街外れの研究室

街外れにぽつんと存在する家。
一見してただの家にも見えるその建物は研究施設でもあるらしい。

ここでは珍しい素材や品質の良い素材、それ以外にも魔力の込められた薬品など様々な物を買い取りを行っている。
あなたはそれらの素材を売りにやってきてもいいし、それ以外の目的で訪れてもいい。

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> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「薬の効果はそれなりに興味深かった。採取は見つかるようなら――」

あっさりとした言葉だが素直に褒め言葉を使わない男にしてはかなり高い評価であることが感じられる。
もっともそれが少女に伝わるかは不明だが。
そして少女の提案に対して掻い摘んでいくつか要望を伝える。
自分の世界に持ち帰ることも想定しているのか、生命力の強い薬草を中心に指定し、物の珍しさよりも品質と状態の良さを優先するよう希望する。
12/3 21:30:30
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「ふん、そーですかそーですか」
対して男を言い負かすことができず頰を膨らませる。

「高くかってくれるなら考えないでもないけど。あんたはどんなのがほしいの?」
金儲けの話なら乗り気のようだ。そういえばこの間の薬はどうだったんだ、とか間に話を挟みながら付近に生息する薬草や素材をあれこれ提案し始める。
12/3 20:51:27
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「言っておくが、俺に体力がないのはそれでも何の問題もなく敵を殺せるからだ。無闇矢鱈に腕を振り回すお前と違ってな」

接近したり避けたりする必要がないので体を鍛える必要がないのだと言外に表す。
面白くなさそうに少女を睨みつけているあたり、自分でも肉体の虚弱さを気にしてはいるようだ。
男にとっては敵を倒すことよりも採取地まで歩くことのほうが大変なのであろう。
12/3 19:50:46
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
ははあ、と何やらニヤニヤとモリオンを見る。
「へ〜ぇ?魔物が怖くておうちに篭りっきりってワケ?魔術師サマは口ばっかりで貧弱ね〜」

やたらと煽るのは仕返しか、
トラップにはまって動けなかったことを棚に上げ嫌味たっぷりに言って見せた。
12/3 19:40:20
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「自分で行くのを避けたいから買い取りをしているんだ」

そんなことも分からないのか、と言う顔は馬鹿にしているようにも見えるが、同時に苦いものも浮かんでいる。
行きたくない理由があるのだろう。
大半ローブに覆われているとはいえ、確かに男を見れば、生白い肌にガリガリの腕や指先、不健康そうな顔色が目につくだろう。
どう見てもアウトドアに向いているようには見えない。
12/3 19:18:13
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「ご心配なく!!……って買取するくらいならついてくればいいじゃない」
どんなものを欲しているのかわからないということもあったが、人里から離れた土地での採取は危険が伴うことも多い。
今回は護衛をケチって出て来たわけで、利害が一致するなら…と考えたらしい

「山分けするなら問題ないでしょ」
12/3 19:09:28
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「いいや、俺が買い取っているのはこの建物の面積分だけだ」

採っていきたければ好きにしろ、と言ってから、だが、ともう一度口を開く。

「この周辺に限ったことではないが取り尽くすような真似はするなよ」

採取に慣れているものであれば言うまでもない話ではあるが、態々言う辺りどうにも悪態を吐くのは癖であるらしい。

「だが余るようなら売りに来い。物によっては買い取ってやる」

どこまでも上から目線でそう告げる。
12/3 18:41:18
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「あ〜〜もういちいち癪にさわるやつねほんとっっ」
やっぱりイモみたいな名前じゃない、と口を尖らせる

「あたしは薬草採取に来たワケだけど、もしかしてこの辺一帯あんたの庭だったりする?」
12/3 18:30:41
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「元気そうで何よりだ。……おい、床を傷つけるなよ」

嫌味にしか聞こえない言葉を吐き、自身も立ち上がる。
少女の名乗りを聞くと聞き慣れない音の繋がりに小さく首を捻ったが、覚えたと示すように頷く。

「名乗る必要があるのかは甚だ疑問ではあるが、モリオンだ。覚えられる脳の容量があるのならば覚えておけ」
12/3 17:36:08
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「んぇぶ!!!!」
情けない声とともに床へへばりついた。唸りながら手足をばたつかせるも、結局男が拘束を解くまでびくともしなかった。

「こういう時紳士らしく起こしてくれたりしないワケ……ううん、そういうの求めてるんじゃないけど。はいはい起き上がれますよーだ!」
がりがり、妙に嫌な音を鳴らしながら立ち上がる。

「え?あたしも名乗ってなかったっけ。ハイプよハーイープー!これで覚えた?」
12/3 17:19:57
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
腕を振り上げた少女の体に一瞬にして光る蔦のようなものが巻き付き、その体を床に引き倒す。
全身を締め上げる蔦をそのままに身動きするのは至難の業だろう。

「本当に発動させるやつがあるか……。名乗っていないのはお互い様だろう」

引き倒された少女を少し驚いた表情で見た後、呆れた顔でその近くにしゃがむ。
少女を拘束する蔦に手をかざすと何事かを呟き、魔力を注ぐ。
すると蔦は空気に溶けるように消え去り、その拘束を解いた。

「……立てるか?」

尋ねはするが手は差し伸べない辺りがこの男だろう。
12/3 17:05:38
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「ムギーーー!あんたに言われたかないわよっっ!それに名前も知らないんだからしょうがないでしょ、嫌なら名乗りなさいよね」
女自身もまだ名乗っていないのだが、そこはすっかり忘れているらしい。
威嚇する小動物のように毛を逆立て腕を振り上げた。武器は持っていないものの、攻撃の意思があるとみなされるだろうか。
12/3 16:48:05
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