湖のほとり

街から離れた場所の、周囲を木々に囲まれた神秘的な雰囲気の湖のほとり。
そんな場所で羽の生えた少女が木の根元に座って、何をするでもなく湖面を見つめている。

貴方は少女に声をかけてもいいし、ただ湖で別のなにかをしてもいい。

offline_boltリアルタイムチャットを有効化
件表示
refresh
> ヴラズィ(624)
(ENo.587)
(随分ざっくりした情報だと思いつつ、従うべき魔術師が拠点としている国と同じであると認識すれば、まあ見つけられそうならば構わないだろうと頷いてみせる)

用事のない時間は多いですし、その範囲で見つけられるようならば構いません。
そこまで大雑把な情報だと辿り着けるかは不明ですが。

(情報こそもらったものの、男の暇つぶしに付き合ったのはこちらなのでご褒美とやらを渡す義務はあるのだろうかという疑問はいだきつつ、不都合もないため態々言い返しはしない)

出来る範囲で頑張りましょう。

(ご褒美に対してなのか勉強に対してなのか、曖昧にそんな言葉を返して飛び立つ男の背を眺める)
(特に手を振るわけでもなく、ただ男が見えなくなると立ち上がり、自身も翼を広げた)
12/1 06:44:26
> アレクサンドラ(587)
ヴラズィ(ENo.624)
(少女の紡ぎ掛けた言葉の続きを悟りはしたものの、その答えを口にはせずに左耳に嵌めたピアスに触れる)

星降の国の外れの無駄にデカい屋敷にツェトニカってガキが住ンでる。
年は……知らねェけど、見た目的にはお前に近い。
オレに会うことがなけりゃそっちに声掛けろ。

わざわざ出向くのも面倒だろォが、お前に何か得るモンがあった暁にゃオレにも褒美があったって罰は当たンねェだろ。

(そうに違いないと一人頷いて背筋を伸ばし、翼を広げる)
(後の楽しみを増やす為とはいえ随分とよく喋った。僅かに疲労を滲ませつつ首を回して)

ンじゃァな、お嬢ちゃん。
お勉強頑張れよ。

(ひらりと手を振ると返事も待たずに地を蹴って飛び立つ)
(そうしてあっという間に北の空に消えていった)
12/1 06:21:35
> ヴラズィ(624)
(ENo.587)
(意識に上がった黒髪の三つ編みが再び肩へかけられる様子を見て、後ろから引っ張ったら男の首が締まりそうだな、とぼんやり思う)
(だが、今はまだそれが興味の一端であることには気が付かない)

面倒を避けるために面倒な相手に近づくというのも変な話ですね。
ですが、先に多少の面倒に目を瞑ることで後の憂いを取り除けるのであればやりましょう。

(何かしらのトラブルに見舞われる予感がして少々気分が下降するものの、それでも今後のためにやるべきだと自分を鼓舞する)

報せるのは構いませんが……。

(構いはしないが、男が知る意味はあるのだろうかと、言葉こそ続けないが首を傾げて)

では、また会うことがあるようであればお報せします。

(わからないが、知りたいのなら報せればいいととりあえず頷く)
12/1 06:06:38
> アレクサンドラ(587)
ヴラズィ(ENo.624)
(二色の眼にじわりと滲む、微かながらも確かな感情)
(それを認めれば悪戯が巧くいった子供のようにくつりと喉を鳴らした)

(どうやら見込みはありそうだと宵に昏い光を踊らせる)
(感情が湧くか否かを自分で選べるものではないと、そう思うのなら)

良い子だ。

(にぃと笑みを深め、屈んだことでずるりと肩から滑り落ちた長い三つ編みを背中側へ流し直す)

話を振っといてなンだが、オレは教材向きじゃねェと思うぞ。
……だがまァ、お勉強の足しにはなるか。

(何か分かったか、とは尋ねない。そうすぐに核心的な何かを得ることはないだろう)
(ただじっと、少女の瞳を見つめたまま)

適当に感情の起伏の激しそォなヤツ見つけて観察してこい。
喜怒哀楽がはっきりしてる、表情のコロコロ変わるヤツ。
大抵関わると面倒臭ェタイプが多いが、こういうケースならお誂え向きだろ。

ンで、そのうち何か感じるモンがあったらオレにも報せろ。
12/1 04:58:50
> ヴラズィ(624)
(ENo.587)
全てが思い通りにならないのは、私だけのことではないでしょう。
だからこそ出来る範囲で少しでもマシな方法を選び取っているつもりです。

(散々に笑顔を貶され、少しだけ、ほんの少しだけ不愉快そうな色が瞳に交じる)
(この笑顔は数少ない自分が素敵だと思ったものを真似ているのだ。自分の真似が下手だからと言え、それをとぼされるのは面白くはなかった)

……興味。

(わくのだろうか、と考え込む。天界にいたとき、人にも物にも景色にも、感情が動いた覚えはない)
(しかし、今は小さくても確かに動きはあるし、幼い頃共にいた兄と姉に対してはしっかりとした好意も抱いている)
(ならば、と微かな期待も湧く)

自分の感情への興味というものはよくわかりません。
感情など、わくかわかないか、自分で選べるものではないでしょう。

ですが、それによって不都合がなくなる可能性があるのなら興味を持ちたいと思います。
貴方は、私が人の顔を眺め、興味を持てば、私の感じている不都合が解消される見込みがあると思ったのですね。
ならば、試してみようと思います。

(街へ、と考えて、だがまず手始めに男の顔をしっかりと眺めてみる。)
(やはり見ても感情などわからない。だが、男の持つ黒髪は、一人目の姉を思い出して悪くないように思えた)
12/1 04:31:44
> アレクサンドラ(587)
ヴラズィ(ENo.624)
不自由してンのかよ……。
不都合が生じる……矛盾がある……、ダメダメじゃねェか。

(適当に投げてしまおうと考えていた話題がころころと手元に戻ってくる)
(ハ、と短く鼻で笑って肩を揺らす)

誰だか知らねェが、そいつが望んだ通りの笑顔でいられりゃあ不自由も不都合もクソも無ェワケだ。
それがどんな望みなんだかも知らねェけど、ま、少なくともお前の寒ィ笑顔で叶うモンじゃなさそォだな。

(先刻まで自分に向けられていた少女の笑顔を思い返して身震いしてみせる。やはり嘘らしく)
(彼女の視線を受けると面白そうに口の端を吊り上げた)

聡いところもあンじゃねェか。

(それきり口を閉ざして思索に耽る)
(暫し置いて、街の方角を指先で示した)

お前、やっぱ街にでも行ってうじゃうじゃいる通行人の顔でも眺めてこい。
掃いて捨てる程いるぜ、お前より面白ェ顔したヤツ。

お前の世界はお前とお前に笑顔を望んだヤツで完結しちまってる、……ように思える。
それで構わねェ、どォでも良いってンならこのまま此処で湖とお喋りしてろ。
不自由してンならさっさと解決しちまえ。

(再び屈み、少女の顔を真っ直ぐに見つめる)
(瞳に溶け込んだ宵に二色の宝石が映り込む)

お前に足ンねェのは感覚以前に興味だ、興味。
のっけから全部興味ありませんどうでもいいですみたいな面しやがって。
相手の表情一つ指摘されなきゃ覚えねェようなヤツが自分の感情に即した表情出せるかっての。
お前そもそも自分の感情に興味あンのか。
12/1 04:02:05
> ヴラズィ(624)
(ENo.587)
不自由していないわけではないのですが……。
それでも、私は昔笑顔を望まれたことがあるので、なるべくならその通りにしたいと思っています。
その人が望んでくれた意味を考えると、笑顔でいることで不都合が生じることもありますが。

(それでも、と無表情のまま少々寂しそうな空気を纏う)
(だが、悪魔向きと言われると怪訝そうな瞳を男へ向ける)

貴方の世界の悪魔というと貴方と同じ存在ということでしょうか。
向いているとは思えませんが。

……あぁ。それとも貴方が悪魔に向いていないのでしょうか。

(それなら自分が悪魔に向いているという言葉も成立するのかもしれないと一人頷く)
12/1 03:23:55
> アレクサンドラ(587)
ヴラズィ(ENo.624)
……平行線だな。
それがお前のやり方だってンなら別に良いさ。

単なる暇潰しのくだらねェお喋りだ。
ンなクソ真面目に受け取る必要も無ェよ。

(少女のやり方では少女の望む、……望んでいると思われる方向へは真に向かわないのではないかと思わないではない)
(向けられた笑顔が作り物であると筒抜けであれば、深い溝や大きな壁を少女との間に感じる者も少なくないだろう)
(そしてそれが友好的な関係に繋がるかと言えば。――そもそも“関係”までは望んでいないのかもしれない)
(やはり彼女は自分の知る天使ではないのだと認識を深めながら折り曲げていた体を起こす)

お人形さんめ。

(嗤笑する。宵色の瞳の奥で紫紺の灯りがゆらゆらと揺れる)

それで不自由してねェならもうなンでも良いンじゃねェの。
お前にとって相応しい顔が真顔か笑顔の二択なンだろ。
欲しくねェモン自分の中にぶら下げたって仕方ねェ。
要らねェモンは要らねェさ、お前の場合はそれが表情ってだけの話だ。

(よく分かったと言いたげにうんうん頷いてみせる。酷く嘘臭く)

……お前はどっちかっつーと悪魔向きだよ。

(オレの世界ならな、と結んで瞳を細めた)
12/1 03:00:53
> ヴラズィ(624)
(ENo.587)
……諍いを起こしたくないというのは友好的には含まれないのですか?
貴方のようなタイプしかいないのであれば笑顔を浮かべる意味もないのでしょうが、どちらかと言えば貴方も少数派な様に感じます。
初対面で判別できない上、会話の流れで浮かべるべき表情がわからない以上、やはり笑顔を浮かべていた方がまだ良い方向に転がる可能性は多いように思えますが。

……貴方のそれがアドバイスであるのならば、従えなくて申し訳なくは思います。

(口が悪く喧嘩を売ったと言う割には丁寧に自分の悪いところを指摘する男に、随分と親切な悪魔だとずれた感想を抱く)
(そして、すみません、とぺこりと頭を下げた)

私にも感情はありますが、感情によって表情を動かすという感覚は備えていません。
ですので他者が表情を変えたときにどういった感情によるものなのかも判別が上手くいきません。楽しい話題なのか、悲しい話題なのか、よく捉え間違え齟齬が生まれるのはそのためでしょう。
私の感情にとって相応しい表情を、私は持っていないのです。
ですので、それならば他者が望む表情を浮かべられるのならそれが一番良いと思っているのですが。

(ただ、それもわからないし、積極的に知りたいと思うほどの興味はないということはこれまでの会話からなんとなしには伝わるだろう)
(そしてそれが悪いことだとも思っていないのも)
(他者から興味を持たれないということに傷つく者や憤る者がいることなど想像してもいないのだ)
12/1 02:41:44
> アレクサンドラ(587)
ヴラズィ(ENo.624)
(少女の一瞬の仕草をじっと見つめ、それから何処か得心がいった様子で、ああ、と独り言ちた)

明らかに友好的じゃねェヤツに友好的な態度を見せたところで何の甲斐も無ェと思うがなァ。
嘘臭ェ笑顔を返されると却って諍いを起こしたくなるようなヤツもいるってことだよ。

(オレみたいにな、と言葉を加えてにんまりと笑ってみせる)
(この冗談も少女には自分の意図した通りには伝わらないのだろうのと勘えつつ)

オレはそこそこ喧嘩を売ったつもりだったンだが、そのお返事が真顔でならともかく笑顔で、だったわけだ。
胡散臭ェと言ってみても表情はさっぱり変わりゃしねェ。
薄っぺらい笑顔を向けンのがお前の喧嘩の買い方なのかと思ったが、……そォでもないらしい。

(ワァ、と本日二度目の平坦な呆れ声)
(少女の頭上へずいと顔を近付ける)

ンなワケねェだろ阿呆かお前。
……薄々分かってきちゃいたが、感情と表情とが全然結び付かねェタイプだな?

相応しいも何も、会話に表情を合わせてたらいつまで経っても作りモンの顔じゃねェか。
それが胡散臭ェって言ってンだよ。
ンでもって喧嘩売ってンのかって話に戻るワケ。

(分かりますかー?、と少女の二房に結い上げられた髪それぞれに手を振りながら呼び掛ける)

他人を手本にするにしても参考にし過ぎだろ。お前の感情どこ向いてンだよ。
会話してる時のオレの表情をそっくり真似たって、オレにとって相応しい顔がお前にとっても相応しい顔とは限ンねェし。
……っつっても伝わンねェンだろうなア。
12/1 02:09:11
> ヴラズィ(624)
(ENo.587)
(そんなに笑顔が下手だろうか、と少々納得がいかないように一瞬口を噤む)
(表情こそ動かないが、全く感情の動く気配がしないわけではない)

実際に友好的であるかはともかく、友好的に見せて問題を起こしたくないという気持ちは本当です。
相手に諍いを起こす気がないのならそれで十分ではないのでしょうか。
それ以上を求める気持ちが私にはわかりかねます。

……貴方が口を開く前に見せていた表情を覚えてはいませんが、然程友好的には見えませんでした。ですが、それは貴方の発言によるものです。
私は笑顔だからといって他者に喧嘩を売るような発言をした覚えはありませんので比較する状況としては不適切でしょう。

(話の流れ次第では兎も角、開口一番に不適切な言葉を相手に投げかけるようなことをしたことはない。大体問題が生じるのは話の途中でなので、最初に笑顔を浮かべることはやはり間違っていないのではないだろうかという思いがある)

貴方の言う通り、貴方の表情を気にしていなかったので覚えていません。
それにそれを覚えていたとしてもどういった会話のときに相応しい表情であるのかは分からないでしょう。
それとも、変わりさえすればどんな表情でもいいのですか?
12/1 01:27:59
> アレクサンドラ(587)
ヴラズィ(ENo.624)
……そォですね。

(返答しただけ自分は褒められて然るべきだとすら考える。誰に褒められたところで嬉しくもないのだが)
(なるほどこの少女は自分の知る天使とは異なるのだったと思い返し、へェ、と適当に相槌を打つ)

お前の場合はその笑顔がクッソ下手だっつってンんだよ。
好意より寒気を覚える類だろそれ。
嘘臭さ満載で嘘吐いてどォすンだ、やンならもっと上手くやれ。

お前は最初からオレに寒ィ笑顔を向けやがったが、その前のオレのお前への態度は友好的に見えたか?
表情の使い方がなってねェンだよ。
喧嘩売りてェのか、もしくはイカレてるようにしか見えねェぞ、お前。

(人差し指を少女の鼻先から頬へと移し、やはり無遠慮にぐにぐにとその肌を押す)
(早々に飽きたのか今回はさっさと手を離した)

よし。

(自分の要望が通ったことに一先ず満足気に頷きを返す)

今更わざわざお手本になってやンなくても、
此処までの会話の中でお前よりはオレの表情の種類はあったと思うがな。
少なくとも二つではねェわ。

……ま、話すか話さないかでしか表情を変えねェヤツだ。
端からオレの表情なんざ大して気にしてなさそうだな。

 
12/1 01:04:06
コマンド一覧
発言を削除 DELETE
ブロック BLOCK
BAN BAN
コマンドを入力
キャンセル
コマンドを入力