街外れの研究室

街外れにぽつんと存在する家。
一見してただの家にも見えるその建物は研究施設でもあるらしい。

ここでは珍しい素材や品質の良い素材、それ以外にも魔力の込められた薬品など様々な物を買い取りを行っている。
あなたはそれらの素材を売りにやってきてもいいし、それ以外の目的で訪れてもいい。

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> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「言われるまでもない」

短く返し、指をさすなと少々嫌そうに眉を顰める。
見送りをするなどという愛想はなく、とっとと行けとばかりにハイプを視線で促す。

「持ってきた物によっては追加料金も支払ってやるさ。まぁ、そこまでの評価の物をお前が用意できるのならばだがな」

そう言って、自身も研究の続きをするために背を翻した。
12/11 23:14:20
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「余裕が出たらそうしますーーっ!ふんっ」
義足のギアを弄り、元に戻ったそれを軽く叩く。簡素な分調整も簡単らしい。
立ち上がりつま先を小突いてみたり、膝を上へ持ち上げてみたり、取り敢えず問題なさそうだ。

女はモリオンを指差して口を尖らせる。
「上質なものもってきてあげるんだから、
 そっちだってちゃんと研究しなさいよね。それじゃ!」
12/9 16:55:20
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「強がる前に日々の暮らしくらいなんとかするんだな。使うべきところに金を使わんからそうして失う羽目になるんだろう」

金をケチって安宿に泊まれば荷を盗まれたり奪われることもあるだろう、と至極当然のことを言う。
野宿のときさえあると知れば、恐らく防犯意識の低さに盛大に馬鹿にした顔をするに違いない。
12/6 16:46:33
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「それはその、ホラあれよ、開店資金とか…結構いるし」
尻すぼみになる声。傍に置かれた義足をつけ直しながらいい訳を垂れる姿は実年齢よりも幼く見えるかもしれない。
額にヒットしそうになった金貨を両手でぱちんと受け取ると、座り込んだままキッと男を睨む

「こっちだって施しなんか受けたくないわ!ちゃんと持ってくるわよ!ばぁか!!」
12/4 18:33:13
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
床に転がり空腹を訴える少女に溜息を吐く。
義足を拾い上げ、その造りへ改めて目を向けると安物だな、と呟いて少女の近くへと置きなおす。

「あの出来の薬を売っていながら日々の食事代さえ足りないのか。お前、余程商才か運がないのだろうな」

或いは両方か。
呆れるように言った後、懐から袋を取り出し、中の金貨をつまんで少女の元へと弾く。

「報酬の前払いだ。物は素材でも薬でも構わんが中途半端な物を寄越すなよ。端金とはいえ、ただ恵んでやるつもりはない」
12/4 01:45:57
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「ングーー!人の不幸を笑う悪魔ーッ!
  見てなさいよあんたより成果あげてやるんだから〜〜あ゛ッッ!?」
地団駄を踏んだ義足の固定具が外れて床に転がる。
どうやら最初トラップにかかった時から緩んでいたらしい。
恨めしそうに天井を見上げて小言をこぼしている。
「ひもじい……」
12/4 01:25:49
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
舐めるなと言われれば、ふっと口の端で笑う。
馬鹿にしているわけではなく、面白いと言うような笑みだ。

「交渉するにしてもいきなりお前が上と話すことはない。精々俺を通して遣り取りするくらいだろう。本気なら自分を売り込むための資料でもまとめておけ」

実際に買った薬を確認した俺の評価くらいなら添えてやる、と多少は協力する姿勢を見せる。

「……詐欺にでもあったのか?事情は知らんが随分間抜けな話に思えるな」

悔しそうな少女に追い打ちを掛けるように言う辺り、どうにも気遣いにかける男だ。
12/4 01:04:57
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「そりゃお金がからむものに適当な事は出来ないわ、舐めないで頂戴」
どれほどの水準を要求されるかはさておき、探究心、好奇心は彼女もある程度持ち合わせている。
かといって自分を安売りするつもりはさらさらなく、どう交渉したものかと唸り声。

「お店を出すつもりだったのよ。……ちょっと不幸の連続で有り金が吹っ飛んだワケ」
思い出せば今でも悔しさがこみ上げるようで、唇をかみしめた
12/4 00:39:38
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「元々異界の者の持つ技術を求めての研究だ。真面目に協力するなら報酬は出ると思うぞ。ただし、それ相応の技術や知識を要求されるだろうがな」

対して役に立たないと判断されれば報酬など微々たるものしか渡されまい、と言いおく。
例え少女の持つ技術かそれなりの水準だったとして、それを上に向けて役に立つ技術であるとアピールできなければ技術を安く買い叩かれて終わりだろう。

「しかし要求するのが金銭でなく宿に布団?余程酷い襤褸家にでも住んでいるのかお前は」

そこそこ裕福な男にとっては軍の遠征でもないのに野宿するなど、想像に至らない領域であるらしい。
12/3 23:24:39
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
普段から露出の激しい彼女には動きにくそうな格好に理解が及ばなかったが、
すぐに手を離してひらひら手を振る。

「ふ~ん、営業要らずっていいわね。
 あっ、あたしが研究に協力したらその上とか言うところから
 援助が出たりしないの?宿とか!布団とか!」
彼の苦労を知りもせず随分と図々しい提案をしている。
自覚があるのかは不明だ。とはいえ、野宿続きの彼女にとっては深刻な問題だった。
12/3 23:01:17
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「おい、引っ張るな」

何を目的にしてのことかまでは察せなかったようだが、
摘まれたローブが捲られないよう自分も近くを掴み止める。

「研究のための資金は上から出ている。俺はその範囲内で成果を出すだけだ」

口ぶりから男の役目は研究のみで、この世界での資金のやりくりは他に放り投げられていることが窺える。
恐らく元の世界の素材や技術が換金され研究費となっているのだろう。
12/3 21:55:23
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「そうでしょうとも、あたりまえよ」
口ではそう言いつつも認められたことは嬉しいようで、表情に滲んで見える。なんとも分かりやすい。
男の話す素材に頷きつつ、忘れそうな事はおうむ返しで確認をとった。一通り頭に叩き込んだ後、ふと疑問に思ったことが。

「……あんたほんと、何で食いつないでるのか謎よね。買い取るばっかりだし」
不躾にも痩せた体を見ようと、ローブの裾をつまむ
12/3 21:42:41
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