彼岸僅かに近しい場所
更地に古く崩れた教会がひとつ。
それは誰のものでも無く、ただ朽ちる時を待つばかりだ。
それだけの場所ではあるが
強いて特筆する点を示すならば……
ひとつ、この場所は”対岸”に近しい事
ふたつ、教会には亡霊が居着いている事
みっつ、更地では白い茨が散見される事
これだけだ。
information!
ここはEno.1130(亡霊)の住処です。来訪者に制限はありません。
『彼岸に近しい場所』とありますが、特別な事はありません。幽霊スポットみたいなものです。
教会付きKBFとでも思ってもらえれば大丈夫です。
また、この場所では不穏な展開になる事が多く予想されます。ご了承ください。
それは誰のものでも無く、ただ朽ちる時を待つばかりだ。
それだけの場所ではあるが
強いて特筆する点を示すならば……
ひとつ、この場所は”対岸”に近しい事
ふたつ、教会には亡霊が居着いている事
みっつ、更地では白い茨が散見される事
これだけだ。
information!
ここはEno.1130(亡霊)の住処です。来訪者に制限はありません。
『彼岸に近しい場所』とありますが、特別な事はありません。幽霊スポットみたいなものです。
また、この場所では不穏な展開になる事が多く予想されます。ご了承ください。
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亡き者(1131)
(1130)
メリッサ・ベルナールド(ENo.1127)
「──!」
(この気配……オスカーさん?それともクグマさん……いや、今はいずれにせよ)
「重ね弔!!」
体の中心を軸に錐揉み回転しながら大鎌を一回転させる。
それはたった一度の斬撃に見えるが、その実態は──
「──不意打ちのつもりでしたか?」
床と壁と天井、それぞれ両側に、"Xの字"に亀裂が入る。
迫り来ていた白い茨は、瓦礫ごと両断されるだろう。
(この気配……オスカーさん?それともクグマさん……いや、今はいずれにせよ)
「重ね弔!!」
体の中心を軸に錐揉み回転しながら大鎌を一回転させる。
それはたった一度の斬撃に見えるが、その実態は──
「──不意打ちのつもりでしたか?」
床と壁と天井、それぞれ両側に、"Xの字"に亀裂が入る。
迫り来ていた白い茨は、瓦礫ごと両断されるだろう。
8/21 21:49:47
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亡き者(1131)
メリッサ・ベルナールド(1127)
亡霊(ENo.1130)
無論。本来それ程の規模ある茨全てが動けば人のひとりふたりは傷つくものだが────
そのようなことは無い。ただの傀儡であるヒューブリオネットも、実態のないラークシャスでさえ、その茨は避けていた。
そのようなことは無い。ただの傀儡であるヒューブリオネットも、実態のないラークシャスでさえ、その茨は避けていた。
8/21 21:43:32

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亡き者(1131)
メリッサ・ベルナールド(1127)
亡霊(ENo.1130)
メリッサが振り向いたその瞬間。
床の、壁の、天井の、教会全てに蔓延る白茨が蠢いた。
……否、ただ蠢くだけではない。
メリッサの武器めがけその茨は動き出す。
武器を壊す為でなく、その武器を取り上げる為に。
床の、壁の、天井の、教会全てに蔓延る白茨が蠢いた。
……否、ただ蠢くだけではない。
メリッサの武器めがけその茨は動き出す。
武器を壊す為でなく、その武器を取り上げる為に。
8/21 21:41:52


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亡き者(1131)
(1130)
メリッサ・ベルナールド(ENo.1127)
「ならば付き合う必要はありません。
今すぐこの世から、欠片も残さず消え失せてください」
大鎌を振り上げ、大きく踏み出す。
「泡沫綴──」
→
今すぐこの世から、欠片も残さず消え失せてください」
大鎌を振り上げ、大きく踏み出す。
「泡沫綴──」
→
8/21 21:34:28

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亡き者(1131)
メリッサ・ベルナールド(1127)
亡霊(ENo.1130)
『だからとあーたの様なクソガキに付き合う気にはなれませんねぇ。』
『ッヒヒ!これでも、割とあーたの事は尊敬していた節もありましたがぁ……どうやら見込み違いだったらしいですぅ。
否、期待する事こそ間違いなればぁ……寧ろ正しいのやもしれませんがねぇ』
『ッヒヒ!これでも、割とあーたの事は尊敬していた節もありましたがぁ……どうやら見込み違いだったらしいですぅ。
否、期待する事こそ間違いなればぁ……寧ろ正しいのやもしれませんがねぇ』
8/21 21:17:29

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亡き者(1131)
メリッサ・ベルナールド(1127)
亡霊(ENo.1130)
『……自覚すらありませんかぁ。
……いいえ、敢えて見過ごさなければ正気を保つ事すら難しいのでしょうねぇ。
可哀想に、と言うのは簡単ですがねぇしかし。あーたをそうした要因はここにある……』
……いいえ、敢えて見過ごさなければ正気を保つ事すら難しいのでしょうねぇ。
可哀想に、と言うのは簡単ですがねぇしかし。あーたをそうした要因はここにある……』
8/21 21:13:17

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亡き者(1131)
(1130)
メリッサ・ベルナールド(ENo.1127)
→
血染めのローブを纏い、大鎌を携えた悪鬼と化した。
「あえて言いましょう。今この場で狩る者は……僕だけだ。
見逃すとか争いを避けるとか……"それ"を選べるのは、あなた達では、ない」
血染めのローブを纏い、大鎌を携えた悪鬼と化した。
「あえて言いましょう。今この場で狩る者は……僕だけだ。
見逃すとか争いを避けるとか……"それ"を選べるのは、あなた達では、ない」
8/21 21:03:40

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亡き者(1131)
(1130)
メリッサ・ベルナールド(ENo.1127)
「──なんて、言うとでも?理解が遅いですよ、ツーナイグ・ジュヘナザード。
僕が今の立場を得るのに、何の代償も払わなかったとでも?」
血色のよかった肌は見る影もなくなり、
「幾千の星を落とし、血泥にまみれ……最早"汚れる"余地すらない」
→
僕が今の立場を得るのに、何の代償も払わなかったとでも?」
血色のよかった肌は見る影もなくなり、
「幾千の星を落とし、血泥にまみれ……最早"汚れる"余地すらない」
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8/21 21:01:52

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亡き者(1131)
(1130)
メリッサ・ベルナールド(ENo.1127)
「……はは。ではお茶会でもしますか?
ローズヒップティー、好きだったんですよね」
メリッサの足許──泥のような漆黒がまとわりつく。
エペを正中に構えなおし、その闇を受け入れる。
→
ローズヒップティー、好きだったんですよね」
メリッサの足許──泥のような漆黒がまとわりつく。
エペを正中に構えなおし、その闇を受け入れる。
→
8/21 20:57:51

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亡き者(1131)
メリッサ・ベルナールド(1127)
亡霊(ENo.1130)
『あーしに成す事は無けれど、しかし粛清など受けるつもりは毛頭ありません。
死者と生者、互いに関わる必要は無いでしょう?』
『それにぃ……あーたのその血塗れた手を、まだ汚すのですかぁ?意味の無い義務感に囚われ、必要の無い罪を背負う事に、あーたはその手を、剣を使えますかぁ?』
死者と生者、互いに関わる必要は無いでしょう?』
『それにぃ……あーたのその血塗れた手を、まだ汚すのですかぁ?意味の無い義務感に囚われ、必要の無い罪を背負う事に、あーたはその手を、剣を使えますかぁ?』
8/21 20:53:07