月明かりの花畑

その花畑は亡くした人や無くした物の幻を見れるらしい。特に、ここに来る時になくした何かを思い浮かべていたりしたらよく見えるらしいが…
あくまで物言わぬ幻…
この花畑の入り口になる森に来た時点で何か亡くした/無くした過去を持つ者なら導かれる様にこの中心地の花畑まで導かれるだろう…

そして、その花畑の隅にある小屋に住まう男性が1人…

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> ソルス(441)
 ラーは自身の体調を隠していない、が大丈夫に見える様な行動の殆どは軍人として生活していたものなのだろう。聞かれたら答える、くらいか。

「実際、話は何でもいい。どんな話も誰かが語るまで誰も知らないものだ。
 その語った未練がお前のものだという自覚があるならいい。私は聞いて、覚える或いは知る。それだけだ」

 ソルスさんが首を振ったのを見て、頷いた。この森の夜が明ける時、それは終わりを意味するのだろうとも。そして、ラーは思う。己の未練は何なのだろうかと。ソルスさんの介錯の約束をして頼まれる前に先に己が死んだのならば、それは一つの未練となりえるのだろうとは思った。

「分かった。……では、そろそろ私は戻るとしよう」

 知り得たものについて、考える事も沢山あるだろうと。
2/27 22:59:37
ソルス(ENo.441)
徐々に活動出来なくなっていくのは、違う記憶でも覚えがある、寝る時間が多くなっていったりもした。
大丈夫、大丈夫と通していても何らかしらの異常は彼女の様に分かる類の人には隠し通せないもので…

彼女もまた、と考えるとソルスも感じる所はあるのだろう。彼女の場合大丈夫だと誤魔化したりしてるわけではないのであろうが…

「面白い話が、出来たら良かったのだが…俺のそういう所、直って、ナいんだな…
あ、…あぁ…未練は、俺自身の、物…だ。
海も、行ってみたかった、し……あと、大きい図書館が、この、世界にはあるって…行ってみたかった…
あと、青空、をまた見たかった……でも、夜は、この森ノ、夜は、明けないから……」

未練をある程度語った後首を横に振る。
ここまでで良い、これがこのソルスの未練である事実、証があれば…それを誰かが知ってるだけで良い。

「ああ、いつでも聞いてもら、って、良イ…から、力に、なれル事は、力に、なる…」

最早ここから出る事が叶わない身。
彼女の申し出を受けない事にはどうにもならない、だが、助けてもらうばかりは心苦しいから、自分に出来る範囲というと限られるがそれでも。
食料の支援は精一杯やらせてもらおうと。
2/27 22:36:17
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