どこかの異空間にある掘っ立て小屋

――――――どこかの異空間。それは作られた場所。
青々と茂る森の中に立つ一軒の小屋、古いその小屋もまた作られた場所。
それもこれもすべて、偽りの神と謳われたモノの手によって具現化したものだ。
小屋の中は一見、ただの掘っ立て小屋らしくシンプルだが、地下へと続く床扉の下には異様な空間が広がっていることだろう。
兄弟たちにはそこにいてもらっている。形ある者、無い者、どれも皆。

完全にまで再現された森と湖が広がるだけの空間の中央にその掘っ立て小屋はある。
訪問すれば中性的な見た目の竜人が出迎えてくれるだろう。
人の好いこの竜人は、誰もを歓迎しているようだ。

また、帰りたいと願えば森の道は知っている道へと自然と繋がる。
いわばここは神隠しのような場所だ。
どんな人でも気づいたら足を踏み入れていて、でも帰れないわけではない。
帰る時にこの空間の主が、帰り人へランタンを分けてくれるだろう。それが道を照らしてくれる。
 

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> No.Ⅵ ロック・ザ・フォーエ・ヴァー(809)
夢見バク(ENo.819)
「帰るのも簡単来るのも簡単。
案外身近なもんだな。

じゃあな、フォーエ。
また来るわ!」
手を振って標識に自他がってあるいって行った。
5/25 20:55:16
> 夢見バク(819)
フォーエ(ENo.809)
「うん、だから安心してほしいな。
  あ、もしこっちに来たいときは僕の姿を思い浮かべながら森や林の中に入ってみて?こっちに導かれるから。
  
  うん、帰り気をつけてね。またね?」
外に出て、手を振って見送るだろう。
5/25 19:43:00
夢見バク(ENo.819)
「おお、自動で回収されるのか、いいなそれ。」
​​​​​試しに外に向けてカンテラを差し出してみる。
「・・・どうやら、もう導いてくれそうだな。」
薄くだが標識のような影が見えている。
「んじゃ、今日は帰るわ、紅茶ありがとうな。」
​​​​​​
5/25 00:33:19
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