クラゲとアホウドリ
好物に惚れてしまったアホウドリと天敵に落とされたクラゲの話。
「…………………………………………………まあ、たまに、なら……」
ぼそぼそと呟いた。
11/21 23:51:48
「…………………………………」
11/21 23:50:55
「…………………………」
11/21 23:50:29
「この場所で、お前の気が変わるのをまとう…」
11/21 23:37:47
「怖くないなら、構わないか…?
無論…会いたくないというのなら無理にはいわない」
11/21 23:36:54
「ーー…………別に、こわくない…俺、軍属してたし」
面影を残すその顔にはどうしても弱い。
11/21 23:17:38
「獲物に情はもたない。
……だがお前とは捕食対象ではなく対等な関係になりたい、思った」
顎に軽く手を当て、少し考える仕草。
「俺はもうクラゲは食わない…、お前も、お前の仲間も。
それでも、怖い…か?」
11/21 22:36:13
「…どうだかな。なんだ、獲物に情でも沸いたか?」
11/21 22:29:02
「……?」
緩く首をかしげる
「俺はお前を食わない、と言ったはずだ………
捕食しないなら、もう“天敵”ではないだろう?」
11/21 22:22:07
「…………いや。というかまだ会うつもりだったのか…?食う側と食われる側だぞ?」
あからさまにがっかりした声に少しうろたえたが、疑問はぶつけておいた。
11/21 22:19:31
「………そうか、…ならもう、会えないのか…」
どこか寂しそうに声のトーンが落ちた。
11/21 22:13:37
「…いや、陸には滅多に行かない。上がったのも久しぶりだ」
11/21 22:05:59