穴倉

 誰かが居るらしい……。

 空き瓶に薄く発光しているネモフィラに似た花が一輪差し込まれている。

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> デスサンドヴァニア(560)
「ああ、その時が来たら」
 本当に選ぶか選ばないか、求めるか求めないかは彼女の今後に寄るのだろう。

 去る少女をただ見ていた。
11/15 07:43:54
> ラー・トリーズ(564)
「…にひ。」
少女はあなたの意思を尊重し、こういう結果になるのも悪くないなと微笑んだ。

「笑いたくなったとき。誰かを殺したくなったときには、いつでも私を求めてくださいね。」

そう言うと、少女は手土産も残さず立ち去ってしまうだろう。
あなたとの縁に『証』は必要ない。思い出があればそれで十分なのだ。
11/15 03:07:48
> デスサンドヴァニア(560)
 ああいう顔をした者も居たなと何となく思い出した。何が楽しいのか全く分からなかったが。目の前の少女の笑顔を見ても、何も浮かばない。ただ、笑っているなと思うだけ、それ以上は出てこない。
 上司が居ないからだろうか。ただ、与えられた仕事を淡々とやるだけの人生だった。目の前の少女は上司になりえるか? ……しかし、そう育てられた存在として、感情は必要ない。あれば手が泊まる可能性がある。つまり、何をするにも処理に時間が掛かる。仕事をするには邪魔だ。上司も言っていたものだ。不要なものは不要と。
 しかし、その上司はもういない。

「……保留」

 出てきたのは保留。今の所、己を保持するという言葉だ。
11/15 02:08:18
> ラー・トリーズ(564)
「ね、ね?楽しいですよぉ?きっとあなたも満足できると思いますよっ…!にひっ…!」
少女は純粋な喜びの感情で作られた満面の笑みをあなたに向ける。彼女の笑みはヒトゴロシを心底楽しんでいる者の笑みだ。デスサンドヴァニアの提案を受け入れれば、あなたも彼女のように殺戮への快楽を得る事が出来るかも知れない。けれどもそれは、あなたの在り様を根本から歪めてしまう事になるだろう。

壊れた感情を壊れた感情で補うか。
あるいは今の己を保持するか。

はたしてあなたはどちらを選ぶだろうか?
11/15 01:33:35
> デスサンドヴァニア(560)
「そうか。……想像がつかんな。

 物心ついたときから何も感じない。なぶられても感じなかった。同僚を破棄したときも何も思わなかった。目の前で敵軍どもが肉塊になっても揺れなかった。両国滅んで戦争が終わり、戦場だった場所に化物が闊歩しても、平気だった」

「想像が出来ない」
 精神が壊れてるのか、感情が凍結してるのか。
 話す言葉に感慨も何もない。ただの情報だ。
11/14 19:46:36
> ラー・トリーズ(564)
少女は刃の欠けたボロボロの剣を得意げにブンと振るい。歪な黒色の刀身をあなたに披露する。

「にへ…私はですねぇ…この剣で傷を負わせたニンゲンに憑依する事が出来るんですよぉ……。あぁあぁ、乗っ取ろうってわけじゃあ無いんです…。あなたの身体に私の一部を寄生させて──うん…。骨とか筋肉とかを補強─修復するんです。剣と主の『共生』ってヤツですかねぇ…?にひひ…。」

「これをやられたニンゲンはですねぇ……。ヒトを殺したとき、すっごくいい気分になれるんですよぉ……。だからきっとあなたも…笑顔になれるんじゃないかなぁ…って。」
 
11/14 17:40:36
> デスサンドヴァニア(560)
「改造とは一体どんな、……笑顔? 何を言ってる」
 物心ついたときから、そんなものはない。
「私に不要だ。必要ない」
11/14 16:29:08
> ラー・トリーズ(564)
「ねっ、そんな事より改造の話ぃ……。検討してもらえますかぁ…?」

あなたが何も問い詰めなければ、少女はそのまま話を巻き戻す。

「きっと、笑顔だって取り戻せると思いますよぉ……?」

すぐそばで、あなたの退屈そうな顔を伺いながら少女は言う。
具体的にどんな改造を行うのか、こちらも聞かれなければ答えない。
11/14 14:17:28
> デスサンドヴァニア(560)
「デスサンドヴァニアという銘? 銘と聞くと道具みたいな何かだ。
 人間と長い付き合い……」
 ぼんやりと考える。人間と長い付き合い、それだけだと絞り込めないな、と思った。考えるのを止めた。
11/14 12:12:07
> ラー・トリーズ(564)
「にひひっ…!冗談を冗談で返すなんてぇ……冗談な人ですねぇあなたはぁ…!」

あなたの笑えない冗談を聞くと、少女はつばを飛ばして尚のこと面白可笑しそうに笑う。

「殺人鬼って、私の事ですかぁ?……違いますよぉ…。私にはデスサンドヴァニアっていう立派な銘がありますっ!にへへっ!私はですねぇ……。皆さん気づいてませんけどねぇ……。ニンゲンの皆さんとはすっごく長い付き合いなんですよぉ……?」
少女は名乗り、相変わらずいい加減な事を言う。
11/14 12:07:44
> デスサンドヴァニア(560)
「冗談か。
 爆弾は抱えたことがある。その時は沢山死んだな。感慨深くも無いが。……冗談だ」
 冗談としては正常な人からしたら笑えない内容だ。
「……貴方は俗に言う殺人鬼の類いか?」
11/14 10:25:58
> ラー・トリーズ(564)
「……それじゃあ、念のため体内に爆弾でも仕掛けて差し上げましょうかぁ~…?」
あなたが裏切りの可能性を示唆すると、少女はそう言ってげらげらと笑う。ふざけた口ぶりだけではそれが冗談か本気なのか分からない。

「にっへへへへ……。冗談ですよぉ……。あなた一人をここで殺すのは容易いでしょうけど…あなたに人を殺してもらった方が効率よくニンゲンを殺せますからねぇ……。」

少女はまたしてもふざけた事を言う。
 
11/14 01:19:56
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