バー『異世界交差点』

◆様々な世界につながっている不思議なバー。色々な世界からのご来店をお待ちしています。

 『バーテンダーがグラスを磨いている。静かな店内は落ち着いた雰囲気だ。オーナーはあまり現れないらしい』


 ※1BP=300円。各世界の通貨に換算してお支払いを。
 ※メニューにないものも作れます。お気軽にお声かけください。
 ※ノンアルコールカクテルもお作りします。

オーナーはたまに顔を出すようだ。

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> アルド・スキアヴォーネ(71)
羽鳥 譲刃(ENo.627)
貴方も地球出身と聞いて、口元が綻ぶ。

「貴方もそうなんですね?
うちの”地球”はそちらと暦が一緒か分かりませんけれども、西暦2019年。
神様や魔法といった、神秘の存在が実在していたことを誰も万人に証明することのできない、“科学と凡人に溢れた世界”といった感じでしょうか?
ボクはそんな地球から別の世界に何度も呼ばれて、“そういう力”を身に着けてしまった”はみ出し者(イレギュラー)”なんです」

そんな風に、自分のいた世界や身の上について、軽く語ってみたりするでしょう。
3/14 21:57:24
> 羽鳥 譲刃(627)
アルド(ENo.71)
「そうですね、わたくしも地球の出身です」
冒険慣れしているらしい、とバーテンダーは理解した。それなら年頃に見えて落ち着いているのも納得できる。

「世界によって少し味覚がズレますからね。お口にあったようでよかった」
バーテンダーは目礼した。腕を評価されるのはいつでも喜ばしいことだ。
3/14 20:30:32
> アルド・スキアヴォーネ(71)
羽鳥 譲刃(ENo.627)
グラスの淵に付いた塩を軽く唇でなぞってから、グラスになみなみと注がれたソルティ・ドッグをゆっくりと味わいながら飲み始める。
見かけより度数のあるカクテルではあるが、少女の顔色は変わっていないようだ。

「……美味しい。”地球”とカクテルの名前やレシピは同じみたいで良かった。
“地球”って色んな世界の中でも、桁外れに平行世界が多いみたいだけれども、このお店があるのも、そういった”地球”の1つなのかしら?」

少女の語り口からすると、どうやら世界を渡る事に、慣れているように感じられるかもしれません。
3/14 01:08:48
> 羽鳥 譲刃(627)
アルド(ENo.71)
ソルティ・ドッグは、グラスの淵にレモンを撫でつけて塩をつけてスノースタイルになっている。筒のようなグラスには砕かれた氷。ステアされたウォッカとグレープフルーツジュース。見た目も美しく、カットしたグレープフルーツが添えられている。アルコール度数は10.9度。

「お気に召したようで幸いです。この店はマスターの趣味でして……伝えたら喜びます」

バーテンダーはバーテンダーで、見た目の年のころは十代半ばを少し回ったくらいだ。“女”らしく振る舞う彼女を見ても驚く様子はない。“成人”が早い土地で過ごしたのだろうか、とバーテンダーは考えていた。
3/13 03:50:52
> アルド・スキアヴォーネ(71)
羽鳥 譲刃(ENo.627)
バーテンダーがソルティ・ドッグを用意してくれているのを見守りながら、店内をなるべく視線だけを動かして見回す。
落ち着いた店内で、多種多様な他の客も、その空気を壊さないように思い思いの時を過ごしているように見える。

「初めて立ち寄らせていただいたけれども、いいお店ね」

そんな風に笑みを浮かべる彼女の面持ちからは、見た目不相応な”女”を感じたかも知れません。
 
3/12 22:51:26
> 羽鳥 譲刃(627)
アルド(ENo.71)
「いらっしゃいませ」
ドアの鈴が来客を告げる。バーテンダーはその姿を認めると軽く礼をし、淀みない足取りに対して案内をやめた。

「ソルティ・ドッグ、ですね。かしこまりました」
改めて見ると年のころは若く見える。自分より少し上くらいだろう。だが、当然のように慣れた所作に察するところがあったのか平然とそれを受け入れた。
3/12 20:02:43
羽鳥 譲刃(ENo.627)
その日、バーの扉を押し開けて立ち入ってきたのは、小袖と緋袴……多くの世界で東方の島国において、聖職者が身に着けるという装束に身を包んだ少女だった。
年の頃は17~18ぐらいであろうか? だが、年不相応の自然体過ぎる空気は、この場にあってむしろ不自然なものかもしれない。

そんな彼女はカウンター席に腰を落ち着け、銀貨を1枚テーブルに置き、
「まずはソルティドッグをお願い」
と、オーダーするでしょう。
3/11 00:27:58
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