泡沫の踊る花畑

天に向かって枝を伸ばす大樹を中心に広がる色鮮やかな花畑。

大樹の根元にある、周囲の心躍るような景観とは不釣り合いな大きな水槽の中で、
人魚のように見える少女が光の帯と戯れながら悠々と揺蕩っている。
その傍らには彼女の尾ひれに嵌められた鎖から千切れたのであろう鉄球が転がっている……。

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> レスチェ(691)
(理由は分からずともレスチェの表情に滲む高揚を共有しようと頬をふにゃふにゃと緩めてみた)
(――のも束の間、水槽越しに鼻を弾かれ、レスチェの指先を一層じっと見つめる。……すっかり寄り目だ)

そういえばアノニムもそんなことを言ってた気がするわ。シュルークも。
……言ってたかしら。言ってないかも。
うん、でもレスチェがそう言うなら、きっとそうなのね。
利用されることより捨てられることの方が、きっとずっと悲しいわ。だから気を付けるわね。

(教えてくれてありがとう、と加えながらぴこぴこと耳ヒレを動かす)

料理だけじゃなくてシャボン玉も作れるの?
ししゅうもとっても上手だし、レスチェはなんでも作れちゃうのね!
たぶん初めて見るシャボン玉。それがレスチェが作った物だったら、もっとすてき。
前に上手くいかなかったことも、次はすごくいい結果になるかもしれないわ。

(水槽の底に寝転がり、両手で頬杖をつく。尾をゆらゆらと右へ、左へ)
(“こじいん”とは何だろう。高い食材や、道ばたに生えてる食べられる草とはどんな物だろう)
(知らない、もしくは忘れてしまった物事への疑問は尽きないが、それ以上に気になることがあった)
(今一番聞きたいことが何だったかさえ忘れてしまう前に尋ねようと口を開く)

元の世界。
レスチェはどこから来たの?
今の家に住む前は、どんなところで、どんな人と暮らしていたの?

(海に咲く花の詳細は見てのお楽しみ。分かったわ、とこくこくと頷いてみせる)
(もしかすると言わないと決めたこともそのうち忘れてしまうかもしれないが、)
(その時は友達が待ったを掛けてくれるだろう。のんびりとした心地で尾ひれで水を掻く)

(嬉しさと、心強さ。胸中に広がる素敵な気持ち。幸せな夢の中で揺蕩うようにほうと息を吐いた)
(こちらこそ、と瞳を和らげながらレスチェを手招き、水槽にくっつけた自分の額をもう片方の手で指し示す)
(彼女も水槽に額を当ててくれたなら、水槽越しにそっと口付けを落とすだろう)
4/9 06:19:44
> F・フォイル(664)
レスチェ(ENo.691)
(たまに遊びに来ると聞いて、その人はフォイルに会いに来ているのね!と心の中で再びはしゃぎ、顔が少しにやけてだらしなくなっている)

悪い女の人もいるだろうけど、かわいい女の子を騙すのは悪い男って相場が決まってるのよ。
ずっと一緒にいるならその人は大丈夫かもしれないけど、
あんまり簡単に心を許しちゃだめなの。
じゃないといいように利用されて捨てられちゃうんだから!

(指先で今度は少女の鼻を弾くように水槽をつつく)

ふふ、フォイルに見せてあげられるように手に入るといいなあ。
なかったら作ってもいいかもしれないけど、
前に石鹸から作ってみたときは
あんまりうまくシャボン玉にならなかったのよね……。

あたし料理はね、そんなに上手くはないけど、
孤児院では皆で当番制で作ってたから作れるのよ。
ただ、高い食材は使ったことも食べたこともないから、
そういうのは使えないのよね……。

でも、道端に生えてる食べられる草とかはわかるわ。
……それも元の世界の草なら、だけど……。

(ここでは役に立たないスキルだなあと、自分で言って少し落ち込んだ)
(しかし、少女から海に咲く花を見せてあげると聞くと、楽しそうに目を輝かせる)

海に咲く花…?
そんなのがあるの?……見てみたい!
浅瀬では見たことないから、深いところにあるのかしら!
どんな花なのかしら……?あっ、言わないでね!
見たときの楽しみにしておきたいわ!

(両手の指を組んで落ち着きなく笑う様子は、外見の年齢よりずっと幼く見える)

一緒に笑ったり、助け合ったりって誰とでもできることじゃないから、
それができる相手がいるってとってもすてきなことよ。
ありがとうね、フォイル。
あたし、すごく心強いわ。
4/5 03:39:01
> レスチェ(691)
シュルークはいつも一緒じゃないわ。たまに遊びに来てくれるの。
いつも一緒なのはアノニムだけ。

悪い男の人?
騙されちゃうのは、あんまりよくなさそうね。
でもどうして男の人なの?
悪い女の人はいないのかしら。

(レスチェの指を注視するも、その意図をよく理解していないようでその指先を水槽越しにつんつんと突く素振りをみせる)

プラナリア?プラナリアも怪我をしたらすぐに治るの?
じゃあ、アノニムはプラナリアなのかしら。
それともプラナリアがアノニムなのかしら。

痛い……痛い、そうね。
えいっ!したら、痛いって言ってたような気もするわ。
痛いのはよくないわよね……、アノニムに悪いことをしちゃった。
後で謝っておかなくちゃ。

(申し訳なさそうに眉を下げるも、レスチェにつられて微笑みを湛える)
(家に帰り着く頃には謝ろうという意思ごと忘れているということを、今はまだ知らないまま)

ふわふわで、きらきらで、かわいくて、きれい!
すごいわ、シャボン玉にはすてきがいっぱい詰まってるのね!
でも、ふわふわなのに柔らかくないのは不思議。
透明なのに七色に光るだなんて想像も出来ないし、実物をこの目で見てみたいわ。

(“シャボン玉を一緒にやる”というのがどういったことなかもよく分からないが、)
(友達とならどんなことでも楽しいだろうと、ええ!と元気よく首を縦に振る)

お姫様は畑仕事をしないの?
じゃあレスチェ姫が畑仕事をする初めてのお姫様になるのかしら。
『レスチェ姫の畑と人魚のお友達』。面白そうね、読んでみたい。

レスチェは料理も出来るのね、すごいわ!
レスチェが育てた食材で、レスチェが作ったスープ。
ふふ、それって世界に一つだけのスープよね。

(楽しみにしてる、と踊るようにゆらゆらと水中を漂う)

……何をするつもりだったのかし……あ!そうだった。そうだったわ。
レスチェは陸に咲く花のししゅうをしたハンカチをわたしにくれたでしょう。
だからわたしは海に咲く花をレスチェに見せてあげようと思って。
わたしにはししゅうは難しそうだから何か他のかたちにして、レスチェにあげるわ。

(陸で転がったら水槽から出られるだろうかと考えたが、そうなると友達を驚かせてしまいそうだ)
(ありがとう、と彼女と同様に安心感に満ちた笑顔を返す)

二人でいたら、きっと何も怖くないわ。
楽しい時は笑い合って、困った時は助け合って。
それってすごくすてきなことね。
1/22 06:48:43
> F・フォイル(664)
レスチェ(ENo.691)
シュルーク??
てっきり二人で過ごしてるんだと思ってたけど他にも誰か一緒なのね。
でも、だめよフォイル。
一緒にいてくれるから優しいなんて言ってたら
いつか悪い男の人に騙されちゃうんだから。

(めっ!と迫力のない顔で水槽に指を突きつける)

アノニムは怪我してもすぐ治るの?
プラナリアみたいね。
でも治るとしても痛いんじゃないかしら。
痛いのはよくないわ。

(何度かえいっ!とされているらしいその人物を思い浮かべ、少々心配そうな顔で呟く)
(それでもやめておくという言葉を聞けば安心したように微笑む)

そうね。シャボン玉はふわふわきらきらしてて可愛くてきれいなのよ。
柔らかいわけじゃないけど優しいと思うわ。
ここでも売ってるのかしら?
もし売ってるのを見つけられたら買ってくるからそのときは一緒にやりましょ。

(透明なのに七色に光るのよ、と嬉しそうにとりとめのない説明をして)
(ずっと仲良くしましょうという言葉には笑顔で大きく頷いて同意を示す)

畑仕事をするお姫さま。
ちぐはぐで面白いわ。童話みたい!
収穫できたらフォイルにもあげるわね。
じゃがいもと豆のスープなんて作ったらきっと美味しいと思うの。

(きっと童話のタイトルは『レスチェ姫の畑と人魚のお友達』ね、となんのひねりもないタイトルを楽しそうに口にする)

(出られないと困る、という少女の言葉に首を傾げる)

何をするつもりなのかしら?
あたしもフォイルが何をするつもりなのか知りたいから水槽から出られるといいわね。
大丈夫、きっと出られるわ。

ありがとうフォイル。
あたしもフォイルが陸で転がっちゃったら、なんとかして助けるからね。
自力で運ぶのは無理かもしれないけど、必ず助けを呼ぶわ。

フォイルと一緒なら怖いことがなくなって楽しいことばかりね。

(元より海の危険などそう正確に把握もしてなさそうだが、ふにゃふにゃとした笑顔には確かな安心が浮かんでいる)
1/22 05:40:13
> レスチェ(691)
(何処か胸を張っているように見えるレスチェになるほどと頷きを返す)
(次いだ彼女の呟きは聞き取れはしたものの理解は出来ず、)
(しかしどうやら楽しげな様子なので、彼女につられてにっこりと笑った)

そういえばシュルークも、アノニムは心が狭いって怒ってた気がするわ……。
でもね、本当に良い人なのよ。……人なのかしら。
人かどうかはわからないけど、わたしと一緒にいてくれるから、アノニムは優しいのよ。

怪我……?アノニムは怪我なんてしないわ。
いいえ、怪我はするけど、すぐに治るのよ。
確か、何度かえいっ!ってした気がするけど、アノニムは今朝も元気だったもの。
……元気だったかしら。うん、大丈夫、元気そうだったわ。

でも、レスチェがだめって言うなら、えいっ!ってするのはやめておく。

(対照的に此方は本気だったようで、張っていた肩を宥められるままに下ろした)

ふふふ、レスチェはすぐにすてきな言葉を見つけてくれる。
シャボン玉って何かしら。
わからないけど、ふわふわなら、きっと優しいものなのね。

(まだ見ぬシャボン玉にそっと触れる思いで水槽に差し込む光の帯をなぞる)

もちろん、もちろんよレスチェ。
何かを知ろうとする時って、知ってもいつか忘れちゃうんじゃないかって、
いつも楽しみな気持ちと不安な気持ちが半分半分だったの。
でも、レスチェを知ることなら楽しみでいっぱいだわ。
ずっと、ええ、ずっと仲良くしましょうね。

(ずっと仲良く。胸の内で繰り返し、喜びをめいっぱい宿した満面の笑みを浮かべた)
(もしかすると誰もが忘れっぽいものなのだろうかと首を捻りつつ、)
(わたしといっしょなことが増えたわね!、と頬を緩ませる)

じゃがいも。豆。
食べたことはあるけど、育っている最中の姿は見たことがないわ……。
庭が全部レスチェの畑になったら、そこはもうレスチェのお城ね。
命に繋がる実りがたくさんある、すてきなお城。

(緑に囲われた城を思い描き、そうしたらレスチェはお姫様ね、と無邪気に微笑む)

水槽から?
どうかしら、出られるのかしら。
わたし、水槽から出たことってあったかしら。
わたしが思い付いたことをするには、出られないと困るわ……。
後でアノニムに確かめてみるわね。

わたしが陸を歩けないように、レスチェは海で泳げない。
もしもレスチェが波に攫われてしまったら、その時はわたしが助けるわ。絶対に。

水槽から出られたら、レスチェと浅瀬で水遊び。
出られなかったら、出る方法を考えてくるわ。
ふふ、海へ行くのが楽しみ。
1/22 04:45:35
> F・フォイル(664)
レスチェ(ENo.691)
ふふふ、実際にやったことがあるから。
一度体験したことは思い浮かびやすいのよ。

(賢いと言われて少しだけ誇らしそうに微笑む)

分け合うことができない好きなもの…。
友達同士で同じ人を好きになってしまって……なんて。
なんだかそれはそれでロマンのある話だわ。


(独り言なのかにまにまと小声で何かつぶやいている)

そんなこと言っちゃうかもしれないんだ!?
女の子相手にそんなこと言うかもしれないなんて結構心の狭い人なのかしら…。
あっ、でも水槽の角でえいっ!ってやっちゃだめだからね。
そんなことしたらさすがに怪我しちゃうもの。
フォイルが慰めてくれたら十分だわ。

(そこまで本気で受け止めてはいないようで軽い口調で少女を宥める)

きっとフォイルは頭の中が空っぽになってるんじゃなくてすぐに別のものが詰まっちゃうだけなのよ。
でもそれも個性ってやつなんじゃないかしら。
あたしフォイルのふわふわ浮いたシャボン玉のようなお話好きよ。

親友になるためにはもっとたくさんいろんなことをお互いに知らないとね!
この先何度も会ってお話してたらきっとそうなれるわ。
あたしとずっと仲良くしてね、フォイル。

(この先何度も会うことを疑ってない様子でふわふわと微笑みを返す)

あたしの周りには忘れっぽい人が多いのかも。
それで言うとあたしももしかして忘れっぽいのかしら…?

畑ではねぇ、じゃがいもとか、豆とか育ててるわ。
本当はとうもろこしを育てたかったけどそれは流石に場所を取り過ぎちゃうかと思って。
でもあのまま二人が庭を使わないんだったら全面使って育てちゃおうかしら。

って、やっぱり海のこと忘れちゃってたのね。
フォイルって水槽から出られるの?
できるんだったら二人で水遊びするのなんて楽しそうじゃないかしら。
あたしは泳げないから浅瀬になるけど。
1/22 04:00:49
> レスチェ(691)
食べ物の交換!
そうだわ、そういうことも出来るわね。
レスチェは本当に賢いわ、わたし、そんなこと全然考え付かなかった。

好きな物が違ったら違ったで、良いこともあるのね。
同じ物が好きなのに、それが一つしかなくて、分け合うことも出来なかったら困ってしまうものね。

(組み合わせた両手を頬に当て、感心した様子できらきらと瞳を輝かせる)

大丈夫よ、アノニムはそんなこと……、そんなこと……言うかもしれないけど、とっても優しいもの。
レスチェのことだって、わたしと一緒に覚えてくれたんだから。
わたしがレスチェのことをちゃんと覚えていられるようにって、覚える練習に付き合ってくれたんだから。

でも、もしアノニムがレスチェに酷いことを言ったら、その時は私が水槽の角でえいっ!ってするから安心してね。

(えっへんと何故か自慢げに胸を叩く)
(レスチェから優しいと言われたことと、何より自分がレスチェに送った優しいという言葉が否定されなかったことに)
(ただただ嬉しそうに、安らいだ表情を浮かべた)

わたしの頭の中は気を抜くとすぐに空っぽになっちゃうから、
レスチェのことでいっぱいなくらいがちょうど良いと思うわ。

親友……?
まあ、まあ、なんてすてきな響き!
わたし、親友ってなんだか知ってるわ。とても仲の良い友達、そうでしょう?
ふふ、うふふ、レスチェと親友。
そうなれたら、わたし、すっごく嬉しいわ!

(耳ひれと尾ひれがぱたぱたと忙しなく動く)
(水槽の壁にぺたりと額をくっ付け、人懐っこい笑みを向けた)

怒られないの?そう、良かったわ。安心。
それに忘れっぽいなんて、ふふ、わたしといっしょね!

(言葉通り安心した表情を見せたのも束の間、畑と聞いて興味深そうに背筋を伸ばす)

畑?レスチェは畑を作ってるの?
畑って、作物を育てる場所よね?
すごいわ、何を育てているの?

(“二人”という言葉に一瞬疑問を抱いた、……はずだが質問する前にその謎は何処かへ過ぎ去っていった)
(そもそも何故庭の話になったのか。レスチェの家の庭には水槽があるのか。自分と同じくらいの大きさだろうか)
(情報量が増えたことで話題の軸を少しずつ忘却していることにも気が付かないまましきりに首を傾げる)

海……?
海は綺麗よね、わたし、海は好きよ。

……わたしの思い付いたこと?

(頭上いっぱいに疑問符を並べて、暫し)
(ぽんっと軽快に両手を合わせた)

ああ、いけない!すっかり忘れてたわ。
そうね、海。海だったわ。
思い付いたことがある。ええ、ええ、大丈夫、思い出したわ。

レスチェの言う通りね。
わたし達、海に行けばいいんだわ。
不思議ね、どうして忘れちゃったのかしら……。

(レスチェが覚えていてくれてよかったわ、なんて暢気に笑ってみせる)
1/22 03:32:10
> F・フォイル(664)
レスチェ(ENo.691)
そうね。同じものを好きになれたらいいとあたしも思う。
でも無理なら無理で良いことだってきっとあるわ。
例えば食べ物であたしとフォイルの好きなものが違ったら、
お互いに苦手なものを好きなものと交換したりもできるだろうし。

(全てが食べ物のようにはいかないだろうけれど、そこまで深くは考えていないようだ)

ふふ、フォイルがたくさん見つけてくれるのは嬉しいけど、
アノニムって人の手が疲れちゃいそうね。
いつか会ったときに「おまえのせいで手が疲れる」なんて言われちゃったらどうしようかしら。

(言葉とは裏腹に楽しそうに笑い声を零している)

フォイルが優しいから周りに優しい人が集まるのよきっと。

(自分が優しいと言われたことには嬉しそうにするだけで否定はしない)

たくさん約束をしたらフォイルの記憶の中があたしでいっぱいになっちゃいそうだわ。
約束を覚えててくれたら嬉しくてあたしの中もフォイルでいっぱいになっちゃうのかしら。
親友っぽくて悪くないわ。
まだ会うのも二回目だっていうのにね。

(満更でもなさそうに軽い口ぶりだ)
(さっそく話題にした人物の名前を忘れた様子の少女に目をまん丸くする)

口に出したばっかりなのに忘れちゃうなんて器用ね!
向こうも忘れっぽいから多分怒られはしないけど。

庭にはあたしが隅っこで作らせてもらってる畑くらいしかないから、
空いてるところに水槽を下ろすくらいは問題ないと思うけど、
二人は庭に興味はないみたいで何にも置いてないから遊ぶには向かなそうなのよね。
フォイルの水槽ごと動き回るにはきっと狭いし。

でも、そもそもフォイルは海に行きたかったんじゃないの?
それなら一緒に海に行けばいいじゃない。
フォイルの思いついたとっても良いことっていうのがあたしは気になってるもの。
1/22 03:03:39
> レスチェ(691)
全部は無理……、そうなの?
でも、全部じゃなくっても、わたしが好きな物をレスチェも好きになってくれたら嬉しいわ。
……ああでも、レスチェが好きな物をわたしも好きになるんだから、
わたしがそれを好きになった時には、もうレスチェもそれが好きなのよね。
うん、うん、それはすてきなことだわ。とっても。

(褒め言葉を受けて、ありがとう、と嬉しそうにとろけるように微笑む)
(お互いの良いところを見つけようと、うんうんと何度も頷いて)

任せて、レスチェ。
たくさん、たくさん見つけるわ。
そしてたくさん、たくさん教えるの。
レスチェにはこんなにも良いところがたくさんあるのよって、
あなたに、みんなに、もっと知ってもらえるように。

わたしの良いところをレスチェが見つけてくれるなら、ふふ、良いところの教え合いっこね。
二人の良いところが溶け合って、きっととっても楽しくて、優しい時間になるわ。
家に帰ったらレスチェの良いところをアノニムに書き留めてもらわなくっちゃ。

(それでしっかり覚えるのよ、と意気込んで尾ひれを左右に振る)
(自分の頬をつねってみると――力加減を誤った――じんじんと痛んだが、)
(これが水槽の向こうにいる友達の手によるものであれば優しい痛みに感じるのだろうと目元を和らげる)

ふふ、レスチェは優しいわね。
……わたしの周りにいてくれる人は、みんな優しい。

レスチェとの約束は、わたしにとっても楽しみなこと。
だからそれを忘れちゃったら、レスチェは許してくれても、わたしがわたしを許せないかも。
でも、自分で自分を悪く言うのはなんだか悲しいわ。

だからやっぱりレスチェのことはもちろん、レスチェとの約束もちゃんと覚えていられるように頑張るわね。
忘れちゃった時には叱ってくれるっていうレスチェの優しい言葉も、全部。
大切にし忘れるくらいにあなたとの約束が当たり前になっても、その約束が大切なことに変わりはないもの。

(庭に関しては胸の前で腕を組み、水槽の底にごろんと転がる)

広い……けど、狭いの?
レスチェの家の庭は不思議ね。人によって伸びたり縮んだりして見えるのかしら。
わたしにはどういう風に見えるかしら……。

ガルナさん。……ガルナさん。
えっと、そのガル……ガ……?
……その人にとって大事な庭なら、わたしは入らない方が良いかもしれないわね。
水槽を地面に下ろすと、花や草を潰してしまうから。
……でも、それだとレスチェとは何処で遊んだらいいのかしら……。
1/22 02:28:15
> F・フォイル(664)
レスチェ(ENo.691)
好きな人の好きなものを好きになる……。
わかる気もするけど、あたしは全部は無理かな。
でも好きな人と同じものを好きになれるのはすてきなことだと思うわ。

(ふにゃっと笑ってフォイルはすてきね!と少女を心から褒める)

ありがと。
フォイルがたくさんあたしのいいところを見つけてくれたら、
あたしが嫌いなあたしの部分も少しは自信を持てるようになるかもしれないわね。
あたしもフォイルの良いところを教えるからフォイルも見つけて教えてね。
悪いことって印象が強いからついついいつも先に思い出してしまうけど、
何度も言われればきっと良いところだってすぐに思い出せるようになるわ。

(自分に言い聞かせているのかそうなればいいと願うように胸に手を当てる)

フォイルが忘れっぽいことは教えてもらって知ってるもの。
それでも仲良くなったんだから、ちょっと約束を忘れられたくらいで絶交したりしないから安心してよ。
でも、忘れちゃったときはちゃんと怒るわ。
だってそれはあたしがフォイルとの約束を楽しみにしてたって証拠でもあるものね。

(怒ったらほっぺたをつねっちゃうかもしれないわ、と水槽に入っている少女に対してどう行うのか深く考えないままの言葉を紡ぐ)

家に庭はあるし、あたしからすると広いと思うんだけど、
でもガルナさんはよく狭いって言ってるからフォイルと遊ぶとするとどうかしら?
あ、ガルナさんっていうのはあたしを住まわせてくれてる人でお家の持ち主さんよ。

(庭で遊びたがっていると判断したのか少し難しそうな顔をしている)
1/22 00:59:41
> レスチェ(691)
もちろんよ。
好きな人のものは好きになるわ。だって好きだもの。
レスチェの好きなものだって、きっとわたしは好きになる。
そういうものじゃないかしら。違うのかしら。

(何処か口惜しげに見えるレスチェに不思議そうにしつつ、同意を期待する眼差しを向ける)
(星の欠片に関しては、きっとそうね、と両手を合わせて大きく頷いた)

こちらこそ、こちらこそよ。
頑張るって言ってくれてありがとう。
わたしのこと、信じようとしてくれてありがとう。

誰かに悪く言われたら、とっても悲しいわね。それはわたしにもわかるわ。
日頃から覚えていられる人は、きっと簡単には忘れられない。
だからね、レスチェ。
レスチェが誰かに悪く言われた時のことよりも、わたしに良く言われた時のことを強く思い出せるように、
わたしがレスチェの良いところ、すてきなところ、たくさん見つけて覚えていくわ。
忘れないように、わたしも頑張る。

(ちゃんと覚えていたいもの、と無邪気に微笑んでみせる)
(約束を大事そうにしなくてもいいと言われるとは思いもよらず、意外そうに瞳を丸くした)
(その答えは続く話の中にあるのだと、注意深く耳を澄ませる)

大切にし忘れるくらい当たり前に……。
……そう。忘れることもすてきに思えるような、そんなすてきなこともあるのね。

ああ、ありがとうレスチェ。
わたし、またあなたにとても大事なことを教えてもらった。
そうね、一番大切なのはレスチェのことをずっと覚えてること。
大切なあなたに会いに行くことだわ。

大切が積み重なって、当たり前になっていく。
特別が積み重なって、日常になっていく。
それはとても贅沢で、夢みたいにすてきなことね。

 わたし、そんなすてきな日々をあなたと送りたいわ。
ええ、だから、あなたを一番に覚え続ける。
他のどの約束よりもレスチェが一番大切だもの。
……ふふ、わたしが約束を忘れてしまったら、その時はうんと叱ってね。

(水槽に差し込む光で煌めく瞳を柔らかく、幸せそうに細めた)
(歩みを止めたレスチェの前へとふよりと泳いで移動し、くるくると手を回して水と戯れる)

家の中って、濡れたら困るものがたくさんあるんでしょう?
一般的な床は濡れると傷むって聞いたわ。
大きな敷物が濡れると洗濯が大変とも聞いた。
あと……なんだったかしら。とにかく家の中は濡れたらだめなのよ、確か。

レスチェさえよかったら、ええ、外で遊びましょう。
そうだわ、レスチェの家には庭はある?
1/11 06:00:32
> F・フォイル(664)
レスチェ(ENo.691)
(心配を素直に受け止めてもらい満足そうに頷く)

そのアノニムって人が好きなものだとフォイルも好きになるの?
好きな人の好きなものは好きになっちゃう感じなのかしら。

(その流れにときめきを感じ、恋の話を振ろうとしてしまうが、以前にその相手とは今後も変わらない関係のままでいると聞いていたため、結局少々残念そうに口を閉じた)

光ってないとあたしたちから見えないから、見える場所まで来てくれたのかもね。
こんなにきれいなのに誰にも見てもらえないともったいないものね。

(自分の浮かべた曖昧な笑みに言葉を返してくれた少女の瞳を見つめ返して口を開く)

ありがとうフォイル。
あたしね、誰かに悪く言われるとすっごく気にしちゃうの。
それこそ大切な人がそれを否定してくれても、それを信じきれなくなるくらい。
でもね、信じようと頑張ることはできるわ。
だから頑張るわね。

(実際に以前そんなことがあったのか、随分と実感のこもった口ぶりだ)
(それでも、眉は少々下がっているものの、しっかりとした笑みを浮かべている)

ふふ、フォイル、そんなに大事そうにしなくても大丈夫よ。
一緒にいる時間が増えるとね、約束ってどんどん増えていくの。
もちろん全部大切にできたら素敵だけど中々そうはいかないじゃない?
だって、約束するのが当たり前のことになるんだもの。
約束を大切にして守ってもらえたら嬉しいけど、うっかり大切にし忘れるくらい当たり前になることもすてきだなってあたしは思うわ。
忘れろってことじゃないから、覚えて守ってくれるのは大歓迎だけどね。
ただ、たくさんの約束を全部覚えるよりあたしのことを覚えてて会いに来てよ。
そしたら他の約束を忘れたって喧嘩して仲直りしてまた一緒に話せるわ。

(覚えていたいことは優先順位はつけないとね!とにこにこと笑って言う)
(外でいいという言葉に水槽の周囲を回っていた足を止めて少女に向き直る)

えぇ?外でいいの?
水を零すくらい二人とも気にしないと思うけどなあ。
まあでも、入るのが大変だものね。
家を見たあと外で遊べばいいわよね!
1/11 05:07:04
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