くした/無くした過去を持つ者なら導かれる様にこの中心地の花畑まで導かれるだろう…

そして、その花畑の隅にある小屋に住まう男性が1人…

offline_boltリアルタイムチャットを有効化
件表示
refresh
> ソルス(441)
「珍しいものではなかった。言うなら日常だ。気にしたことはない。
 名前も記憶も自身のものか曖昧ならいっそ自身でつけてしまえばいいのではないのだろうか。その記憶が許すか知らんが。
回復の手段が無ければ、延命の状態だな」

 ラーもいつ死んでもおかしくないという意味では似たようなものか。

「ああ」

 そうだといいな、その言葉に一言の返事。

「気を付けろ。摩耗しているようだしな」

 こちらも確りと受け取った食料を抱える事だろう。

「……ああ、もしも、もしもだ。

 何もかもが苦しく、解放されたいと思った時は。

 その時は教えてくれ」
2/27 00:59:52
ソルス(ENo.441)
「そう、か…俺みたいな……事になってるやつ……珍しくな、かったのだろう……そんな中……たい、へん、だった事だろう……」

言ってる事自体は正常だ。ソルスという人間が言う事に他ならない。

「奇妙、本当に……だから、俺のこの名前も……俺の物か…記憶が曖昧だけど…記憶が一杯…で。それも、この森……の造形に関わったのだろう…衰弱、なんて事が、なくて…良かっ…た。ここに、引き寄せられてしまっ、たのだろうな……

…ああ、その理解で正しい…。だから、ここから、出るわけには……。魔力自体は、悪いもの……ではないが、使いすぎたのが……良く、ない……と言った具合…で…

逝って…しまっ……でも、みれたら…確かに、俺が、迷い他人の側ならきっと、見えた者をひたすらに追って、それでも、良かった、のだろう……それに、脱出出来た人がいるなら…ああ、そうだ、きっと、逃げタ人も…いルはず……
……そうだと、良いな……」

淡々とそう語る様子にやはり救われる。
責められてもおかしくない事だから、自分のせいで犠牲者が出たであろう事も事実だから。

「あ、ああ…ああ……ありがとう…本当にたす、かる……」

水袋を震える手で受け取り、危なっかしい事に自覚があるからか、落とさないようにしっこりと抱えている。
2/26 23:45:24
コマンド一覧
発言を削除 DELETE
ブロック BLOCK
BAN BAN
コマンドを入力
キャンセル
コマンドを入力