どこかの異空間にある掘っ立て小屋

――――――どこかの異空間。それは作られた場所。
青々と茂る森の中に立つ一軒の小屋、古いその小屋もまた作られた場所。
それもこれもすべて、偽りの神と謳われたモノの手によって具現化したものだ。
小屋の中は一見、ただの掘っ立て小屋らしくシンプルだが、地下へと続く床扉の下には異様な空間が広がっていることだろう。
兄弟たちにはそこにいてもらっている。形ある者、無い者、どれも皆。

完全にまで再現された森と湖が広がるだけの空間の中央にその掘っ立て小屋はある。
訪問すれば中性的な見た目の竜人が出迎えてくれるだろう。
人の好いこの竜人は、誰もを歓迎しているようだ。

また、帰りたいと願えば森の道は知っている道へと自然と繋がる。
いわばここは神隠しのような場所だ。
どんな人でも気づいたら足を踏み入れていて、でも帰れないわけではない。
帰る時にこの空間の主が、帰り人へランタンを分けてくれるだろう。それが道を照らしてくれる。
 

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> No.Ⅵ ロック・ザ・フォーエ・ヴァー(809)
夢見バク(ENo.819)
「おおう、お前も作られたのか・・・。
と言うか、本当に気合でどうにかしたんだな、素直でいい子だ、うん。」
小屋の中に入りかなりしっかりしている作りで驚く。

「おー、結構しっかり作ってるな。

ああ、ソラとはまた会うって約束したからさ。
・・・そうだな、どっかで会えればいいんだけど。
まあ、なんかこんな異空間だったらいつか来てくれるんじゃないか?」
5/18 17:41:02
> 夢見バク(819)
フォーエ(ENo.809)
「あはは、まあ…僕って貪欲な人間に作られた存在だったから、ね。作られた存在ってだけに早く育ったりもしたのかも。僕も気づいたらこれだけ成長してたし。
 もうそこからはサッサと逃げだして、その後は人の生活とか、人間について色々学んだんだ。覚えることは多かったけど、おかげで色々分かったよ。」
掘っ立て小屋に入れば、まあシンプルな構図だ。丸太の壁と木の床でできた内装にいくつかの窓と部屋分けの扉が2つほど。おそらく寝室と手洗い場への扉だろう。
キッチンも居間も玄関も一つの部屋なので、そのままカウンターの方へ向かっていく。

「あ、そうなんだ? よかった、ソラには無事に会えたんだね。
 そっか…でもあの酒場の他のメンバーとはまだ会えてないんだね。どこかで会えるといいなぁ。」
5/18 16:48:00
> No.Ⅵ ロック・ザ・フォーエ・ヴァー(809)
夢見バク(ENo.819)
「いやー、子供の成長は早いって言うけどここまで早いとはなぁ。
見た目で行っちゃえば俺と同じぐらいか?」
竜だとはわかっていたがやはり子供の成長を見ると嬉しい物がある。

「いやいや、お茶で十分だよ!
気遣いまでできるようになってるとはなぁ。

他の奴か?
もちろん、ソラとは出会えたぞ。
それ以外の奴とは会えてないな・・・。」
5/18 16:26:32
> 夢見バク(819)
フォーエ(ENo.809)
「あ、よかった覚えててくれた。 うん、あの夢を見なくなってからちょっと色々あってね。」
​​​​​​微笑んで、カンテラを引いた。
「立ち話もアレだし、小屋にいこっか。大したものは出せないけど…お茶ぐらいなら出すよ。」
「そういえば、バクに会えたんだし、他にも夢を一緒に見てた人と会えるのかな。誰かに会ったりした?」
5/18 00:44:06
> No.Ⅵ ロック・ザ・フォーエ・ヴァー(809)
夢見バク(ENo.819)
「・・・フォーエ?あ、フォーエか!
ポンっと手を叩いた。

「そうだよ!通りで見たことあると思った!
フォーエ、お前成長したな~?
つい昨日までアコーディオン弾いてたようなもんなのに。」

親戚のおじさんの様にその姿を見て成長を感じている。
5/18 00:30:51
> 夢見バク(819)
フォーエ(ENo.809)
「…え? あ、もしかして…。」
掘っ立て小屋に入る前にそちらへ近づき、失礼ながらカンテラを掲げて見つめて。
「…バク、かな? えっと、覚えてるかな。僕、フォーエだよ。夢見てる時に確か会ってた気がするけど…合ってるよね?」
5/17 23:51:38
夢見バク(ENo.819)
「え、ああ、おう、ゆっくりしてくわ・・・。」
どこかで見たことある姿なのだが思い出せない。

「・・・なあ、お前、どっかで会ったことないか?」
5/17 22:49:04
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